佐久総合運動公園をスタート地点にして、内山峠を走ってみました。
佐久市から見た浅間山です。
佐久総合運動公園は陸上競技場、野球場、クロスカントリーコース等が整備された立派な施設です。
今日もトラックでは高校生が陸上の練習を、隣りのサブグランドのフィールドでは、サッカーをやっていました。
とても良い天気、晴天が広がり暖かい!
小高い丘の上にあり眺望も良い!
国道254号線、内山峠を下ると群馬県下仁田町です。この路線は地元の人たちがコスモスを育て、秋には見事です。
通称コスモス街道と呼ばれています。
車では最近も走っていますが、実はこの道を自転車で走るのは1983(昭和58)年以来です。
以前と違い、大型トラックが多い!
多分下仁田辺りから高速に乗るのだと思います。
この道は推奨コースではありません。
危険回避で歩道を走りながら登ります。
私も以前から尊敬している渋沢 栄一の漢詩の歌碑があります。
今年の大河ドラマのタイトル「晴天を衝け」はこの地で読んだこの漢詩が由来とのことです。
「勢は青天を衝き臂を攘(かかげ)て躋(のぼ)り気は白雲を穿ち手に唾して征く」の一節から取ったとのことです。
漢詩といっても五言絶句や七言絶句と違い長い詩でとても難しい…
教養の深さがうかがい知れます。
新たに看板も立てられました。
駐車場もできて、何人かの人が歌碑を見に来ています。
渋沢栄一は1840(天保11)年2月13日の生まれ。
知りませんでしたが今日は現在の日本の礎を作った偉人の誕生日でした!
歌碑の下には仲睦まじい道祖神があります。
歌碑はこのような奇岩にはめ込まれています。
この地は内山峡と呼ばれています。
一級河川滑津川沿いに広がっていますが、地元内山地区の人たちは、この川を内山川と呼んでいます。
私も内山川の名前に馴染んでいます。
鹿が増えており、車とのトラブルもあります。
夜行性なので特に夜が注意です。
熊出没注意の立て看板も!
今の時期はまだ良いのですが…
峠から見える兜岩山ですが、失敗!その山容から上州の航空母艦と言われる荒船山を取り忘れました。
ダラダラ坂が続いて、後半少しきつくなりますが難なく、頂上に到達しました。
群馬側からの登りは厳しいですが、下ったことはあっても登ったことはありません。
大型トラックが多いので推奨コースではありません。危険回避のためトンネルは越えません。
内山大橋を渡り
大型トラックを避けて裏道に入りますが、凍結した路面には注意が必要です。
村中の道を通り危険回避しながら、安全な所ではスプリントの練習をしつつ
スタート地点に戻りました。
総合運動公園の下からの風景、蓼科山から八ヶ岳連峰が一望です。
渋沢栄一は若き日、この地に藍玉を売りに来ていた縁で漢詩を残してくれました。
多くの企業の設立に携わり、社会福祉事業にも寄与された偉人です。
この人無くば今日の日本の姿はなかったと考えています。
その業績は偉大です。
佐久で読んだ詩の一節が大河ドラマのタイトルになったのは嬉しいことです。
明日の第一回の放送を楽しみにしましょう
本日の走行距離24㎞でした。
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