冬の雉(キジ)
日本の「国鳥」でありながら、狩猟対象鳥でもある。 何とも不幸な鳥です。
全長60~80cm。 尾の長いのが特徴のニワトリ大の鳥です。 日本全土に分布しています。 オスは濃い緑色の体で、繁殖期になると、ハート型の赤い顔が顕著になり、「ケーンケーン」と鳴きながらメスを求めます。 日本人には、関わりの深い鳥で「桃太郎」伝説などで今に語り継がれています。 「焼野の雉(きぎす)・夜の鶴」などの、子を思う親の愛情の深さを表わす例え話もあります。 草地に巣を作り、人が間近に近づいても、じーっと潜んで巣の卵を守ります。 天気や地震の予知能力まで持つと言われています。 冬季はめっきり見掛けることが少なくなりましたが、自然破壊の進む地域では、冬木でも人家の近くまで下りて来ると言われています。 冬季の食糧は草の種子や果実であることが確認されています。 撮影時にも(自然破壊は進んでいませんが (><))人家のすぐ近くの草地や畑地で、餌を食べていました。 繁殖期にはオスの警戒心も緩みますが、冬季には警戒心が強く、滅多に見られません。 かなり遠くからでしたが、気付くやいなや山に駆け上がりました。 冬季の「雉:オス」は、初見となりました。
春にはよく見掛ける場所ですが、偶然ですが、50メートルほども離れた草地のイチジクの木陰に、キジ:雉 が潜んで様子を窺っている様でした。 当方も木陰に身を隠すと、しばらくして安心したのでしょうか。 畑で餌を食べ始めました。 時間にして約5分程でしたが見ることが出来ました。!(^^)! ほんとにラッキーでした。
ほんと松江は良いところですね^^
毎年春には、裏山から雛を連れて餌を食べに、日参するようです。 来年は、是非キジの親子を撮りたいと思います。