起床してカーテンを開けると、何とどんよりとした低い雲に覆われ雨が降っている。
昨日の好天から一気に悪天候になってしまった。
昨夜は暗くて何も見えなかったが、雪が大分残っている。斑尾高原の真っ直中、スキー場なので未だ春の兆しは無いのも当然のようだ。
*
出発が早いのでレストランへ行くと、既に大混雑、バイキング・スタイルの朝食、和食専門に選ぶ。
スキー客が終わった後は花見客の利用が多いようだ。
レストランのガラス越し一面にホテル専用のゲレンデとリフトが見える。
*

*
バスは暗い気持の参加者を乗せて雨の中を出発する。
信濃町 I .C.から上信越道に入り、信州中野 I .C. で降りて『信州馬さしの里 ビアンデ 信州中野店』に到着。今日は移動時間が長いので、お昼の
お弁当を積み込むためとのこと。
*

*
須坂長野東 I .C.を降りる頃から雨が上がり、蔵の町といわれる須坂の蔵が立ち並ぶ街中を走る頃には道路もすっかり乾いている。これで傘を差
さずにお花見ができるようだ。
今日の最初の予定地・臥竜公園のサクラは、昨日までの情報では 5分崎咲き程度と言われていましたが、T.D.が今朝ほど確認した情報によれば、
ほぼ見頃を迎えているとのこと。
*
臥竜公園
臥竜公園の桜並木は『さくら名所100選』に選ばれています。池の周りには"ソメイヨシノ"を中心
に160本公園全体で約800本の桜が楽しめます。
そのほか、アヤメ・フジ・ツツジ・アジ サイが咲き競い、龍が臥しているように見える臥竜山の
美しい松は竜ヶ池に映え、『日本の名松100選』にも選定されています。
公園の設計者は、日本初の林学博士 本多静六
(1866~1952)東京帝國大学農科大学(現東京大学農学部)教授で、昭和 6年の築造。当時は
昭和初頭の世界恐慌でこの築造は、皮肉にも製糸の町須坂の製糸工場で働いていた多くの人々の
失業者対策として行われるなど歴史の哀歌を刻みました。 【須坂市】
*
駐車場に着く手前からほぼ満開のサクラが目に入り、T.D.も思わず喜びの声を挙げていました。
今朝ほどの雨模様もあってか、未だ観光客も少なく、早速竜ヶ池の周囲にある遊歩道を歩くことにしました。ソメイヨシノはほぼ満開、シダレザ
クラが咲き始めから 5分咲き程度とまずまずの状態です。
*

*
池の周囲のサクラは古木が多く、涸れた樹には若木が挿し木されているのも目に付きました。
シダレザクラが池に垂れた姿がよく、また池から離れた場所にあるシダレザクラの中には、その形が目立った樹もありました。
*

*
池の中程に架かる臥竜橋から見る両岸の桜並木も見応えがありましたが、一番奥にある大きなシダレザクラが咲き始めだったのが惜しまれました
*

*
池を半周する頃から次第に花見客が増えて、狭い周回道路の擦れ違いに度々待たされるようになってきました。サクラの本数は 800本と余り多く
はありませんが、池に映る影もあって目を楽しませてくれました。
*

*

*
次の目的地、光前寺へまでは時間がかかることもあって、長野 I .C.近くにある『桜そば』でトイレタイムとなる。
その間、この店自慢のそばを試食する。茹で上がったそばを大きなざるに入れたものが出され、それを数人で戴く。二口、三口程度でしたが、腰
が強く風味もあってまずまずの味でした。
*

