ミゾソバが沢山咲いています。
この花を見ると金平糖を思い出します。
戦後数年経ったころ 甘いものが少なかった頃のお話です。
ある日母とバスに乗った。
側に坐っておられたお婆さんに金平糖を貰ったらしい。
(らしいと言うのは記憶にないのです)
小さな手に5.6個の金平糖を握り締め 時々開いては眺めている。
(綺麗で嬉しかったのでしょう)
見たこともなく 食べたことも無いので食べれると言う事を知らなかったようです。
母は 「食べれると言う事が分からないのだな~」 と情けなかったと。
バスを降りて一つ口に入れてもらい
「甘いよ 食べてみて」 と母と妹の口に入れニッコリ
けれども残りの2.3個は食べもせずズット握っていたとの事。
物の無い時代のお話です。
はたして何歳だったのか?今は聞くすべもありません。
今でも見かけるとつい買っています。
この花を見ると金平糖を思い出します。
戦後数年経ったころ 甘いものが少なかった頃のお話です。
ある日母とバスに乗った。
側に坐っておられたお婆さんに金平糖を貰ったらしい。
(らしいと言うのは記憶にないのです)
小さな手に5.6個の金平糖を握り締め 時々開いては眺めている。
(綺麗で嬉しかったのでしょう)
見たこともなく 食べたことも無いので食べれると言う事を知らなかったようです。
母は 「食べれると言う事が分からないのだな~」 と情けなかったと。
バスを降りて一つ口に入れてもらい
「甘いよ 食べてみて」 と母と妹の口に入れニッコリ
けれども残りの2.3個は食べもせずズット握っていたとの事。
物の無い時代のお話です。
はたして何歳だったのか?今は聞くすべもありません。
今でも見かけるとつい買っています。