春待草の独り言

日々思ったこと、感じたことを日記代わりにつづっていきたいです。昨日コブクロライブに行った記念に。

とっておきのお茶。

2009年06月14日 | おいしいもの
雨が降らなくても梅雨のせいか、とても蒸し暑いです。

先日知り合いの方から「私の持っている最高のお茶です」と手紙と共に、静岡の緑茶の1回分をパック包装されたものが入っていたことを書いたと思います。

そのお茶をいつ飲もうかしら。
と機会をうかがっていました。

ひとりでこっそりおいしいお菓子を買ってきて飲もうか。
友人を呼んで飲もうかしら。
となかなか開封できませんでした。

今父が入院しています。
昨日の土曜日に一泊だけ外泊をするということで私が家まで送っていくことにしました。

主人が都合が悪かったので息子たち3人も乗せてワイワイにぎやかな道中でした。

病院からの帰り道デパートによって、お刺身や、お肉、さくらんぼケーキなど買いました。
安いお刺身を買おうとするのでちょっと奮発してトロにしました。
さくらんぼ・・・・来年も食べられるといいなあと思いながら。

実家につくと母が張り切ってカレーライスを作ってくれていました。
みんなで食べたカレーおいしかったです。

さあお茶の出番?
と思ったら元来お茶好きの父が自分で買った玉露が飲みたいと母に入れてもらっていました。

あーバッドタイミング。今日は無理?

でもせっかくだから私が家に戻る前に例のとっておきの緑茶をみんなでいただくことにしました。

ちゃんと温度計も持ってきて、60度のさまして二分間蒸らしてお湯呑みにつぎ分けました。

ん?色薄い?父や母がもう一度急須に戻すと濃くなる。というものでまた急須に戻してしまいました。

なんでこんなことしちゃったんでしょう。
一回目に入れたのを少し飲んでみたらよかったのに。

ちょっと濃くなりました。
でもでも、今まで飲んだことのないくらい、深みがあって香りが高くて、おいしいお茶でした。
心があったかくなりました。
父と母と3人で飲みました。

そこへ、姉と妹も来たのでちょっぴり出がらしになっちゃったけど入れてあげました。

急須に入れる前に白いお皿にお茶を出してみたのですが、針のように細くて光沢があって少し黒みがかってっていました。

もしかしてすごく高いお茶なんじゃないだろうか…。
って気がしました。 きっと。
その人にとって、とっておきのおいしい新茶を分けてくれた○○さん、ありがとう。
一生忘れられない一服になりました。



来年の新茶も両親と飲みたいなあと思いました。


でもつくづく思いますが、「つまらないものですが。」とかって贈り物をいただくことや贈ることありますよね。

とっても大切なものを一つだけですが、今持っている中で最高のお茶ですってプレゼントして下さるのってとってもうれしかったです。

追記

いろいろ調べてみると、このお茶はとってもとても貴重なものでした。
そもそも通常販売していなくて、品評会で一番を取った記念にグラム入ったパッケージを記念に販売されるそうです。
針のようなこのお茶はとっても高級品の証しなんだそうで、あまり、市販されていないそうです。


そういうことを考えてみても、このお茶はきっとお手元に決してたくさんあるものではないでしょう。
そんな貴重なお茶をくださった優しさに気づき、感動しました。

お茶。

今年私にとって人生の中でとても大事な出会いでした。


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