*
バスが長野道から岡谷JCTを経由して中央道へ入り,駒ヶ根 I .C.で降りるまでの時間を利用してお弁当を食べることになる。
*
駒ヶ根に着く頃から上空に雲の切れ間ができ、少し
青空が覗くようになってきました。
駒ヶ根は、かって木曽駒ヶ岳や空木岳登山の際に来
たことがあり、光前寺は一家で木曽駒ヶ岳登山(昭
和57.8.12.)をした前日に訪れ、本堂に拝礼の後境
内を散策して光苔も見たことなどを思い出しました
*
今回はその光前寺のシダレザクラを見るために訪れようとしている訳ですが、その桜は 4月14日に開花してまだ咲き始めの状態という情報でした
*
光前寺
十余棟の堂塔を備え、長野県屈指の大寺であり、南信州随一の祈願霊場として広く信仰されていま
す。
光苔、杉並木の参道から三重塔を過ぎて森の中へ続く小道があります。巨木が生い茂り、心やすら
ぎます。
しだれ桜の名所としても有名で、開花期間中の4月中旬~5月上旬は、ライトアップします。
「光前寺庭園」は国の名勝に指定され、静寂な環境と風致は長野県下随一と称されています。
国の名勝に指定され築山泉水庭で、一説には極楽浄土の庭園ともいわれています。5~10月は光苔
が見頃。光前寺本堂の脇に、裏山の清水が引かれ、冷水に命も延びるようだという思いから延名水
と呼ばれています。 【駒ヶ根市観光協会】
*
また今回の『七つの花紀行』の一つに『アルプス水仙ロード』が含まれており、それは光前寺手前
に約20万本の水仙が植えられており、バスの車中から観賞するというものでした。
走行している車の中からではカメラに収めることが難しく、僅かに光前寺山門の手前にある水仙を撮ることしかできませんでした。
(参考までにパンフレットからの画像を載せました)
*
アルプス水仙ロード
光前寺に向かう参道約 500メートルに群生、中央アルプスをバックに格好の被写体として人気です。
休耕田に約 17万球を植え、「一目 300万本」とも言われる名所。
3月下旬頃咲き始め、4月上旬~下旬頃まで見頃となります。 【駒ヶ根市観光協会】
*

*
バスが駐車場に入る手前から、山門手前などにあるシダレザクラのピンク色が見え、五分程度に咲いていることが分かりました。
ここは観光客が溢れており、何処もゆっくりと撮影などはできないほどでした。それにしても満開前のシダレザクラは、その色の濃いところから
見栄えがして充分観賞に堪えるものになっていました。
*

*
ここでの時間は 30分なので、本堂へは行かず大講堂に拝礼して庭園の桜を観賞しました。
本堂の裏手にある大きなシダレザクラや、駐車場の奥にあるシダレザクラも未だ開花しておらず、これら約 70本が満開になった時はさぞかし豪
華な景観になるものと思われます。
*

*

*
少しばかり口惜しい気持になって、ツアー最後の、
しかも期待値大の高遠城址公園へと向いました。
情報ではこの16日に満開になったとのことなので
大混雑が予想されますが、T. D. によると公園下の
駐車場を確保できたとのことがなによりでした。
かって守屋山登山のついでに来たことがありました
が、その際は未だ蕾みの状態で,僅かに三分ほど咲
いていた樹が一本だけあって、そこに大勢の見物客
が集まっていたことが思い出されました。
その時には公園から遥か下の河原に駐車して歩いて
登ってくるツアーの方々がいたこともありました。
*
光前寺では青空も覗いていましたが、高遠へ近づくにつれて再び重苦しい曇天になっていました。
しかしバスが公園が見える所にくると、台地がピンク色に溢れているのが見えて、今まさに満開の時であることが分かり先程までのもやもやした
気分が一掃されました。
バス専用駐車場は殆ど一杯、そしてその上の台地状にはタカトオコヒガンザクラがこぼれ落ちるように咲き溢れていました。もう何おかいわんや
です。まさに満開の高遠城址公園に到着したのです。
さらに運が良いことに、駐車場では公園のグランドゲートのちょうど前に止めることができました。
*

*
高遠城址公園
武田信玄の五男仁科五郎盛信が織田信忠と戦い、壮絶な死を遂げた高遠城。
廃藩置県で城を撤去、昭和48年に国の史跡の指定を受け、現在は「天下第一の 桜」が咲き誇る美
しい公園となっています。
高遠城址公園のコヒガンザクラの樹林は、昭和35年2月、長野県天然記念物の指定を受けました。
現在、公園内には、樹齢約130年の古木20本、50年以上のもの500本、30年以上のもの300本、
若木を入れて約1,500本の桜の木があります。
これらの古木は、明治8年(1876年)に高遠城跡が公園となった時高遠藩の旧藩士達が「桜の馬場」
から移植したものです。
このコヒガンザクラは、平成2年4月に高遠で行われた「国際さくらシンポジウム」で、マメザクラ
とエドヒガンの交配種の一系で、このうちでは花が一番きれいで、高遠固有の貴重なものとして、「タカトオコヒガンザクラ」と命名されました
*
☆タカトオコヒガンザクラ☆
タカトオコヒガンザクラ、その花形は、やや小降りで赤みを帯び、その可憐さと規模の大きさは「天下第一の桜」と称されるほどで、県の天然記
念物の指定を受け、平成2年には、日本さくらの会の「さくら名所百選」に選ばれています。 【伊那市観光協会】
*
入場券と案内図を貰って、目の前のグランドゲートから階段を上り園内に入るのですが、降りてくる人が多く中々前へ進めないほどでした。
上を見るとピンク色の世界、まさにタカトオコヒガンザクラ満開の真っ直中に入り込みました。
これほどまで密生しているサクラを見るのは初めてのこと、見物客の多いこともさもありなん、皆さんこの豪華な花の饗宴に浸り切っているよう
です。
*

