スマホよりも会話。老いの特権です。

2015年04月10日 | 日記
先日久しぶりにコメダ珈琲店に入った。

以前は高齢男性の方ばかりが目立っていたが、高齢の女性の姿が増えたように思う。また、コメダ珈琲はひとり客が多いというイメージだったが、2人連れの方が意外に多かった。

平日の昼ということもあり、若い人(現役世代)の姿は全くなかった。そのせいか、豊富にそろっている雑誌や新聞を読んでいる人はあまりいなかった。おしゃべりに興じているというかんじだった。

現役世代だと、何人で同席していようと、スマホなどをみていたり、それぞれが雑誌などを読んだりしていることがほとんどである。

高齢になると、字を読んだり、液晶画面を見ることが苦痛になるのかもしれない。

心身の衰えと共に関心が他者との会話に向くということか。なんかおもしろいな。

高齢者同士がケンカをしているのを見ると、若い人などはつい、いい年をして大人げないとか、みっともないとか思いがちだが、関心の持ち方はともかく、無関心ではないからこそケンカになるわけで、高齢者のケンカというのも興味深い。

よく行く高齢者向けの温浴施設には、囲碁セットが置いてあり、よくおじいさんがたが勝負をなさっています。
壁の張り紙には、後片付けの注意書きとともに、「他人の勝負に口出し厳禁!!」と大きく書かれています。

きっと、よくケンカになるのでしょう。

コメダ珈琲に対して、居場所のない高齢男性のたまり場として、やや否定的に見ていましたが、今回久しぶりに来てみてちょっと考えが変わりました
コメント
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