nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

北海道・芝桜紀行 3

2017-05-31 21:52:09 | 旅行記
平成29年5月26日(金 )
 朝食は 1 階の『せせらぎ』で頂く。新鮮な刺身や山菜の天ぷらのほか品数が多く迷うほどでした。
 その他味の濃い『養老牛 放牧牛乳』も飲んてみました。
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 食後は出発までの時間があるので、ロビーにある囲炉裏の間で、餌台に訪れる野鳥を見ることにしました。
 〈ミヤマカケス〉 は人影を見ると直ぐに飛び立つので、カメラに収めることができません。
 〈シメ〉 〈コガラ〉 〈ゴジュウカラ〉などが頻繁に飛来して我々を喜ばしてくれ、時には 〈アカゲラ
 が樹を突っつき、野鳥ではない 〈エゾリス〉 が可愛らしい動きを見せてくれました。
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 画像は先ず 〈シメ〉 です。5、6羽の集団で飛来するので、他の野鳥は飛び去ってしまいます。
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 ところがここで『餅搗き』が始まりました。搗き立てのお餅は黄粉で振る舞われ、お土産に大福を戴きました。
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 次は 〈ゴジュウカラ〉 です。右の画像では、子育てのためでしょうか餌を咥えています。
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 次いで 〈アカゲラ〉 です。樹々を飛び回りながら幹を突っついていました。
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 最後に皆さんに人気があった 〈エゾリス〉 です。大黒様に何かお願いしているようです。
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 大いに期待した〈シマフクロウ〉は見ることができませんでしたが、近くで見る野鳥たちに楽しませてもらいま
 した。
 ツアー最後の目的地は『ひがしもこと芝桜公園』です。
 その途中 〈タンチョウ 〉がバスを横ぎる様に飛来し、右手前方の林の近くに降りました。
 先日はバスの走行中に見ただけでしたので、〈タンチョウ〉が出たら一時停車する様に運転手さんにお願いして
 あったので、今度はゆっくり見ることができました。
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 ホテルを出るときは曇りで、現地ガイドは「今日も雨の心配はないようです」と言っていましたが、高度を上
 げるに従ってガスが濃くなり一時は白濁の世界になり、雨が降り出してきました。
 現地に着くと、広大な芝桜もガスのためハッキリとは見えません。
 早く来ていたグループは、ガスが濃く殆ど見えなかったと言っていましたが、次第にガスも薄くなりつつあり、
 ガイドさんが用意してくれた傘を持っての見物となりました。
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 入園すると早速小型トラックを改造したという『遊覧車』に乗って園内の高い場所・東屋へ行くことにしました。
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 ガスは薄くなったり、濃くなったりしています。
 東屋で下車し、そこから左手の景観をカメラに収めました。ガスが未だかかっています。
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 取り敢えず、少し高い場所にある展望台まで行くことにしました。
 展望台の奥には『山津見神社』の小さな社殿がありました。
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 ここは 1週間ほど前に満開になっているとのこと。ちょうど見頃に来たことになりましたが、霧雨にしっとり濡
 れた花々が見事に展開しています。
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 展望台からは緩やかな傾斜の鑑賞路を利用して、花々を眺めながら降りることにしました。
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 この広大な芝桜公園は、一人の方が 8 年間かけて作り上げたとのこと、その並々ならぬ努力に感動するととも
 に、これほどの見事な公園にされたことに感謝するばかりです。
 下右の画像は東屋までの階段ですか、この高さでは小生は利用する気になりませんでした。
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 幸いにガスも薄くなり、たっぷりと芝桜を堪能することができました。
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 昼食は屈斜路湖畔に建つ『オーベルジュSORA』へ向かうことになりました。
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東藻琴芝桜公園
 大空町は網走市や北見市と隣接する北海道の北東に位置する小さな町です。
 その町の東藻琴市街から藻琴山方向に上って行くと、丘陵に芝桜の公園が広がります。
 それが東藻琴芝桜公園。正式には、ひがしもこと芝桜公園といいます。
 オホーツク海を見おろし、総面積は約 10 haの広大な広さを誇ります。
 1976年から、花好きの若者中鉢末吉さんが、約 10 haのほとんどを一人で植えた芝桜なのです。 
 丘の斜面は平均30度(最大斜度45度)もあり、機械や馬は使えません。
 少しずつ切り開いていき、地道に一株ずつ植え付けし続けて、8年後の1984年、芝桜公園としてオープンしました。
                                   【大空町HP】
     *
 バスは『屈斜路湖畔』を走り、1時間ほどで高台にある『オーベルジュSORA』に着きました。
 広い敷地に丸太を組んだロッジ風の建物です。
 玄関前には満開を過ぎた『ミヤマザクラ』(シロザクラ)が残りの花を見せていました。
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 洋食の昼食は、前面に広がる芝生と、その周囲に若葉を見せはじめた白樺の行列があり、北海道ならではの
 景色が見ながらという、贅沢な場所でした。
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 料理は『ツブ貝のニラ・バターソース』から始まり、『ヒラメのカルパッチョ、ビーツソース、バルサミコ、
 ネギ
』。
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 次いで『道産北斗チキンスープ』、『ソイ・ホタテ・ボタンエビ、甲殻類ソース』。
     +