*

*
ここでは1時間30分の見学時間があるので、のんびりと公園内を歩くことにしました。
本丸から南曲輪へ進み、晴天ならば遠く中央アルプスが見えるという場所から、河東碧梧桐の歌碑のある法幢曲輪へ。
*

*

*

*
河東碧梧桐の歌碑には “ 斑雪高嶺朝光鶯啼いて居 ” とあります。
ここから南ゲートを過ぎて二の丸から桜雲橋を下から眺め、北ゲートの前にある高遠閣(登録有形文化財)の前でしばし腰を下ろし、渇いた喉を
潤しながら周囲を眺めていました。
*

*

*
すっかり花酔いの気分で駐車場へと降りましたが、未だ時間があったので三の丸にある元高遠城楼門付近をカメラに収めておきました。
*

*
これで『七つの花紀行』は大満足のうちに終わり、バスは一般道を諏訪へ出て『野沢采館』でショッピングタイム。ここで夕食のお弁当の積込み
*

*
バスは諏訪 I .C.から中央道に入る。平日ということもあって道路は空いており、談合坂S.A.でトイレ休憩の後、時間どおり新宿経由で上野に
着きました。
*

*
8.00. ホテル発 → 8.45. ビアンデ 信州中野店 9.05. → 9.35 .臥竜公園 10.25. → 10.50. 桜そば 11.10. → 12.40. 光前寺 13.10. → 14.00.
高遠城趾公園 15.30. → 16.20. 野沢菜館 16.40. → 17.55. 談合坂S.A. 18.15. → 19.05. 新宿 → 19.40. 上野着
昨日の好天から一気に悪天候になってしまった。
昨夜は暗くて何も見えなかったが、雪が大分残っている。斑尾高原の真っ直中、スキー場なので未だ春の兆しは無いのも当然のようだ。
*
出発が早いのでレストランへ行くと、既に大混雑、バイキング・スタイルの朝食、和食専門に選ぶ。
スキー客が終わった後は花見客の利用が多いようだ。
レストランのガラス越し一面にホテル専用のゲレンデとリフトが見える。
*


*
バスは暗い気持の参加者を乗せて雨の中を出発する。
信濃町 I .C.から上信越道に入り、信州中野 I .C. で降りて『信州馬さしの里 ビアンデ 信州中野店』に到着。今日は移動時間が長いので、お昼の
お弁当を積み込むためとのこと。
*


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須坂長野東 I .C.を降りる頃から雨が上がり、蔵の町といわれる須坂の蔵が立ち並ぶ街中を走る頃には道路もすっかり乾いている。これで傘を差
さずにお花見ができるようだ。
今日の最初の予定地・臥竜公園のサクラは、昨日までの情報では 5分崎咲き程度と言われていましたが、T.D.が今朝ほど確認した情報によれば、
ほぼ見頃を迎えているとのこと。
*

