すでに支払ってしまって取り戻せない費用のことを「サンク・コスト」と言うそうです。本来なら無視すべきことなのに、どうしてもとらわれてしまう性質があるようです。ギャンブルで負けたときに、負けを取り戻そうとして更にお金をつぎ込むこんだりするのがよい例かと思います。
でもギャンブルに限らず、サンク・コストにとらわれることは多いと思います。気晴らしに買い物に出かけたが、特に買いたいものもない、しかしわざわざ足を運んだのに何も買わないのももったいない気がして、なんか買わないことには気がすまないとか、けっこうあります。結局お金と時間を浪費して、気晴らしにもならず自己嫌悪に陥るのですが…
『行動経済学~経済は「感情」で動いている』の著者で明治大学情報コミュニケーション学部教授の友野典男さんが、サンク・コストにとらわれる人の心理について次のように言っています。
今までに支払ってしまったお金について「無駄にしたくない」という思いが働くのは、個人であろうと企業さらに国であろうと同じである。「元を取ろう」とする行動を行動経済学ではサンク・コスト効果というが、個人にとっても企業や国にとっても強い呪縛になり、振り切ることが難しい。人間の心理には「自分が失敗した」とは認めたくない気持ちがあり、そのためなんとしても続けねばと思い込み、方向転換を阻む。
わかっちゃいるけどやめられない、でしょうか。
サンク・コスト効果に縛られる人や企業は多いだろうが、サンク・コスト効果どこ吹く風という人も多いような気が…
えーっとですね、例えば我が子が「どうしても音楽をやりたい」(絵でもなんでもいいんですよ)といって、音大を受験して合格してですね、半年か1年経って「自分のやりたいことではなかった」とかいって勝手にやめてしまったら、サンク・コスト返せ!となりますよ。
県外の私立の大学なんぞに行って、国家資格なんぞも取って、地元に帰ってきたらフリーターでぶらぶらしてる、あるいはぜんっぜん関係ない仕事をしているとかいうとき、サンク・コストどうしてくれるん!!となります。
「元を取らなきゃ」とか「もったいない」とか考えろ!「自分が失敗した」って、そんなに早く決めつけるな、まだあきらめるなって言いたいですよ。
資格がありながらその職に就いていない潜在~~という人は多いと思います。サンク・コスト効果が働いていないようです。
もったいないから資格と経験をいかしましょう!
こんな話になるはずじゃなかったのに…
でもギャンブルに限らず、サンク・コストにとらわれることは多いと思います。気晴らしに買い物に出かけたが、特に買いたいものもない、しかしわざわざ足を運んだのに何も買わないのももったいない気がして、なんか買わないことには気がすまないとか、けっこうあります。結局お金と時間を浪費して、気晴らしにもならず自己嫌悪に陥るのですが…
『行動経済学~経済は「感情」で動いている』の著者で明治大学情報コミュニケーション学部教授の友野典男さんが、サンク・コストにとらわれる人の心理について次のように言っています。
今までに支払ってしまったお金について「無駄にしたくない」という思いが働くのは、個人であろうと企業さらに国であろうと同じである。「元を取ろう」とする行動を行動経済学ではサンク・コスト効果というが、個人にとっても企業や国にとっても強い呪縛になり、振り切ることが難しい。人間の心理には「自分が失敗した」とは認めたくない気持ちがあり、そのためなんとしても続けねばと思い込み、方向転換を阻む。
わかっちゃいるけどやめられない、でしょうか。
サンク・コスト効果に縛られる人や企業は多いだろうが、サンク・コスト効果どこ吹く風という人も多いような気が…
えーっとですね、例えば我が子が「どうしても音楽をやりたい」(絵でもなんでもいいんですよ)といって、音大を受験して合格してですね、半年か1年経って「自分のやりたいことではなかった」とかいって勝手にやめてしまったら、サンク・コスト返せ!となりますよ。
県外の私立の大学なんぞに行って、国家資格なんぞも取って、地元に帰ってきたらフリーターでぶらぶらしてる、あるいはぜんっぜん関係ない仕事をしているとかいうとき、サンク・コストどうしてくれるん!!となります。
「元を取らなきゃ」とか「もったいない」とか考えろ!「自分が失敗した」って、そんなに早く決めつけるな、まだあきらめるなって言いたいですよ。
資格がありながらその職に就いていない潜在~~という人は多いと思います。サンク・コスト効果が働いていないようです。
もったいないから資格と経験をいかしましょう!
こんな話になるはずじゃなかったのに…
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