平成29年6月13日(火)
今朝は出発時間が遅いので、起床後露天風呂にのんびりと浸かりました。目の下からは天降川の川音が耳に
心地よく響き、時折野鳥の声も聞こえてきます。
そういえば昨日到着して間もなく〈ヤマセミ〉が下流方向に飛んでいくのを見ました。
*

*
朝食は『レストラン食彩石蔵』で昨晩とは異なる部屋(ビー玉やカメラ等を飾った壁)で頂きました。
先ず『トマトジュース』が出されました。採りたて新鮮で言うことはありません。
*

*
和食コースを選ぶと係りの方が、御釜で炊きたてのご飯をよそってくれました。そしてさつま揚げ、玉子焼や
お新香などのお盆と、あさりの味噌汁・焼き鯖が運ばれてきました。
食べ始めているとさらに湯豆腐やあんかけ大根が加わり、ついつい食べ過ぎてしまいました。
*

*
デザートは冷凍みかんとヨーグルトでした。通路の壁には(ラムネやかき氷の容器等)が飾られていました。
*

*
食後から出発までの時間がありましたので、敷地内を少し散歩しました。
画像左は『石蔵の玄関』、右は『天降門』でこの先に5つの露天風呂があります。
*

*
その他天降川の上流や枇杷の大木が目につきました。
*

*
出発は10時少し前、天降川に沿った道を戻る途中、電線に止まっている〈ヤマセミ〉を見ることができました。
バスは霧島温泉郷を通り、霧島連山を見ながら『えびの高原』駐車場に着きました。
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えびの高原
えびの高原は、九州南部に連なる霧島山の韓国岳、蝦野岳、白鳥山、甑岳に囲まれた約 5㎢の盆地状の高原で
ある。標高は約 1,200mあり、宮崎県えびの市の南東部に位置する。温泉が湧出する保養地でもある。
ここから韓国岳や大浪池への登山道が延びており、霧島山登山拠点の一つともなっている。
地質は韓国岳火口から噴出した凝灰角礫岩や、硫黄山、不動池、六観音御池、白紫池から噴出した完新世溶岩
などで覆われている。地下 4-5m付近に倒木が埋没している地層があり、火山活動と森林化が繰り返されたこと
を示している。 【Wikipedia】
*
期待の『ミヤマキリシマ』は最盛期を過ぎており、駐車場はガラガラで人影も殆ど見られませんでした。
それでもガイドさんに案内されて『つつじケ丘』へ行くことになりました。
*

*
つつじヶ丘
足湯の駅えびの高原(旧えびの高原レストセンター)から歩いてすぐの場所にあります。
霧島屋久国立公園内でも屈指と言われるミヤマキリシマの群生地で 6haの地に約 3万株が自生しています。
薄桃色、薄紫色、淡紅色などの花の色や大きさなど品種によって微妙に変わります。
見頃は5月下旬~6月中旬ごろ。 【えびの市観光協会 HP】
*
と紹介されていましたが、今年は最盛期が早かったようです。
それでも霧島連山の最高峰・韓国岳(1,699.8m)を眺めながら、少しでも咲き残っている花を探して歩きました。
*

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ミヤマキリシマ(深山霧島、Rhododendron kiusianum)
ミヤマキリシマは、ツツジの一種。九州各地の高山に自生する。
1 m程度の低木で、花期はおおむね 5月下旬から 6月中旬。枝先に 2-3 個ずつ紫紅色の花をつけるが、桃色、薄
紅色の花も見られる。また、気候が似通った秋にも少し咲くことがある。
和名に冠された霧島山・えびの高原のほか、阿蘇山、九重山、雲仙岳、鶴見岳など九州各地の高山に分布する。
【Wikipedia】
*

*
幸いに今日も雨は降らず、時折薄日が差す天候になりました。ただ時折霧島連山には薄いガスが掛かったりし
ましたが、我々が歩いている間はその姿を見せてくれていました。
遠く〈カッコウ〉の声も聞こえて、しばらく振りの大自然の中の散策を楽しみました。
*
霧島連山は30年以上前、昭和51年11月3日にえびの高原から韓国岳を経て高千穂峰(1,573.7m)まで縦走しま
した。絶好の秋晴れに恵まれ、快適な山歩きを楽しんだ遠い思い出です。
*