臥竜公園
臥竜公園の桜並木は『さくら名所100選』に選ばれています。池の周りには"ソメイヨシノ"を中心
に160本公園全体で約800本の桜が楽しめます。
そのほか、アヤメ・フジ・ツツジ・アジ サイが咲き競い、龍が臥しているように見える臥竜山の
美しい松は竜ヶ池に映え、『日本の名松100選』にも選定されています。
公園の設計者は、日本初の林学博士 本多静六
(1866~1952)東京帝國大学農科大学(現東京大学農学部)教授で、昭和 6年の築造。当時は
昭和初頭の世界恐慌でこの築造は、皮肉にも製糸の町須坂の製糸工場で働いていた多くの人々の
失業者対策として行われるなど歴史の哀歌を刻みました。 【須坂市】
*
駐車場に着く手前からほぼ満開のサクラが目に入り、T.D.も思わず喜びの声を挙げていました。
今朝ほどの雨模様もあってか、未だ観光客も少なく、早速竜ヶ池の周囲にある遊歩道を歩くことにしました。ソメイヨシノはほぼ満開、シダレザ
クラが咲き始めから 5分咲き程度とまずまずの状態です。
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池の周囲のサクラは古木が多く、涸れた樹には若木が挿し木されているのも目に付きました。
シダレザクラが池に垂れた姿がよく、また池から離れた場所にあるシダレザクラの中には、その形が目立った樹もありました。
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池の中程に架かる臥竜橋から見る両岸の桜並木も見応えがありましたが、一番奥にある大きなシダレザクラが咲き始めだったのが惜しまれました
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池を半周する頃から次第に花見客が増えて、狭い周回道路の擦れ違いに度々待たされるようになってきました。サクラの本数は 800本と余り多く
はありませんが、池に映る影もあって目を楽しませてくれました。
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次の目的地、光前寺へまでは時間がかかることもあって、長野 I .C.近くにある『桜そば』でトイレタイムとなる。
その間、この店自慢のそばを試食する。茹で上がったそばを大きなざるに入れたものが出され、それを数人で戴く。二口、三口程度でしたが、腰
が強く風味もあってまずまずの味でした。
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バスが長野道から岡谷JCTを経由して中央道へ入り,駒ヶ根 I .C.で降りるまでの時間を利用してお弁当を食べることになる。
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青空が覗くようになってきました。
駒ヶ根は、かって木曽駒ヶ岳や空木岳登山の際に来
たことがあり、光前寺は一家で木曽駒ヶ岳登山(昭
和57.8.12.)をした前日に訪れ、本堂に拝礼の後境
内を散策して光苔も見たことなどを思い出しました
*
今回はその光前寺のシダレザクラを見るために訪れようとしている訳ですが、その桜は 4月14日に開花してまだ咲き始めの状態という情報でした
*

光前寺
十余棟の堂塔を備え、長野県屈指の大寺であり、南信州随一の祈願霊場として広く信仰されていま
す。
光苔、杉並木の参道から三重塔を過ぎて森の中へ続く小道があります。巨木が生い茂り、心やすら
ぎます。
しだれ桜の名所としても有名で、開花期間中の4月中旬~5月上旬は、ライトアップします。
「光前寺庭園」は国の名勝に指定され、静寂な環境と風致は長野県下随一と称されています。
国の名勝に指定され築山泉水庭で、一説には極楽浄土の庭園ともいわれています。5~10月は光苔
が見頃。光前寺本堂の脇に、裏山の清水が引かれ、冷水に命も延びるようだという思いから延名水
と呼ばれています。 【駒ヶ根市観光協会】
*
また今回の『七つの花紀行』の一つに『アルプス水仙ロード』が含まれており、それは光前寺手前
に約20万本の水仙が植えられており、バスの車中から観賞するというものでした。
走行している車の中からではカメラに収めることが難しく、僅かに光前寺山門の手前にある水仙を撮ることしかできませんでした。
(参考までにパンフレットからの画像を載せました)
*
アルプス水仙ロード
光前寺に向かう参道約 500メートルに群生、中央アルプスをバックに格好の被写体として人気です。
休耕田に約 17万球を植え、「一目 300万本」とも言われる名所。
3月下旬頃咲き始め、4月上旬~下旬頃まで見頃となります。 【駒ヶ根市観光協会】
*


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バスが駐車場に入る手前から、山門手前などにあるシダレザクラのピンク色が見え、五分程度に咲いていることが分かりました。
ここは観光客が溢れており、何処もゆっくりと撮影などはできないほどでした。それにしても満開前のシダレザクラは、その色の濃いところから
見栄えがして充分観賞に堪えるものになっていました。
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ここでの時間は 30分なので、本堂へは行かず大講堂に拝礼して庭園の桜を観賞しました。
本堂の裏手にある大きなシダレザクラや、駐車場の奥にあるシダレザクラも未だ開花しておらず、これら約 70本が満開になった時はさぞかし豪
華な景観になるものと思われます。
*


