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~ところで、お稲荷さん ってどんな神様~
今日は松江城山「稲荷神社」に、お詣りして来ました。 折角の機会なので「お稲荷さん」について、深堀りしてみたいと思います。
〇生活に密着した稲荷信仰〇
お稲荷さんは、「稲作&農業の神様」として、信仰されております。 昔から、稲作の豊凶は、国民にとって生活を左右する、大きな関心事でした。 そのため、稲作の神様である「お稲荷さん」への信仰は、全国へ広まっていったと考えられます。
今ではその範囲も拡大して、「衣食住、家内安全・商売繁盛・厄除」など、生活全般のご利益があると信仰されています。
つまり「お稲荷さん」は、生活に密着した神様なのです。
〇稲荷神社のはじまり〇
全国に約3万社以上ある「稲荷神社」の総本宮は、京都「伏見稲荷大社」です。 「稲荷神社」の始まりを紐解くには、この「伏見稲荷大社:京都」の始まりに遡らなければなりません。
『山城国風土記』の逸文によると、和銅4年(711年)、秦伊侶具(はたのいろぐ)という人物が、餅を的にして弓を射たところ、餅が白鳥になって山の彼方へ飛んでいき、その白鳥が降り立った場所に稲がたわわに実ったそうです。 そこに神様をおまつりお祀りしたことが、「伏見稲荷大社」の創建とされています。
伏見稲荷大社と言えば、秦氏(謎の人物?)の氏神様という認識が強いですが、風土記によると秦氏が信仰していたのは「伊奈利(いなり)」と表記されています。 「稲荷」の方は荷田(かだ)氏がお祀りしていたという説もあるようです。 つまり、同じ伏見稲荷山の中で複数の氏族による信仰形態があったようです。
いずれにしても「稲荷」の言葉には、「稲がなる」という意味が込められているのです。
キツネと言えば油揚げ
油揚げと言えばお稲荷さん
大好き❤
takaちゃんも、お稲荷さん大好きだよ。
(注)ホントはね。 神様には、お供え物が必須ですよね。神様になったきつねに、人々は好物である「ネズミの油揚げ」をお供えしました。
ですが、動物愛護の観点から、「ネズミの油揚げ」をお稲荷さんにお供えできなくなってしまったのです。・・・てっ、事です。・・・偉くなった!