春待草の独り言

日々思ったこと、感じたことを日記代わりにつづっていきたいです。昨日コブクロライブに行った記念に。

朗読に触れた日

2014年01月12日 | NHKのお話
1月11日岡山県立図書館 多目的ホールにて

図書館の10周年を記念してNHK岡山と一緒に「NHKおかやま朗読ひろば」というイベントがあり、友達と一緒に参加してきました。
たしかテレビでみたのかな?
このイベントの案内があり応募してみました。

すぐに当選ハガキがきて、このハガキで二名入れるってことだったので、長年小学校などで「読み聞かせ」のボランティアをしている友達に声をかけてみました。
岡山にゆかりのある作者や作品をNHK岡山のアナウンサーやキャスターさんが朗読をしてくださる。というイベントでした。

その朗読にさらに深みを出す感じで、倉敷在住のソロギタリスト「まる」さんの演奏もありました。

私たちは、午後からの「おとなの部」に参加しました。

この模様は岡山県限定になりますが、ラジオ第一で1月26日(日)午前8時5分~8時55分までに放送されるそうです。

ですのでここからはネタバレになります(笑)
つまり、今日はラジオの公開録音でした。

会が始まる前に和久田アナウンサーの「前説」がありました。

和久田さんは今年4年目?になるアナウンサーさんで新採用からNHK岡山に派遣されたかたです。
「東大卒!」
「生さだ」とか「ケイタイ大喜利」でも美人アナウンサーとして全国デビューされています。

拍手の練習も一万人くらいいるように!
とか・・・・。

ケイタイのお願いでは、「マナーモードでブルブル言わないようにしていてもマイクに影響が出ることがありますので、どうか必ず電源をお切りください。」

とのお願いには、みなさんあわてて電源を切る協力をされていて、「なんてさわやかな前説だろう」って思いました。

こうしていろんなことを経験され、また別の局に転勤される日が来るんだろうなあと思いました。ちょっとさびしさも・・・。


一部の司会は新井さやかキャスターでした。

トップバッターは今年入社3年目?の南波雅俊アナウンサーでした。
和久田アナウンサー同様新採用からNHK岡山に来られています。

NHK盛岡放送局に転勤された魚住アナウンサーに続き、二人続けて新人アナウンサーがNHK岡山に入られています。

南波アナウンサーは「あさのあつこ」さんの「バッテリー」から功と豪がはじめて会い投球練習する場面の朗読でした。

若さ溢れるさわやかな朗読でした。

二番目は和久田アナウンサーで「坪田 譲治」さんの「母ちゃん」
「かあ~ちゃん」という正太のかわいい声と優しいお母さんの微笑ましいやりとりに春の温かな香りがするようでした。

次は原田裕和アナウンサーによる朗読講座がありました。

視覚障害のある方のために朗読ボランティアをされている、二人の女性がステージに呼ばれ、「あらしのよるに」という絵本を題材に「朗読のつぼ」を教えてくださいました。

朗読する本をまず読んでみて、セリフ以外の「地の部分」を神の視点と呼ばれる、語り手は誰だろう?

どんな場面なんだろう?
と第三者の視点で表面的に演技するのではなく、その場にいるような気持ちになるように、読むことが大切と言われていました。

自分が思うより2倍くらいゆっくり読むくらいにすると早口にならないそうです。

お手本に少し読んでくださいましたが、臨場感溢れ、素晴らしかったです!
原田アナウンサーは東京にいる時、「新日本風土記」などのナレーションもされていたので、さすが!という感想でした。

休憩を挟み第二部の司会は南波アナウンサーでした。

朗読は新井さやかキャスターで「小川洋子」さん作「銀色のかぎ針」という作品でした。
舞台は馴染みのある岡山高松を結ぶマリンライナーの車内でのお話は状況が浮かびやすかったです。
トーンを抑えた声が作品の世界を拡げてくれるようでした。

