タカちゃんの絵日記Ⅱ

日々の何気ない感動を、好きな絵や音楽、写真や動画などで綴ります。

      朱鷺(トキ)の野生絶滅、そして復活への道程 (出雲市トキ分散飼育センター)

2023-03-13 17:09:26 | 日記
朱鷺(トキ)の野生絶滅、そして復活への道程 (出雲市トキ分散飼育センター)
 
 
 
 
先日は、🌸しまね花の郷🌸へ行って参りました。・・・と、言っていましたが、ホントは「出雲市トキ公開施設」で、トキ保護増殖事業の実態を、
記録に残すのが目的でした。
朱鷺:トキ
朱鷺は、かっての日本中に広く生息し、「ニッポニア・ニッポン」と言う学名の通り、日本を代表する鳥でした。しかし、明治以降、乱獲や生息環境の激変などにより、生息数が著しく減少し、1980年代には、遂に野生絶滅してしまいました。
一方、中国でも絶滅したと考えられましたが、1981年に陝西省生きていることが分かりました。 それ以降、日本と中国は共同で朱鷺の保護活動を開始。
1999年には中国から提供されたペアからヒナが生まれ、日本でも朱鷺の飼育羽数は着実に増えて来ました。 2008年には最期に野生の朱鷺が発見された、佐渡島で朱鷺の「放鳥」が始まり、日本の野生下に朱鷺:トキが舞うことと成りました。
 
出雲市では、2011年に朱鷺:トキの分散飼育を開始して以来、出雲市トキ分散飼育センターでは、飼育員や獣医が朱鷺の繁殖に取り組んでいます。朱鷺の保護増殖事業に貢献しています。
 
 
 
朱鷺の1年
朱鷺は、1月から6月までが繁殖期です。繁殖期になると首から出る黒い分泌物を体に塗りつけて、背中が黒灰色に変化します。 産卵は3月から5月頃にかけて、1日おきに1個ずつ、4個前後の卵を産卵します。 産卵から28日前後でヒナが孵化し、孵化から1ケ月半ほどで親鳥に近い大きさになり、巣立ちして行きます。 親鳥は、巣立ちが終わると、繁殖期の黒灰色は薄くなってゆき、秋を迎える頃に、美しい朱鷺色の姿となります。
ちなみに、出雲市トキ分散飼育センターで巣立った朱鷺が数羽、今ごろは 佐渡島の空 を舞っています。
 
  
 
 
 
特別天然記念物「トキ」の一般公開について
 
 
・・・と、言うことで 野鳥撮影の原点 も野鳥の保護と愛を持って見守る事に、尽きます。