終わっちゃったよ(∋_∈)

今日から4月ですかあ。
早いですね。岡山の桜はまだ3分咲きと言ったと頃です。
いつパッと咲く？ってみんなで相談してるみたいです。蕾君たち。
過去最高に大好きだった朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』が29日（土曜日）に終わってしまいました～(∋_∈)

毎日子供と見ました。ギョーサン笑わして貰いました。
そしてギョーサン泣きました。

脚本家藤本さんはドラマの中でたくさんの大切なことを教えてくれました。

若狭塗り箸、落語にも出会いました。

撮影が行われていたＮＨＫ大阪にも行ってしまいました。

吉弥さんの生落語を聞きました。
ABCラジオもよくきくようになりました。

いつかドラマの舞台になった福井を訪れたいと思いました。

出演者全員のファンになりました。

ありがとう。『徒然亭一門のみんな』
『小浜の人達』
『徒然亭のご近所さん』
最終回の前日には朝の放送直後のＮＨＫニュースで森本アナウンサーが『明日の最終回もお楽しみに』と冒頭挨拶の中に笑顔で入れてくれる。という粋なことも前代未聞でしょう。
『人間も箸とおんなじや。研いで出て来るものは塗り重ねたものだけや。悩んだことも苦しんだこともいつかきれいな模様になって出て来る』
主人公喜代美のおじいちゃんの言葉。大好きです。

若さ塗り箸は木のお箸に何度も漆を塗り、卵の殻や、松葉、貝殻を貼り付けてまた、漆を塗り最後に研いであのきれいな模様が出て来るそうです。
長いものは製作期間が一年もかかり50万円もするものがあるそうです。

うちでは漆でなくウレタン加工の安い若狭塗り箸をみんなで使っています。

気のせいかただの漬物でもおいしい気がします。

写真は久々に作った『ばらずし』です。
いつもはもっと簡単に作りますが、材料、下拵えを合わせると3日がかりで作りました。
具はサワラのあらでとった出し汁で煮てあって旨味があるそうです。
若狭塗り箸といっしょに写真に撮りました。
お隣りに持って行くと『これがきっとおふくろの味になるんだね。』と言われました。

昨年ばらずしの指導をしてくださった郷土料理家の窪田さんは言われました。

『最近ばらずしを作らない人が増えました。昔は親戚が集まる日、何かよいことがあれば、庭先に集まり大勢でばらずしを作りみんなで食べたものだそうです。
ばらずしの作り方でこれが正しいと言うものはありません。

嬉しいと時、人が集まる時にみなさんの作り方でばらずしを作って見てください』
と。

私にもやっと一つおふくろの味ができたようでちょっとうれしかったです。