春待草の独り言

日々思ったこと、感じたことを日記代わりにつづっていきたいです。昨日コブクロライブに行った記念に。

いのち

2012年07月19日 | 想うこと感じたこと
長い間闘病されていた友人のお母さまが亡くなられました。

友人は昨年県外に引っ越されましたが、お母さまはよく遊びにいらしていて、何度かお会いしたことがありました。

一緒に短い記録映画を観に行ったこともありました。

ちりとてちんファン仲間で桂 吉弥さんの落語を聴ける会にもご一緒しました。

外の階段の所で膝がいたくて階段が降りにくいと言われたので手を握って転ばれないようにお手伝いをしました。
優しい手でした。

落語会のあとおみやげに地元のお煎餅をいただきました。

「母が○○さんのこと可愛らしいから、あんな人すきやわ」と言っていたよ。と友達から聞きました。

お世辞でもうれしい~と思いました。

「お香典はいただかないことにしました。」と友人からメールがきました。

明後日がお葬式。

お母さんにお別れがしたいなあとおもったのと、毎週遠距離新幹線でお母さんに会いにいっていた友人にとどくといいなあと思い、弔電を送りました。

お母様。どうぞ安らかにお眠りください。
先日の大分の大雨被害で増水して走行中の軽トラに乗ったまま取り残された年配の男性の救出の模様が偶然撮影され、テレビで放送されていました。

なんとか助けようと消防の方がゴムボートで近づくのですがなかなか助けられません。

二時間以上軽トラの荷台に立ち近くの電信柱の足をかける細い棒をもって頑張られて、やっと救出されました。
救出翌日のインタビューで「消防士のかたにあんたらこれ以上救出に関わったらあんたらが危なかけん。はようにげんしゃい。

おいは充分生きたからもうよかと。
はようにげんしゃい。
と言ったけど助けてくれたとです」

こんな風にお話をされていました。

この方が助かったのは幾つものラッキーな偶然がかさなったこともあると言っていました。

そのラッキーなことのひとつにこのご老人が水圧でトラックが流されないよう、少しでも水の抵抗が減るように、荷台のハッチを下げておられたことがあるようです。

大変な恐怖の中での冷静な判断が生死を分けることがあるんだなあと思いました。

何よりもこのご老人の謙虚さに感動したニュースでした。

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