*
これで今回の花紀行を終えて、最後は鹿児島へ向かいました。途中霧島温泉を経由して九州自動車道は
『溝辺鹿児島空港 I.C』に入り『鹿児島北 I.C』で下りて、昼食場所の『城山観光ホテル』へ着きました。
ホテルへの途中の城山には、西郷洞窟や西郷終焉の地などがありました。
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城山観光ホテル 鹿児島市内 温泉 城山温泉
市街地を見渡す鹿児島の中心地に四季折々に美しく移ろう自然が築いた標高 108mの高台にあるホテル。
*
昼食は『城山観光ホテル』10階の『トップグリル・スカイラウンジ』で。
既に見晴らしの良い窓際の席は満席で、我々は中段の場所での食事となりました。
曇天のためか鹿児島湾の対岸の桜島(1,117m)は噴煙がはっきりとは分かりません。
前菜の後カボチャのポタージュ。
*

*
メインデッシュは『黒豚のグリル』、デザートは『抹茶のゼリーとアイスクリーム』でした。
*

*
食後隣の部屋からじっくりと『桜島』を見ることができました。薄い噴煙も上がっていました。
ホテルの近くにある公園からも見直しました。
*

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ツアー最後の見物は『仙巌園』へ。
仙巌園
島津家第 19代光久が 1658年に島津家の別邸として造った庭園です。
雄大な桜島と錦江湾をそれぞれ築山と池に見立てた壮大なスケールの借景 が美しく、天下の名園といわれ、
1958年に国の名勝に指定されました。
約 15,000坪の園内には、日本初のガス灯といわれる鶴灯籠や、琉球王国から 献上されたと伝えられる望嶽楼
などがあり、薩摩の歴史を物語る史跡がいたる ところに残されています。
*
2015年 7月には、園内にある「反射炉跡」を中心とする磯地区一帯が「明治日本の産業革命遺産」として 世
界遺産に登録されました。「反射炉」は、第28代斉彬が、オランダ語の書物だけを頼りに造らせたものです。
【鹿児島県観光センターHP】
*
画像は、『御殿』の庭園からの『桜島』と灯籠です。
*

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御殿の裏手には奇岩『千壽厳』があり、趣向を凝らした庭園には大きな灯籠などが見られました。
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最後に『尚古集成館本館』で、現存する日本最古の機械工場を島津家の歴史と近代化事業を紹介する博物館に
改装展示したものを見学しました。右の画像はその別館です。
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*
仙巌園のバス停には西郷どんがイラストされた『まち巡りバス』が止まっていました。
*

*
これで今回のツアーは終わり、九州自動車道を利用して『溝辺鹿児島空港 I.C』から空港に到着しました。
ここで三日間お世話になった『南国交通観光バス』のドライバーとガイドさんに感謝のお礼をして別れました。
羽田着が遅くなるので、空港内のレストランで『鹿児島ラーメン』の夕食を採りました。
*