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 メインデッシュは『道産和牛のデミグラソース煮・アスパラ・ナス・赤ピーマン』、
 デザートは『ガドーショコラ・アスパラのシホンケーキ・チーズケーキ・ヌガー』とここでも北海道ならでの
 料理を堪能しました。
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 食後は前面の庭て食休み。タンポポが目立つ庭や『マイヅルソウ』の群落などを見て過ごしました。
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オーベルジュSORA
 SoRaは漢字で「昊」と書きます。これは、夏のお日さまが一番高い空のこと。
 その空の色は、屈斜路湖の水面と同じように美しいコバルトブルーです。
 昊に輝くお日さまのように自然を愛し、食を愛し、人を愛する。
 光とあたたかさに満ちた道東のナチュラルオーベルジュを私たちは目指しています。
 SoRaは屈斜路湖のほとりに建つ天窓のあるログハウス。
 耳を澄ませばほら、野鳥のさえずりが聞こえてきます。     【ホテルHP】
     *
 これで今回のツアーは終わり『女満別空港』へ行く途中にある『美幌峠』に立ち寄りましたが、ここも高度が
 高く、全くの白濁の世界で『屈斜路湖』を含む雄大な景色は見ることができませんでした。
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 『女満別空港』ではフライトまでの時間があるので、早めの夕食を空港内のレストランで『北海ラーメン』を
 頂きました。
     *
 フライトは気象状態が悪く、度々揺れていましたが、ちょうど夕日が雲を照らす場面を見ることができました。
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 9.50. 養老牛温泉発 → 11.15. ひがしもこと芝桜公園 12.30. → 13.20. オーベルジュSORA(昼食)15.10. →
 15.30.美幌峠 15.55. → 16.30. 女満別空港 18.30. HD80便 → 20.25.羽田空港着
     *
《確認した野鳥》 26種類
 1.コサギ    2.アオサギ   3.マガモ    4.コガモ    5.キンクロハジロ
 6.トビ     7.オジロワシ  8.タンチョウ  9.アオアシシギ 10.セグロカモメ
 11.ウミネコ  12.アカゲラ   13.ヒバリ    14.ハクセキレイ 15.ノゴマ
 16.コヨシキリ 17.エゾムシクイ 18.コガラ    19.ゴジュウカラ 20.カワラヒワ
 21.シメ    22.スズメ   23.ムクドリ   24.ミヤマカケス 25.ハシボソガラス
 26.ハシブトガラス 
     *
【観察した動物】  3種類
 1.エゾシカ   2.キタキツネ  3.エゾリス
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北海道・芝桜紀行 2

2017-05-31 15:33:58 | 旅行記
平成29年5月25日(金)
 5時半に起床、静かな湖面の上空には 〈トビ〉 がのんびりと飛翔しており、遠く 〈キンクロハジロ〉 、湖岸には
 〈アオサギ〉 〈アオアシシギ〉 と 〈ハクセキレイ〉 を見ることができました。
     *

     *
 朝食はサロマ湖が望める『ラ・メール』でバイキング・スタイル。
 私は具材を選べる『海鮮丼』と、北海シマエビなど魚介類を中心に頂きました。朝から大満足の食事でした。
     *

     *
 今日の観光は芝桜ではなく、上湧別にある『かみゆうべつチューリップ公園』での鑑賞です。
 ホテルを 8時30分出発、昨日通ったサロマ湖畔を北上し、1 時間足らずで公園に到着しました。
     *

