イナ中尉Day's
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ズドラーストヴィチェ 皆様

先週、宇宙戦艦ヤマト2202の七章見てきましたよ。
七章は最終章ですね。テレビ放送も先週から七章に
入っていますね。



ここからはネタバレあるのでご注意ください。


旧作のさらば宇宙戦艦ヤマトは劇場版とアニメ版でエンディングが異なっていますね。
確かさらばが劇場版でヤマトシリーズ完結として主要メンバーがあらかた死んでいく
のに対してアニメ版はヤマト2で続編を念頭にしているためメンバーやヤマトが
生き残るストーリ。
今作はどちらをとるのかなと思っていましたが、結論からいくとハーフですかねw

新規メンバーも合わせて数名が死んでいき、ヤマト自身も特攻を行います。
さらばほどの人数は死にませんがそれなりに死にます。

ただしヤマトや古代等は紆余曲折あって復活します。
この辺は続編を作るためなのかどうなのか不明ですが、とりあえず現状は
続編情報なしですね。

感想ですが、ストーリーとしては旧作さらばの方が好きです。
まずメインストーリーとしては高次元生命体であるテレサの扱いが
イマイチな気がしました。 さきほど書きましたが最終的にヤマトは
特攻を行うのですが、その特攻自体は勝てなくなったために人類が
地球から避難する時間を稼ぐためだけのもであり、勝機のないもの。
そこに和を司るヤマトに反応してテレサが顕現、共に特攻することで
敵に打ち勝つことが出来たというものです。
 私としては和というもので色々な偶然が上手く流れ込んで奇跡的な事を
起こすという考えだったのでテレサ自身が召喚されて運よく敵を倒せたと
いうのはちょっと違和感が強かったです。 特にテレサはあくまで現世に
干渉せずにただ見守るだけの存在と言ってた割に実力行使に出てくるのは
如何なものかと。 個人的には超巨大戦艦がよく分からない物体に
なっていたのも残念でしたww

キャラ関係では死に方がちょっと雑すぎる気がしました。
7章全体で感じたのですが、ちょっと急ぎ足という感じがありました。
例えば徳川機関長が亡くなる時、旧作では隊員に指示を出しているところに
爆発を受け、重症を負いながら指揮所に波動エンジンの無事を伝えて
そのまま亡くなるのですが、今作はエンジンにダメージを受けたので向かい、
次のシーンでは航行に支障がない事を伝えて亡くなります。体が汚れて
いるので怪我をした雰囲気はありましたが、「なぜいきなり?」という
感想がでてしまうほど唐突で雑でした。
また、斉藤一も戦死しますが、旧作の名言を言いながらキーマンと特攻を
します。ただ、シーン的にみて名言の使い方が雑すぎるというか、
明らかミスマッチでした。
さらに加藤も戦死するのですが、今までの展開では生きているであろう
爆発に巻き込まれたけど・・・的な展開だったのに死んでいました。
「え?あれ死んでたの?」というレベルでした。
旧作ではそれぞれの死に方に貫き通した意地というか、心揺さぶりものを
感じましたが、今作はそういったものが無く感動することなく終わって
しまいました。
その割に後半の特攻したヤマトが復活するまでの過程はしっかりと時間を
かけており、古代の苦悩などが描写されます。
確かに古代は主人公ですし、大事な描写なのかもしれませんが、ちょっと
尺をとりすぎてガトランティスとの激戦を繰り広げた! という余韻が
無くなってしまって微妙でしたね。

あと最後に。 トランジット波動砲・・・さっぱりし過ぎ。
発射までにひと悶着あるかと思えば普通に撃って普通に彗星帝国を
破壊できます。 ここはもう少し盛り上げるべきシーンだったと強く思いました。


感想以上!
旧作さらばの思い入れが強かっただけにちょいと期待はずれが多かったですが
まぁ、見て損はないと思います。
残り3話のテレビ放送をじっくり見て映画では気付けなかったところでも
見つけたいと思いますww

それでは本日はこの辺で。 ダスヴィダーニャ ノシノシ

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