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しかも期待値大の高遠城址公園へと向いました。
情報ではこの16日に満開になったとのことなので
大混雑が予想されますが、T. D. によると公園下の
駐車場を確保できたとのことがなによりでした。
かって守屋山登山のついでに来たことがありました
が、その際は未だ蕾みの状態で,僅かに三分ほど咲
いていた樹が一本だけあって、そこに大勢の見物客
が集まっていたことが思い出されました。
その時には公園から遥か下の河原に駐車して歩いて
登ってくるツアーの方々がいたこともありました。
*
光前寺では青空も覗いていましたが、高遠へ近づくにつれて再び重苦しい曇天になっていました。
しかしバスが公園が見える所にくると、台地がピンク色に溢れているのが見えて、今まさに満開の時であることが分かり先程までのもやもやした
気分が一掃されました。
バス専用駐車場は殆ど一杯、そしてその上の台地状にはタカトオコヒガンザクラがこぼれ落ちるように咲き溢れていました。もう何おかいわんや
です。まさに満開の高遠城址公園に到着したのです。
さらに運が良いことに、駐車場では公園のグランドゲートのちょうど前に止めることができました。
*


*

高遠城址公園
武田信玄の五男仁科五郎盛信が織田信忠と戦い、壮絶な死を遂げた高遠城。
廃藩置県で城を撤去、昭和48年に国の史跡の指定を受け、現在は「天下第一の 桜」が咲き誇る美
しい公園となっています。
高遠城址公園のコヒガンザクラの樹林は、昭和35年2月、長野県天然記念物の指定を受けました。
現在、公園内には、樹齢約130年の古木20本、50年以上のもの500本、30年以上のもの300本、
若木を入れて約1,500本の桜の木があります。
これらの古木は、明治8年(1876年)に高遠城跡が公園となった時高遠藩の旧藩士達が「桜の馬場」
から移植したものです。
このコヒガンザクラは、平成2年4月に高遠で行われた「国際さくらシンポジウム」で、マメザクラ
とエドヒガンの交配種の一系で、このうちでは花が一番きれいで、高遠固有の貴重なものとして、「タカトオコヒガンザクラ」と命名されました
*
☆タカトオコヒガンザクラ☆
タカトオコヒガンザクラ、その花形は、やや小降りで赤みを帯び、その可憐さと規模の大きさは「天下第一の桜」と称されるほどで、県の天然記
念物の指定を受け、平成2年には、日本さくらの会の「さくら名所百選」に選ばれています。 【伊那市観光協会】
*
入場券と案内図を貰って、目の前のグランドゲートから階段を上り園内に入るのですが、降りてくる人が多く中々前へ進めないほどでした。
上を見るとピンク色の世界、まさにタカトオコヒガンザクラ満開の真っ直中に入り込みました。
これほどまで密生しているサクラを見るのは初めてのこと、見物客の多いこともさもありなん、皆さんこの豪華な花の饗宴に浸り切っているよう
です。
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ここでは1時間30分の見学時間があるので、のんびりと公園内を歩くことにしました。
本丸から南曲輪へ進み、晴天ならば遠く中央アルプスが見えるという場所から、河東碧梧桐の歌碑のある法幢曲輪へ。
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河東碧梧桐の歌碑には “ 斑雪高嶺朝光鶯啼いて居 ” とあります。
ここから南ゲートを過ぎて二の丸から桜雲橋を下から眺め、北ゲートの前にある高遠閣(登録有形文化財)の前でしばし腰を下ろし、渇いた喉を
潤しながら周囲を眺めていました。
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すっかり花酔いの気分で駐車場へと降りましたが、未だ時間があったので三の丸にある元高遠城楼門付近をカメラに収めておきました。
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これで『七つの花紀行』は大満足のうちに終わり、バスは一般道を諏訪へ出て『野沢采館』でショッピングタイム。ここで夕食のお弁当の積込み
*


*
バスは諏訪 I .C.から中央道に入る。平日ということもあって道路は空いており、談合坂S.A.でトイレ休憩の後、時間どおり新宿経由で上野に
着きました。
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8.00. ホテル発 → 8.45. ビアンデ 信州中野店 9.05. → 9.35 .臥竜公園 10.25. → 10.50. 桜そば 11.10. → 12.40. 光前寺 13.10. → 14.00.
高遠城趾公園 15.30. → 16.20. 野沢菜館 16.40. → 17.55. 談合坂S.A. 18.15. → 19.05. 新宿 → 19.40. 上野着