少年易老學難成
一寸光陰不可輕
未覺池塘春草夢
階前梧葉已秋聲
少年老いやすく学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢
階前(かいぜん)の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声
60歳超えた頃からどんどん身に沁みこんでいます
志し高く夢を追ってきたけれど未だその夢を実現することはなく、いつまでも『さあこれからだ!』と意気込んではいるけれど、現実を見れば目の前の階段に生えているアオギリの葉は枯れはじめ、カサカサと音をたてている、、、、
できる事をできるうちにコツコツと継続するしかないことに気づいているはいるのです
そしてそれを実行してこなかったという事もないのです
じゃなんで少し焦ってしまうのかと言えば、人間はそういう生き物なのだからしょうがない事なのだと思うのです
故に、
なるようにしかならないからできることをできる範囲でやりましょう
調子がよい時はやり過ぎない様に気をつけ、調子がイマイチなら大きく深呼吸してからゆっくりとやればいい
時間を追いかける様な馬鹿な事は決してせず、流れに身を任せながら見える景色を楽しむ事も忘れずにって感じ
身体のあちこちが枯れ始め、その分心が潤ってきたと思いたいけれど、迎えた人生の秋がだいぶ深まりつつある現実を更に知る誕生日の朝なのであります