童話「むくどりのゆめ」・・・ムクドリは「夢み心地」・・・
ムクドリ:椋鳥
むくどりのゆめ 浜田広介
ひろい野原のまん中に、古いクリの木がありました。
その中に、とうさんむくどりと子どものむくどりが住んでいました。
むくどりの子は、とうさんにかあさんどりは遠くに
出かけていっているときかされていました。
ほんとうは、もうこの世にいないのに・・
だんだんふしぎになってきたむくどりの子は、
とうさんにたずねます。
「いつかえるの?」「海をこえたの?」「山をこえたの?」
とうさんは、「ああ、そうだよ」とこたえます。
十日たっても二十日たっても、かあさんはかえりません。
ある日、木の枝にいちまいだけついていた枯れはが、
カサコソなりました。
むくどりの子は、その音がかあさんどりの
羽音のように聞こえてしかたありませんでした。
むくどりの子は、馬の尾の毛でその葉をむすび
風が吹いてもとばないようにします。
その夜、むくどりの子は夢をみます。
白い羽のとりが、巣の中に入ってきたところで目がさめます。
すぐに外に出てみると、かれ葉にうすい雪が
かかっていました。
椋鳥が空を仰いで【うっとり、、夢見顔】初めて
見ました‼️ 生き物は、ストレートな表情が素晴らしいんですよね😃 なのでアップしました!