タニケンさんの新しい門出にエールを。

ザニュースペーパーの歌担当のタニケンさんこと、谷本賢一郎さんのblogに来年３月一杯でザニュースペーパーを脱退し、４月からは、歌手谷本賢一郎として活動します。

という発表がされていて、きっとタニケンさんにとって喜ぶべきことなのに、あまりにものショックで涙が出てきました。

あれはいつだったでしょう。
徹子の部屋で、千の風になっての替え歌で、社保庁のうたを歌いながら登場された、タニケンさん。

爆発した頭で真面目な顔で面白い歌を朗々と歌われて、そのギャップが凄く印象的で。

とにかく声が好きで、タニケンさんの歌の部分だけ何度も再生しました。

２００９年初めて新神戸オリエンタル劇場で、なまのニュースペーパーさんのライブに参加しました。

ロビーで最後にお話をさせてもらったのがタニケンさんでした。
とても不安な感じで写真も一緒にとってもらってました。

「徹子の部屋をみてタニケンさんの声が大好きになりました。

明日母が心臓の手術をするんです」っておはなしをしたら、心配そうなお顔で見送ってくださって印象にのこっています。

タニケンさんのblogを全部読み返して、なんて素敵なかたなんだろうっておもいました。
母が心臓の手術をして毎日ニュースペーパーさんの一発逆転やタニケンさんの青空を車で流しながらいきました。

２０１０年の２月 広島で「いつも母の病院にいくとき、青空を聴きながらいってます。
というと「岡山のきょうこさんですか。
やっとお会いできた」といってくださいました。
こうしてサインをいただきました。

そのときにblogに「なまえ」を紹介していいですか？ときいたようなきがします。

なまえをたくさんのひとに知って欲しい。となんどかblogで紹介させていただき、鈴木さんという、この曲の作者の方からコメントをいただき、「どうぞなまえをひろめてください」とお手紙と歌詞 なまえのデモテープのCDをいただきました。
２０１０年の７月新神戸オリエンタル劇場で、その頃からタニケンさんソロの曲が青空から「なまえ」に変わり、初めて生で「なまえ」を聴きました。

１２月の新神戸オリエンタルの時「希望は必ずおとずれるから」の部分だけサインといっしょに書いてもらいました。

ロビーを離れ、楽屋に戻られるタニケンさんに「タニケンさん～」と声をかけました。

「初めてライブに来たのは昨年の今日でした。一年たった今日、またタニケンさんの歌が聴けてうれしかったです」と挨拶したら涙がとまらなくて。

泣きながら帰っていたら太一さんが「どーしたの。大丈夫大丈夫」っいってくださいました。

なまえがシングルになった時は嬉しかったなあ。

震災の翌日尼崎ライブのときに３月２８日からEテレのフックブックローに出演しますと発表がありました。

タニケンバンドのライブに行きたくて初めて東京にもいきました。
タニケンさんの歌が聴きたくて、佐用町にもいきました。

お会いする度に厄除けにあの爆発頭をさわらせてもらっていました。

上月のライブのときは「頭さわりますか？」ってわざわざ低くなってくれたりしました。

呉に車で行ったときはわざわざそとにまででてきてくれて「気を付けて！」と見送ってくださったこともありました。

父がなくなる前に倉敷でも公演をしてくださいました。


もうたくさん思い出がありすぎて、でも残しておきたかったから、たくさん書いてしまいました。

タニケンさんの歌声がもっとたくさんのひとに届くことを祈りながら、やっぱり新しい門出にエールを送らせてもらいたいとおもいます。
来年は４０歳の節目だもんね。

体と声と髪の毛の健康もずっと保ってくださいね。

追伸

携帯の着うたはずっと何年も「青空」です。
どんなにがやがやしていても気づくのです。タニケンさんの声が素晴らしくて。
追伸その２

タニケンさんのblogを最初から全部読んで、阪神淡路大震災で高校時代一緒に野球をしていた友人がなくなったこと。

２００９年の１２月まで「今までいってなかったですが、僕は今日までトルコ大使館でお掃除のアルバイトをしていました。」

と書いてある記事がとても響きました。

アルバイトをやめる日、みんなで送別会を開いてくれた。という記事でした。

何年も使ってボロボロになったバッグとお別れをした記事も。

なまえを聴いてください。という記事にはYouTubeにいけるようになっていて、初めて聴いた時、号泣しました。

なまえをはじめて生で歌いますって言う日、ラジオ日本を一生懸命聴きました。

わたしのメールが紹介されました。

どんどん思い出が溢れてきます。