*
鹿児島空港
鹿児島市の北東約 28 ㎞に位置し、東に霧島連峰、南に桜島が眺望できる十三塚原の台地にあり、鹿児島の空
の玄関口として絶好のロケーションを誇ります。 【鹿児島空港HP】
*
B 767-300
各種システムの自動化やデジタル技術の採用で、2名の乗員で運航できる飛行機です。
767-300は、767-200の胴体を6.4m延長したもので、国内線・近距離国際線用として使用されています。
【JAL・HP】
空路は雲が多く、僅かに中部地方で雲に反射する夕焼けが 見られた程度で、雨の羽田空港に着陸しました。
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9.50. 妙見温泉発(バス)→ 10.45. えびの高原 11.35. → 13.10. 城山観光ホテル(昼食)14.40. → 14.50. 仙巌園
16.15. → 17.10. 鹿児島空港 18.35.(JL 652便)→ 20.00.羽田空港着
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今朝は出発時間が遅いので、起床後露天風呂にのんびりと浸かりました。目の下からは天降川の川音が耳に
心地よく響き、時折野鳥の声も聞こえてきます。
そういえば昨日到着して間もなく〈ヤマセミ〉が下流方向に飛んでいくのを見ました。
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朝食は『レストラン食彩石蔵』で昨晩とは異なる部屋(ビー玉やカメラ等を飾った壁)で頂きました。
先ず『トマトジュース』が出されました。採りたて新鮮で言うことはありません。
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和食コースを選ぶと係りの方が、御釜で炊きたてのご飯をよそってくれました。そしてさつま揚げ、玉子焼や
お新香などのお盆と、あさりの味噌汁・焼き鯖が運ばれてきました。
食べ始めているとさらに湯豆腐やあんかけ大根が加わり、ついつい食べ過ぎてしまいました。
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デザートは冷凍みかんとヨーグルトでした。通路の壁には(ラムネやかき氷の容器等)が飾られていました。
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食後から出発までの時間がありましたので、敷地内を少し散歩しました。
画像左は『石蔵の玄関』、右は『天降門』でこの先に5つの露天風呂があります。
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その他天降川の上流や枇杷の大木が目につきました。
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出発は10時少し前、天降川に沿った道を戻る途中、電線に止まっている〈ヤマセミ〉を見ることができました。
バスは霧島温泉郷を通り、霧島連山を見ながら『えびの高原』駐車場に着きました。
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えびの高原
えびの高原は、九州南部に連なる霧島山の韓国岳、蝦野岳、白鳥山、甑岳に囲まれた約 5㎢の盆地状の高原で
ある。標高は約 1,200mあり、宮崎県えびの市の南東部に位置する。温泉が湧出する保養地でもある。
ここから韓国岳や大浪池への登山道が延びており、霧島山登山拠点の一つともなっている。
地質は韓国岳火口から噴出した凝灰角礫岩や、硫黄山、不動池、六観音御池、白紫池から噴出した完新世溶岩
などで覆われている。地下 4-5m付近に倒木が埋没している地層があり、火山活動と森林化が繰り返されたこと
を示している。 【Wikipedia】
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期待の『ミヤマキリシマ』は最盛期を過ぎており、駐車場はガラガラで人影も殆ど見られませんでした。
それでもガイドさんに案内されて『つつじケ丘』へ行くことになりました。
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つつじヶ丘
足湯の駅えびの高原(旧えびの高原レストセンター)から歩いてすぐの場所にあります。
霧島屋久国立公園内でも屈指と言われるミヤマキリシマの群生地で 6haの地に約 3万株が自生しています。
薄桃色、薄紫色、淡紅色などの花の色や大きさなど品種によって微妙に変わります。
見頃は5月下旬~6月中旬ごろ。 【えびの市観光協会 HP】
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と紹介されていましたが、今年は最盛期が早かったようです。
それでも霧島連山の最高峰・韓国岳(1,699.8m)を眺めながら、少しでも咲き残っている花を探して歩きました。
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ミヤマキリシマ(深山霧島、Rhododendron kiusianum)
ミヤマキリシマは、ツツジの一種。九州各地の高山に自生する。
1 m程度の低木で、花期はおおむね 5月下旬から 6月中旬。枝先に 2-3 個ずつ紫紅色の花をつけるが、桃色、薄
紅色の花も見られる。また、気候が似通った秋にも少し咲くことがある。
和名に冠された霧島山・えびの高原のほか、阿蘇山、九重山、雲仙岳、鶴見岳など九州各地の高山に分布する。
【Wikipedia】
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幸いに今日も雨は降らず、時折薄日が差す天候になりました。ただ時折霧島連山には薄いガスが掛かったりし
