イナ中尉Day's
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ズドラーストヴィチェ

昨日書く予定が飲み会になってしまったため、今日に延期したイナ中尉です。


今日は先日やった自転車修理の記事を書こうかとおもってたんですが、
今さっき帰宅途中で救急対応があったので反省も踏まえて本日の記事にしたいと思います。


帰宅途中の電車内で外を見ながらあれこれ考えていたら後ろで大きな音がしました。
物が倒れるくらいなら特に気にしないんですが「大丈夫ですか?」って声もしたので振り返ると、
背後でおっちゃんがうつ伏せに近い状態で倒れていました。
ぱっと見の印象ですが、座ってた椅子から前に倒れて反対側の椅子したに頭を突っ込む感じで
倒れたと思われる感じでした。
で、おっちゃんは目は開けていますが立ち上がる気配もなく微妙に痙攣している感じもしたので
(あ、やばいな)と思って車掌を呼びに行くことにしました。乗ってた車両が一番前だったので
呼びに行くのが手っ取り早いと思って向かったのですが、残念ながらというか車掌の部屋の
ドアは鍵が閉まっていた開ける事は出来なかったのです。
また、左右に小窓もありますが、そちらもガタガタ揺れるものの開くこともできず、大声で
叫んでも運転中の車掌がドアを開けれるわけがないので(さてどうしようかな)と振り向いたら
近くの人が非常ボタンを連打してました。
それを見て(あぁ、とりあえずはあれで大丈夫かな)と思い現場に戻りました。
現場に戻る時は野次馬の学生とかが通路真ん中に立って覗き込むように後ろを見ているので
とっても邪魔でした。うん。邪魔よ野次馬。

現場に戻ると床におっちゃんの姿はなく周囲を見渡すと見開いた目でこっちを見てるおばちゃんとかと
普通に座っているおっちゃん。 あまり意識して顔を見ていなかったのでそれが倒れた人か
どうか判断に困る状態でした。
ただ、観察すると失禁した後があったため、(あ、この人だ)と思いました。 
その時点で車両がホームに入ったため、おっちゃんの介護より駅員の誘導灯になる方が良いと判断して
電車戸口に立って車掌がこっちにくるのを待つ形となりました。
車掌到着後は声をかけたり容態の確認をしたり下車駅の確認をしたりを行い、おっちゃんが
「この駅で降りる」と言い出して立ち上がりだしたので車掌が肩をかし、他の乗客の反応が薄かったので
私が率先してもう片方の肩を持ってホームに降り、ベンチに座らす事となりました。
その後車掌は電車に戻って報告を擦る必要があるので、私がおっちゃんの横にしゃがんで様子見と
高血圧があるのか等の確認をしてました。 おっちゃんは鞄の中にあった雑誌を必死に読んでるフリをしてましたww

連絡により駅員が到着すると電車は発車し、事の経緯を駅員に伝えたうえで横で駅員とおっちゃんの
話をしばらく聞き、問題なさそうだったので私は引き上げる事にしました。

ということがありました。


では今回の件に対する反省といきましょう。
まずは発見直後ですが、場所が電車である以上外部と連絡できる車掌ないし乗務員に連絡を
しようとした判断は問題ないかと思います。 できれば救急救命の講習を受けてる自分が
現場に残って人に指示を出すべきだったかもですが、実際残ってどこまでまともな対応が出来たかは
わかりません。
で、呼びに行ったはいいですが、結局は僕自身は乗務員を呼ぶ事ができませんでした。
これはまさに時間の無駄ですね。これなら現場残ってた方がマシかもしれません。
特に緊急ボタンのイメージが出なかったのが痛手です。
ついで現場に戻った後の対応ですね。
こちらは私以外の人にもいえることですが、傷病者に対する対応がイマイチでした。
とりあえず出来る事としては、意識が戻っていたのでいくつかの質問。
例えば「高血圧あるいは貧血等がよくおきるのか」や「何か薬を飲まれているのか」
「持病はもっているか」といった質問をするとともに外傷の確認、手首をもって
脈の状態確認が出来ます。
また、今回のおっちゃんは意識があって返事をする割には言ってることが支離滅裂でした。
最終的にはお酒を飲んでると言い張ってましたがアルコール臭は気にならなかったので
本当かどうかもわかりません。
なのでカマをかけてただ言われたことに無意識に返事しているのかワザとその場から
逃げる為に返事しているのかを見極める必要があったと思っています。
もし質問されたから無意識に答えているのであれば意識は曖昧、転倒および痙攣と
失禁ですから脳障害の疑いが非常に強くなると思います。

そういったところも確認するべきだったのではないかと思います。
一応その後のベンチの時に軽く確認はしてみましたが、やはり遠慮の部分が多かったと思います。


といった具合でしょうか。
まだもっと色々出来ることはあったと思いますが、挙げてたらきりがありません。
今回の反省をもとに今後同じような事に遭遇した時に適切な対応がとれるよう
気を付けていきたいと思います。

ではではダスヴィダーニャ ノシ

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