白いセーターがとても素敵でした。



そして最後の作品はNHK岡山の星三條雅幸アナウンサーによる
「小手鞠るい」さんの「婚約指輪」という作品でした。

三條アナウンサーは全国でも有名なイケメンアナウンサーさんです。

おしゃれなニューヨークのお話がぴったりでした。
「大人の恋」のなんとも切ないお話。

衝撃的な最後に思わず涙がこぼれました。

バックで流れる「まるさん」の優しく響くギターの音色とスクリーンに映し出された写真がとても素敵でした。
知っている場所のスナップもあり感動的でした。


朗読が終わった後は、最後にまるさんの新曲の玉野の海をイメージして作られた曲。

海事研修にいくとこの方に頼まれて作られたそうです。

渋川少年自然の家ですね(笑)

三條さんの切ない朗読の余韻にそのまま溶け込む素晴らしい演奏でした。

キラキラしてました。

南波アナウンサーはこちらでした。

会終了後5人のアナウンサーさんがならんで、ひとりひとり挨拶をされました。

その中で、この企画は和久田アナウンサーが企画されたもの。

三條さんが読まれた作品は和久田さんのチョイスだったこと、新井さんはお正月におばあちゃんと編み物をしてのぞまれたこと。

などわかりました。

客席の後ろでは山岡アナウンサーが見守っておられました。

会場をでると、再び5人のアナウンサーさんたちがならんで、お客さんひとりひとりを見送りしてくださいました。

私は頑張ってお一人お一人短くお話ができました。

「三條アナウンサーが朗読されたとき、後ろのスクリーンに映し出されていた写真がとても素敵で、三條さんが撮影されたのですか?あの公園はあそこですよね?」

と頑張って質問してみました。

「いえ あれは和久田がとったものです。
場所は和久田にきいてみてください」

と教えてくださいました。

和久田アナウンサーには「この企画ほんとによかったです」と思わず、いつの間にか握手してもらっていました。

写真がとてもよかったこともお伝えできました。
撮影された場所もピンポン(正解)でした(笑)

NHK岡山のアナウンサーさん達、多くの方に愛されているなあって思いました。

いつもテレビでみているだけだったのに、昨日はお話も緊張したけど少し会話できてとてもいい思い出になりました。

ニュースペーパーの公演でメンバーさんと恥ずかしいけど頑張って全員とお話をさせてもらうのがいい経験になっていると思います。
終わったあとは友達ともう少し余韻に浸りたくて歩いてカフェにいきました。

シナモンロールとすりおろし林檎のレモネード。
朗読の会のお話をしながら楽しい時間を過ごしました。

「あの小包の中身って「あれ」はいってたかなあ。三條さんの朗読で涙でていて肝心なとこちゃんと聴きとれてないね><」って。

なんだかカフェの中も、いろんなひとがいろんな過ごし方をしていて、小説の中のようでした。

小手鞠るいさんの三條アナウンサーが読まれた婚約指輪をどうしてもよんでみたくて、そのまま余熱を利用して本屋に行き、店員さんに検索してもらいました。

「わかれのあとで」っていう文庫本のなかのひとつの短編でした。
店員さんが「カバー二種類ありますが、どちらをおかけしましょうか?」

と聞かれ、「じゃあこちらで」

というと店員さんがわらって「嬉しいです。こちら人気がなくて~」

って。

お茶漬けカバーです。
楽しかった一日にピースでした。

企画してくれた和久田アナウンサーありがとうございました!
こういうイベントって本当にいろいろやらなければならないことが多いこと。昨年クリスマス会の担当をさせてもらい、つくづく思いました。これでいいってことがないんですよね。当日になってもどんどん気づく事があって。


ふと、今年の抱負は「余熱を利用しよう」と思いました。

うれしいこと、楽しいこと、優しくされた後はその気持ちが薄れないうちについでに何かしようよってことです。

続報

先日の12月30日うまれの赤ちゃんは「ほのか」ちゃんってかわいいお名前がついたそうです。ほんとは漢字のお名前ですよ。

だっこしたらかわいかった~(*^o^*)って。

また別の友達が買ったカランコエの花。

わたしも見つけてかってみました。

12月30日ほのかちゃんの誕生花です。

寒さに強く太陽の光を好む元気な花です。

再び追記

本屋さんで買ってきた「わかれのあとで」
っていう文庫本の「婚約指輪」を読みました。

イベントで三條さんが読んでくださった声が聞こえてくるようでした。

ついでに小手鞠るいさんの本をもう一冊買いました。


今年の目標
「本を読もう!」

というのも決めました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