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この写真は友人が開いてくれた韓国の料理教室第一回目に参加したときのものです。(7月のことでした)
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左のスープが入っているのが水冷麺。右がビビン麺です。
スープはすでに先生が作って冷やしておいてくれました。
鶏がら、牛肉のすね肉、豚ロースの塊を煮てあくをとってお塩などで味をつけています。
柔らかくなったお肉もトッピングに使います。
韓国の冷麺は茹であがるのがとっても早くて時計を見ながら30秒ほどですばやく流水で冷やしました。
トッピングは梨やスイカ、キムチ、スープにしたお肉、ゆで卵、きゅうりと大根のナムルなどをのせました。体によさそうです。
食べるときにお酢を掛けていただくんですよ。
もうひとつのビビン麺は最初に酢コチジャンというのを作ります。
コチジャンにさとうやお酢や韓国の唐辛子、ねぎのみじん切りを入れて混ぜておきます。(生野菜をつけて食べるとおいしいです。)
きゅうり薄切りと大根のナムルをのせました。
ナムルは確か薄く切って塩をしてにんにくや、唐辛子、ごま油なんかであえておきます。
同じように茹でた麺を別のボウルで酢コチジャンを入れて混ぜて器にレタスを敷いて麺を盛り付けて上にトマト、キムチなんかを盛り付けます。
辛いけどビビン麺いけましたよ~。
各テーブルに必ず韓国から日本にお嫁に来られた方や在日韓国人の方がいていろいろ教えてくれました。
神戸からもお客さんが来られて水キムチというのもいただきました。
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小麦粉を塩水とあわせて発酵させるんですって~。想像できない作り方ですね~。
試食会が終わると代表の方が挨拶をされました。
「今、韓国は北と南、日本と韓国の間にも難しい問題があります。
今日のような普通の主婦のすることですが、楽しく日本の方とお料理を通して仲良くすることから少しでも友好につながって言っていけばいいと思います)
韓国から日本にお嫁に来られた日と数人が前に出てその前に配られた「故郷の春」という歌を一緒に歌いました。
この歌は日本で言う「ふるさと」のような唱歌でとても有名で愛されている曲だそうです。
昨年の元旦に放送された日韓友情音楽祭で出演者の方全員で歌われた美しい曲です。アカペラで歌ってくれたのですが皆さんとってもお上手。
私も一緒に歌いましたが友人の日本にお嫁に来て子育てをして今までどんなに苦労してきたんだろう・・なんて考えていたら急に涙が出てきて困りました。
その日の友人はとてもいきいきしていました。
次回は「サムゲタン」を習う予定だったのに、子供の運動会が延期になって出席できなくて残念です。
故郷の春(一番だけ)♪
Ko-hyang-eui Pom コヒャンエ・ポム
1. Na-eui sal-deon ko-hyang-eun kkoch phi-neun san-gol.
ナエ・サルドン・コヒャウン・コッピヌン・サンゴル。
Pok-sung-a-kkoch sal-gu-kkoch a-gi-jin-dal-lae.
ポクスンアッコッ、サルグッコッ、アギチンダルレ。
Ul-geus-pul-geus kkoch-tae-gweol ja-rin dong-ne.
ウルグップルグッ・コッテグォル・チャリン・ドンネ。
Keu sog-e-seo nol-deon ttae-ga keu-rip-seub-ni-da.
ク・ソゲソ、ノルドン・テガ・クリプスムニダ。
訳詩1.
僕の住んでいた故郷は 花咲く山里
桃の花 杏の花 小さなつつじ
色とりどりの花のお城のある村
その中で遊んだ頃が 懐かしいです
花の村 鳥の村 僕の昔の故郷
青い野原の南の方から 風が吹けば
川辺でしだれ柳が踊りを踊る村
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故郷の春、イムジン川。。泣きそうです。
丁さんは岡山県出身なんだそうです。在日韓国2世のかたです。
「きみは愛されるため生まれた」のマキシシングルの中でもバイオリンソロで弾いてくれています。
今度岡山にこられるみたいで行ってみたいなあと言う気持ちもあります(でも何教会の人しかいけないみたい??)
数年前に起きた新大久保駅で転落した日本人を助けるため勇敢にもホームに下りて列車にひかれ犠牲になった韓国人の青年と日本人のカメラマンの死を悼んで追悼のチャリティー-コンサートや追悼のCDを出されたそうです。
でも、国境を越えたお料理教室は、どんなに冷たい食べ物でも温かくしてくれそうですね!!
言葉も通じない異国の地で、最初は戸惑いが多かったでしょうね。
私までもがウルウル…って感じです。(>_<)
日本では お袋の味が 袋の味(チン料理)になってきてるし。。。うちの娘も それほど頑張って 料理してない感じですわ。実家に帰ると 教える時間もないし、喜んで食べてるけど、覚える気もなし。。
でも、作るようになって味を覚えてくれていたら、ええかっと 思ってます。