nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

蝶の羽化

2021-06-26 10:53:07 | 日記・エッセイ・コラム

令和3年6月21日(月)晴  夏至

ナミアゲハ

 妻が友人の庭のキンカンの木にいた蝶の幼虫に気がつき、それを育てるべく何匹かの幼虫を頂いて、育てることにしました。

 幸に我が家の庭にもキンカンの木があるので幼虫の餌もあり、またかって蝶の飼育の経験もあったので、コロナ禍による外出が難しい時期でもあり

 暇潰しにもってこいとのことで始めました。

 その羽化第一号は「ナミアゲハ」となり、夏至の日に旅立ちました。

                        

                若齢幼虫      終齢幼虫        蛹       羽化直前の蛹

         

      羽化直後の成虫(雌、表面)

 成虫の前翅長は 4 - 6 cmほどで、春に発生する個体(春型)は夏に発生する個体(夏型)よりも小さい。翅は黒地に黄白色の斑紋や線が多数入る。

 さらに後翅には水色や橙色の斑紋もあり、尾状突起の内側には橙色の円形の斑点がある。この橙色の斑点は目玉模様(眼定紋)としての役割をもち、鳥な

 どから頭を守る役割があると考えられている。ナミアゲハをはじめとするアゲハチョウ属 Papilio の多くは、ミカン科植物を幼虫の食草としている。

 日本では北海道から南西諸島まで全国に分布し、日本以外にも台湾、中国、朝鮮半島、沿海地方まで分布する。   【wikipedia】より

       *

令和3年6月26日(土)曇時々晴

クロアゲハ 1

 羽化の第二号は「クロアゲハ」でした。第一号が「ナミアゲハ」でしたので、まさか別の種類が羽化するとは思っていなかったので、驚いています。

 羽化に気づくのが遅く、飼育場所から既に飛び立っていたので、慌ててカメラに収めました。

      

 クロアゲハ(黒揚羽、学名Papilio protenor)は、チョウ目・アゲハチョウ科に分類されるチョウの一種。

 成虫の前翅長は45-70mmほどである。翅の表裏とも黒色で、裏面には後翅外縁に赤斑が並び、日本産のものには尾状突起がある。

 オスには後翅前縁に白い帯が見られる。この白い帯は時間と共に黄味をおびる。春型は夏型よりも小形で、赤斑が発達し、色もより濃い黒色をしている。

 4月から8月ごろまで年に2-4回発生する。幼虫はナミアゲハと似ているが、緑色の部分が濃く暗めである。

 幼虫の食草は、カラタチ、ユズ、サンショウ、ミヤマシキミなどの柑橘類の葉である。     【Wikipedia】より

     *

令和3年6月27日(日)曇

クロアゲハ 2

 起床すると、 昨日に続いて「クロアゲハ」が羽化していた。狭い場所で羽を動かしていたせいか、羽の一部が擦れていて薄くなっていた。

 無事に育つことをを願いつつ飛び立たした。連日のこととて嬉しい出来事になった。

          

 

      

 

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庭の花 3 

2021-06-22 15:39:04 | 日記・エッセイ・コラム

令和3年6月18日(金)

キバナセンニチコウ・ストロベリー・フィールズGomphrena haageana ‘Strawberry Fields’

 今年になって苗を買ってきて地植えした植物です。花期は5月〜11月。
 草丈は80cmほどになり、センニチコウのなかでは最も背が高くなり、明るいオレンジ赤色の花が人気で、草丈を生かして切り花にするとよいとのことです。
 センニチコウは一年草ですが、キバナセンニチコウは地下に球根をつくり、3℃程度保てば冬越しできる多年草とのことです。
 花言葉は、色あせぬ愛・不朽

        

センニチコウ(別名センニチソウ、グローブアマランス)