     *
かみゆうべつチューリップ公園
 約 200品種のチューリップが約 120万本植栽されており、チューリップ生産の盛んなオランダや富山県から
 毎年新品種を導入している。
 チューリップ作付面積は 7万㎡( 7ha)に及び、これは公園総面積(12.5ha)の 56%に相当する。
 公園中央には風車展望台が設置されており、園内を一望出来るほか、園内周遊バス「チューピット号」が
 運行されている(1周約15分)。
 かみゆうべつチューリップフェア開催期間中(5月上旬~6月上旬の約1か月)のみ開園している。
                                    【Wikipedia】
     *
 天候は曇り、昨日より雲が厚く景色も少しばかり暗い感じになっています。
 公園に入ると直ぐに『チューピット号バス』とは言っても、小型のトラックを改造した10人乗りの
 バスに乗って公園内を一周しました。
 約 200品種もあるチューリップ、とてもその名前を覚えることはできません。
 次から次へと色や形の異なるチューリップが目の前に展開するのを眺めているだけの至福の1時間15分でした。
     *

     *

     *
 バスを降りて歩き出してから先ず目に入ったのは『チューリツプの原種コーナー』でした。
 これを育ててまた新しい品種が生まれるようです。
 下の画像は『プロンズ チャーム』と『ツリパ クレティカ』です。
     *

     *
 次いで『アルパ コエルレア オクターラ』と『ツリパ シュレンキー』。
     *

     *
 展望台へ向かう途中、目に付いた背の高いチューリップ『ホワイト スワン』他を載せてみました。
     *

     *
 また『ムスカリ』の中にある黄色のチューリッブが目立っていました。
     *

     *
 展望台から四方を眺めると、120万本という数の膨大さが分かりました。
     *

     *
 カップルに人気のハート形のチューリップや、ご当地名産の帆立貝の形のものもありました。
     *

     *
 展望台を下りると『ストリートオルガン』の演奏が皆さんを集めていました。
 かくして1時間余りの見物を終え、昼食場所へと向かいました。
     *

     *
 バスは『網走駅』、『網走湖』、『網走刑務所』などの観光地を過ぎ、『北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート
 に着きました。  
 ここのレストランで『和食の昼食』を頂きました。
     *

     *

     *
 ここは網走湖から上がった丘にあるホテルで、湖は望むことができませんでした。
 広い芝生が白樺の樹々に囲まれ、ゆったりとした時を過ごす贅沢な場所のようです。
 その玄関先にある薄いピンクのつつじが目を楽しませてくれました。
     *

     *
北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート
 5世紀から 9世紀にかけて網走を含むオホーツク沿岸一帯に暮らし、そして忽然と姿を消したオホーツク人。
 「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」は、この古民族の浪漫に思いを馳せる、新しいスタイルのリゾート空間
 です。
 北天を仰ぐ小高い丘の上、眼下には大地の連なりと網走湖を眺望。オホーツクの地から、悠久なる時空へご案
 内します。野鳥の森や水芭蕉の群生地としても有名な自然環境に立地しています。     【ホテルHP】
     *
 午後の観光は『濤沸湖』の畔にある『小清水原生花園』に立ち寄りました。
 JR釧網線の線路を越えた処にある『原生花園駅』の可愛らしい駅舎が観光スポットになっているようです。
     *

     *
 古びた駅名表示板を見て、原生花園の中に入ると早速『クロユリ』の花が目につきました。
     *

     *
 その他の『ハマナス』などはまだ蕾のままで、一面の原生花園は緑一色となっていました。
 その代わりと言ってはなんですが、赤い喉を見せて囀る 〈ノゴマ〉 や、 〈コヨシキリ〉 〈カワラヒワ〉 〈ヒバリ〉 など
 を見ることができました。
     *
 そこからは内陸部に入り丘陵地帯を進むと、気温が高くなったようで、畑から靄が立ち上る様子を見ることが
 できました。
     *

     *
 その後今日の宿『養老牛・だいいち』へ向かいました。
 この旅館はバードウォッチャー憧れの宿として〈シマフクロウ〉 が見られることで有名で、小生は平成 15年6月
 以来4回目の訪問になります。かっての宿から新館も建てられすっかり様子が変わっていました。
 小生は玄関から延々と歩いて新館の部屋に案内され、夕食までの時間がありましたので新館の温泉で汗を流し
 ました。浴槽のある1階から階段を降りると寝湯があり、さらに扉の外には露天風呂があるという温泉ファン
 には最高の設備でした。
     *

     *
 夕食は部屋の名も『野鳥の森』で『せせらぎ御膳』の会席料理。
 前菜は『ふきのとうみそ、やまべの甘露煮、中標津ゴーダーチーズ』、煮物は『帆立、ここみ、菜の花、生麩』。
     *