ましたが、我々が歩いている間はその姿を見せてくれていました。
遠く〈カッコウ〉の声も聞こえて、しばらく振りの大自然の中の散策を楽しみました。
*
霧島連山は30年以上前、昭和51年11月3日にえびの高原から韓国岳を経て高千穂峰(1,573.7m)まで縦走しま
した。絶好の秋晴れに恵まれ、快適な山歩きを楽しんだ遠い思い出です。
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これで今回の花紀行を終えて、最後は鹿児島へ向かいました。途中霧島温泉を経由して九州自動車道は
『溝辺鹿児島空港 I.C』に入り『鹿児島北 I.C』で下りて、昼食場所の『城山観光ホテル』へ着きました。
ホテルへの途中の城山には、西郷洞窟や西郷終焉の地などがありました。
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城山観光ホテル 鹿児島市内 温泉 城山温泉
市街地を見渡す鹿児島の中心地に四季折々に美しく移ろう自然が築いた標高 108mの高台にあるホテル。
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昼食は『城山観光ホテル』10階の『トップグリル・スカイラウンジ』で。
既に見晴らしの良い窓際の席は満席で、我々は中段の場所での食事となりました。
曇天のためか鹿児島湾の対岸の桜島(1,117m)は噴煙がはっきりとは分かりません。
前菜の後カボチャのポタージュ。
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メインデッシュは『黒豚のグリル』、デザートは『抹茶のゼリーとアイスクリーム』でした。
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食後隣の部屋からじっくりと『桜島』を見ることができました。薄い噴煙も上がっていました。
ホテルの近くにある公園からも見直しました。
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ツアー最後の見物は『仙巌園』へ。
仙巌園
島津家第 19代光久が 1658年に島津家の別邸として造った庭園です。
雄大な桜島と錦江湾をそれぞれ築山と池に見立てた壮大なスケールの借景 が美しく、天下の名園といわれ、
1958年に国の名勝に指定されました。
約 15,000坪の園内には、日本初のガス灯といわれる鶴灯籠や、琉球王国から 献上されたと伝えられる望嶽楼
などがあり、薩摩の歴史を物語る史跡がいたる ところに残されています。
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2015年 7月には、園内にある「反射炉跡」を中心とする磯地区一帯が「明治日本の産業革命遺産」として 世
界遺産に登録されました。「反射炉」は、第28代斉彬が、オランダ語の書物だけを頼りに造らせたものです。
【鹿児島県観光センターHP】
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画像は、『御殿』の庭園からの『桜島』と灯籠です。
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御殿の裏手には奇岩『千壽厳』があり、趣向を凝らした庭園には大きな灯籠などが見られました。
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最後に『尚古集成館本館』で、現存する日本最古の機械工場を島津家の歴史と近代化事業を紹介する博物館に
改装展示したものを見学しました。右の画像はその別館です。
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仙巌園のバス停には西郷どんがイラストされた『まち巡りバス』が止まっていました。
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これで今回のツアーは終わり、九州自動車道を利用して『溝辺鹿児島空港 I.C』から空港に到着しました。
ここで三日間お世話になった『南国交通観光バス』のドライバーとガイドさんに感謝のお礼をして別れました。
羽田着が遅くなるので、空港内のレストランで『鹿児島ラーメン』の夕食を採りました。
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鹿児島空港
鹿児島市の北東約 28 ㎞に位置し、東に霧島連峰、南に桜島が眺望できる十三塚原の台地にあり、鹿児島の空
の玄関口として絶好のロケーションを誇ります。 【鹿児島空港HP】
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B 767-300
各種システムの自動化やデジタル技術の採用で、2名の乗員で運航できる飛行機です。
767-300は、767-200の胴体を6.4m延長したもので、国内線・近距離国際線用として使用されています。
【JAL・HP】
空路は雲が多く、僅かに中部地方で雲に反射する夕焼けが 見られた程度で、雨の羽田空港に着陸しました。
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9.50. 妙見温泉発(バス)→ 10.45. えびの高原 11.35. → 13.10. 城山観光ホテル(昼食)14.40. → 14.50. 仙巌園
16.15. → 17.10. 鹿児島空港 18.35.(JL 652便)→ 20.00.羽田空港着
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