 名前の由来は、サルスベリ(百日紅)や、ジニア(百日草)より長く花が咲くので「千日紅」と名付けられたとのことです。

 ヒユ科センニチコウ属で高さは20〜50cm、花期は7〜10月で、熱帯アメリカ原産の一年草。茎は細く、多く分枝して茎先に丸い花をつけます。

     *

ダリア ダリーナ マキシ サリナス ・Dahlia Dalina MAXI

 和名・テンジクボタン 【キク科、 ダリア属】 【学名: Dahlia hybrid】 原産地:メキシコ、中米 ダリアダリーナマキシ

 通常のダリアに比べると、花が大きい品種です。

 キク科ダリア属の半耐寒性多年草(球根植物)で、草丈は50~80cm(地植えで越冬すると1m位に)。開花期は、春~晩秋。

 色鮮やかな八重咲きダリア、ダリーニャマキシ。世界トップクラスのダリア育種会社、ダリーナ社の品種で、花弁数が多く見栄えのする大輪八重咲花のシリーズです。

 分枝が良く枝ごとに花がつくので、たくさんの花が咲くようです。この花も今年の植え付けです。

         

ダリア(英語: dahlia、学名:Dahlia)はキク科ダリア属の多年生草本植物の総称。

 ダリアの名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデシュ・ダール (Anders Dahl) にちなむ。

 和名は、花の形がボタンに似ているため、テンジクボタン(天竺牡丹)と呼ばれた。

 開花時期は初夏〜秋。6月~7月頃の初夏が最盛期であるが、球根を植える時期と品種によっては秋の開花を望むことも可能である。

 比較的高温で乾燥した環境で育つ。

 原産地はメキシコで、18世紀にメキシコからヨーロッパスペインにもたらされ、その後オランダより日本へと渡った。

 以来、長い間をかけて品種改良が行われ、多種多様な花色・花容の品種が作り出されてきた。

 花言葉は、「華麗」「気品」「優雅」「移り気」「裏切り」「不安定」     【Wikipedia】より

     *

サンビリーバブル ブラウンアイガール・属名 Helianthus annus sunbeliavabie 'Brown eyed Girl' 

 キク科ヘリアンサス属の非耐寒性多年草(1年草扱い)で、初夏から秋まで種が付かないので連続して咲き続ける、1000輪咲きヒマワリとのことで、

 今年になって植え付けてみました。果たして1000輪も咲くのでしょうか、楽しみにしています。開花時期5月から7月で、草丈は20~50cm。

           

ヘリアンサス Helianthus

 ヒマワリ属(学名Helianthus)は、キク科の属の1つである。ラテン語で文字通り「太陽の花」を意味する。

 現在67種が知られているが、すべてきたアメリカの原産である。一年生植物または比較的短命な多年生植物。草本としては大柄で、60-350cmに達するものもある。

 直立性で、茎は分枝しないものと、上の方でよく分枝するものがある。葉は、下の方は対生、上の方では互生し、通常粗毛が生えており、刺のあるものもある。

 花も大きく、直径が30cmになるものもある。舌状花は黄色、管状花は黄色、オレンジ色・褐色などのものが多いが、栽培品種には舌状花が赤・樺色・茶色・白に近いクリーム色

 などのものがある。花言葉は、「憧れ」「崇拝」「誘惑」「快活な性格」。   【Wikipedia】より

 

 

 

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庭の花 2

2021-06-04 15:47:18 | 日記・エッセイ・コラム
令和3年6月10日(木)晴
 
ホタルブクロ
 妻の友人から頂いた花ですが、毎年咲き続けて増えてきたので、一部を鉢植えにして楽しんでいます。
    
         
 
 キキョウ科の多年草初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせる。
 開けたやや乾燥した草原や道ばたなどによく見られる草本で、全体に毛が生えている。根出葉は長い柄があり、葉身はハート形。匍匐枝を横に出して増殖する。
 初夏に花茎を延ばす。高さは、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につける。花は柄があって、うつむいて咲く。
 暑さには弱い一方、日陰でもよく育つ。  花言葉は、忠実、正義。     【Wikipedia】より
     *
クロボウシ(サンシモン)
 これも妻の友人から頂いた観葉植物で、ツヤのある多肉質の黒い葉が印象的な植物です。
 調べによると、原産地はモロッコ、ポルトガル地中海性気候区で、ベンケイソウ科アエオニウム属の多年草とのことです。
 クロボウシは、アエオニウム・アルボレウム種から作出された園芸品種で、「サンシモン」「アエオニウム」とも呼ばれているそうです。
        