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 小鉢は『行者にんにく酢味噌和え・ふきの出汁漬け』、鍋物は『花咲ガニの鉄砲汁』。
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 漬物は『名人鎌田の手作り漬物』、皿盛は『オホーツク産朝茹で毛蟹』。
     *

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 お造りは『おひょう、牡丹海老、帆立』、揚物は『天ぷら(やまべ・ふきのとう・こごみ)』。
     *

     *
 焼物は『稚内産青つぶの壺焼き』か『網走産やまべの炭火焼』。
     *

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 食事は『あさりと紅鮭の釜飯』、デザートは『バニラアイスクリーム』。
     *

     *
 数々の新鮮な魚介類の料理をゆっくりと楽しんだ後は、今晩のハイライトである〈シマフクロウ〉を見るために、
 ロビーにある大きな囲炉裏の周囲で待機することにしました。
 小生が着いた時には、既に数人の鳥キチ(?)がビデオカメラなどを据えて待機しており、今晩は未だ出ていな
 いとのことでした。
 皆さんはコーヒーを飲んだり、本を読んだりして時間を過ごしています。
      *
 小生は 2時間ほど待機していましたが、今晩は餌取りもお休みのようで、全く出る様子がないので、残念ながら
 部屋へ引き上げることにました。
     *
 8.30. ホテル発(バス)→ 9.20. かみゆうべつチューリップ公園 10.30. → 11.50. 北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート
 (昼食)13.10. → 13.40. 小清水原生花園 14.10. → 15.30. 養老牛温泉 湯宿だいいち 泊  新館271号室
     *
養老牛温泉
 北海道標津郡中標津町にある温泉。
 渓流沿いに立地しており、川の流れを聞きながら入る露天風呂を設けている旅館が多い。
 泉質 : ナトリウム・カルシウム-塩化物硫酸塩泉(旧泉質名:含石膏-食塩泉)
    湯量が多く高温(源泉は80℃以上)のため、掛け流しにしている旅館が多い。
 地名 : アイヌ語の「エ・オロ・ウシ」(頭=山鼻がいつも水についているもの)、
    または「イ・オロ・ウシ」(それをいつも水に漬けているもの)が由来とされている。
    後者だとすれば、近隣のアイヌ民族の女性が繊維を作るため、シナノキやイラクサの皮を温泉水に漬けて
    柔らかくしていたことにちなんだものだろう。   【Wikipedia】
     *
    

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北海道・芝桜紀行 1

2017-05-31 14:27:27 | 旅行記
平成29年5月24日(木)
 兼ねてから北海道の芝ざくらを観たいと思っていましたが、クラブツーリズム社の『北海道春の花めぐり』
 として『滝上と東藻琴の芝桜』というツアーがありましたので、参加することにしました。
 問題は天候で、予報では連日《曇時々雨》ということで、少々重い気持ちで羽田を出発しました。
     *
 ちょうどお昼時のフライトでしたので、空港で購入した〔ヨネスケのこだわり天むす〕を機内で頂きました。
     *

     *
 中味はほたて(ほのかに香るゆずと青のり)・えび(ぷりぷりのえび天)・えび胡麻(特製天つゆジュレと
 スパイシーな黒胡麻)・れんこん(しゃきしゃきれんこん天、しょうがが風味)・とり(梅ペーストの隠し味)
 の5種類で、それなりの味でした。
     *
 フライト(ボーイング 737-800)は雲のため殆ど地上を見ることはできずに紋別空港に到着しました。
     *

     *
 空港では待ち受けていた『北紋バス』に乗車して最初の訪問地『芝ざくら滝上公園』に向かいました。
 天候は曇で、時折青空も見られるということで、幸いにも雨の心配はなさそうでした。
     *
 車窓から眺める芽吹いたばかりの新緑が目に優しく映えています。
 バスは50分ほどで突然のようにピンク色に囲まれた『芝ざくら滝上公園』に到着しました。
 ここでは未だ七・八分咲きとのことですが、見渡す限りの芝桜に圧倒される思いでした。
     *

     *
芝ざくら滝上公園
 滝上市街地の中央、小高い丘にあるのが「芝ざくら滝上公園」です。
 5月上旬から6月上旬にかけて芝ざくら滝上公園一面に咲き誇る芝ざくらは、「みかん箱一杯」の苗から
 始まりました。
 以来町民や町の努力により毎年増殖し、今では10万㎡の大群落になりました。そのスケールは、日本最
 大規模を誇ります。
 小さくてかわいらしい花々は、ピンクの鮮やかさばかりでなく、甘い香りが街中を包み込みます。
                                 【滝上町観光協会】
     *

