実家の愛犬だった『夢丸』の命日です。
柴系の雑種で、脱走しては改札口で出てくる人に戯れて飛びついたり、留守にしていると家中かけずり回ってぐしゃぐしゃにしたりととても元気で長生きな雄犬でした。
『夢丸』は実家に幸福を呼んでくる犬でした。
だからみんな大切に可愛がっていました。
ある日の事、私の事を呼ぶ声がする、、、
誰もいないはずなのに、私を呼ぶ声が聞こえる。
私と夢丸しかいないのに、、、
あっ、、、
そうです。
夢丸が私の名前を呼んでいたのです。
いや、マジで『カズオ』と呼んでいたのです。
多分父が私を呼んでいるのをいつも聞いていて、『カズオ』だけ覚えたんじゃ無いかな。
多分そこに弟がいても『カズオ』と呼んだんじゃ無いか、と思うのです。
夢丸はとても良い犬でした。