 
 葉は長さ5~15㎝のへら形で、茎の頂部にロゼット状に付き、一つのロゼットは径10~25㎝程度の大きさになり、50~70個の葉が密生するとのことです。

 これも増えてきたので、株分けして鉢植えなどにしています。 花言葉は、永遠、いい予感

     *

シロタエギク

 これはご近所から頂いた植物で、増えてきたので株分けしています。

        

キク科セネシオ属、別名「ダスティーミラー」で、花の名は「茎葉に白い綿毛が密生している草形」に由来しているとのこと。

花期は5〜6月、高さが50〜60cmになる多年草で、花は黄色か淡黄色で小さく、鑑賞価値は余りなく、鑑賞するのは全体が美しい銀白色になる草形とのことです。

花言葉は、あなたを支える、穏やか

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庭の花 1

2021-06-01 18:40:54 | 日記・エッセイ・コラム

令和3年6月1日(火)晴

 現在、我が家の小さな庭に咲く花を、少しづつ紹介することにしました。最初は「ガクアジサイ」です。

 改築のため庭の右手にあったものを、左手の一番奥に移植して大分大きくなっています。

          

 アジサイ科に属する日本固有の落葉低木。太平洋沿いの限られた暖地(伊豆半島、三浦半島、房総半島、足摺岬、伊豆諸島、硫黄列島、和歌山県の神島)で稀に自生する。

 初夏に咲く清楚な花が美しく、観賞用の庭木としては全国に広く普及している。いわゆる普通のアジサイも本種を原種としており、かつては本種をアジサイと呼んでいた。

 花びらのように見える白いものは、萼(がく)という器官が花びら状に変化したもので、装飾花と呼ばれる。

 花はごく小さな花が密集してできており、装飾花を額縁に見立ててガクアジサイと呼ばれる。ちなみに普通のアジサイは、ほぼ全てが装飾花になっている。

 開花時期は5~7月。中心にある本当の花の色は、藍色が基本だが、ピンク、白、紫のバリエーションがあり、いずれも色の濃淡には個体差がある。

 花は両性花で10本の雄しべと3~4本の花柱があり、小さいながらも花弁の5片ある。花の期間はアジサイより長い。

 アジサイと同様に酸性土壌では花が青系に、アルカリ土壌では赤系になりやすいといわれる。 

 花の後には小さな果実がたくさんできて、秋になると褐色に熟す。ガクアジサイが庭に一株あれば、種子がこぼれて自然に繁殖するほど、その繁殖力は高い。

 葉は直径10~15センチの卵形で縁にギザギザがある。葉の表面は濃い緑色で光沢があり、両面とも毛は生じない。       【Wikipedia】より

     *

次は「ダンスパーティ」です。

 一昨年の「母の日」に、長女からのプレゼントに鉢植えの「ダンスパーティ」が送られてきました。

 この名前の花があるとは全く知りませんでしたが、調べてみると、日本に分布するガクアジサイとアメリカの園芸種を掛け合わせて作られた

 園芸品種と分かりました。ピンク色の星形の花が八重になって折り重なり、その華やかさから「ダンスパーティ」と名付けられたそうです。

 花期は6月から7月で、分岐した枝の先に10〜20cmの花序ができ、多数の花を咲かせますが、花のように見えるのはガクが発達した

 「装飾花」と呼ばれる部分で、雄蕊と雌蕊が退化しているそうです。花言葉は「強い愛情」とのことでした。

     *

 花が終わり、そのまま捨てるのも勿体ないと、妻が庭に挿木すると、幸いにも根付きして2年目になり、庭の一角に華やかに咲き誇り、

 我々の目を楽しませてくれています。

          

 

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