     *
 芝桜は 5枚の花ビラが標準ですが、中には4枚の花や6枚の花がありそれを見つけるとそれぞれ良いことがある
 とのこと、試みに何箇所かでアップの写真を撮ってみましたが、結果は ?
     *

     *
 芝桜は山の斜面を利用して植えられていますので、見栄えがします。
 それを近くで見るために緩い傾斜の鑑賞路があり、小生もゆっくりと歩いてみました。
 芝桜の甘い匂いに包まれながらの見物は、心から癒されることになりました。
     *

     *
 時折雲の切れ間から太陽が顔を出すと、色合いが一段と鮮やかになり我々を喜ばしてくれました。
     *

     *
 この芝桜の中に一本のチューリップが咲いており、それがまた目立っていました。
     *

     *
 一時間足らずの鑑賞でしたが、充分満足のいく芝桜見物となりました。
     *

     *
 今日の鑑賞はこれで終わり、今日の宿『サロマ湖畔』にある『サロマ湖鶴雅リゾート』へ向かいました。
 途中、車中から 〈タンチョウ〉 が2羽と、続いて1羽を見ることができました。
     *

     * 
サロマ湖
 面積は約 152 ㎢で、北海道内で最も大きな湖であり、琵琶湖、霞ヶ浦に次いで日本で 3番目に大きく、汽水湖
 では日本最大である。
 湖名の由来は、アイヌ語の「サル・オマ・ペツ」(ヨシが生える川)より。
 これは本来、流入河川の一つの佐呂間別川を指した地名であり、現在のサロマ湖のほうはただトー(湖)と呼
 ばれた。後に「サルオマペツが流れ込む湖」の意味で「サロマ湖」になったものと思われる。【Wikipedia】 
     *
サロマ湖鶴雅リゾート
 サロマ湖周辺は、開発の手が入らない、あるがままの自然が保全されている国定公園エリアです。
 視界をさえぎるものがなく、目の前には水平線が広がるだけ。夕景の素晴らしさが胸を打つのは、何もない潔
 さ、何もしない贅沢な時間が流れているからなのでしょう。
 大いなる自然への回帰、空と海の光を観る、観光の原点をお愉しみください。      【ホテルパンフ】
      *
 湖に面した部屋からは湖がいっぱいに広がり、ホテルから借りたプロミナーで野鳥を探しましたが、〈オジロワシ
 〈キンクロハジロ〉 と 〈アオサギ〉 が見られた程度でした。
      *

     *
 残念ながら期待の夕焼けは見られませんでしたが、『花番屋』での夕食の懐石料理を充分に楽しませてもらい
 ました。
     *
 先ずは北海道づくりの『キリン一番絞り』で乾杯の後、『先付』の『帆立の白和え グリーンアスパラ』から頂
 きました。
     *
 
     *
 『前菜』は『えぞ鹿の生ハム』『紅茶鴨パストラミ』『グリーンピースすり流し』『牡蠣のジュレ』 『北海縞
 海老
』『熊笹豆腐』『紅鮭年輪巻き』『帆立のにぎり』。
 『造り』は『サロマ湖の貝付帆立』『サーモン』『牡丹海老』『生ウニ』他あしらいと、新鮮な魚介類の味は
 申し分ありません。
     *

     *
 『鍋』は『北海道めんめの湯煮』。
 『瓦焼』は『サロマ帆立の瓦焼き』ジンジャーソース。
 『焼き物』は『根室産 油坊主の幽庵焼
     *

     *
 『煮物』は『牛バラ肉の赤ワイン煮
 『御食事』は『サロマ湖帆立カレー丼、香の物、帆立汁
     *

     *
 『水菓子』は『洋風ぜんざい』とサロマ湖産の帆立を中心とした献立に十分に満足しました。
     *
 
     *
 ロビーではイベントとして『北見観光PR』のDVD上映などがありましたが、早朝からの観光で眠気が強く、
 そのまま寝床へ……。
     *
 11.10. 羽田空港(ANA375便)→ 12.40. 紋別空港 13.00.(北紋バス)→ 13.50. 芝ざくら滝上公園 14.45. →
 16.30. サロマ湖半温泉・サロマ湖鶴雅リゾート 泊 324号室


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