会ったことのないおねえちゃん。 倉敷ライブまであと２日！

晴れの日は好きです。

なんだか元気が出ます。
さっきオフィシャルにコブクロの曲で「ありがとう」を伝える曲を教えてくださいという書き込みにレスしてきました。一番に「忘れてはいけないもの」が浮かんで久々に聴いてきました。初めてあの曲を聴いたときの感情がよみがえりました。
私は小渕さんがお正月に田舎に戻ったときに机の奥で眠っていたお母様の写真を見て作った曲と思っていたのですが、親戚の人や先生、友達などのこともおもって昔言ってくれたことが今の年になってわかったこともあり大切な忘れてはいけない存在なんだと思って書いたそうですよって、教えてくれた方がいました。

そんな時ふと思い出したのがタイトルにも書いた私のすぐ上のお姉さんのことです。私本当は４姉妹で３番目の娘なんです。
お姉さんは私が生まれる前、病気で亡くなってしまいました。
昨日はそのお姉さんが生きていたら４４歳の誕生日でした。

先日実家のほうで私の祖父母や、おばの法要と一緒に姉のの法要もしました。うちの実家は神式なので神主さんがお経の代わりの口上というか祝詞（のりと）を祭壇にたむけてくれます）

ずっと二歳で亡くなったと思っていた姉は少しでも長生きしたように数えの年で言っていたものでで１歳２ヵ月という年齢でなくなったことをはじめて知りました。

神主さんの言葉の中でお姉さんのところはご自分で考えてくださった文章が盛り込まれていました。はっきりは忘れたんですが、「もっと父母のそばにいたいと思っていたし朝顔の花も見たいと思っていたのにお別れしなければいけなかった」という意味の言葉が入っていました。なくなったのは５月でした。
物心ついてからは朝顔の花は見たことがないんですね。桜も見たことないと思います。すぐ前で母が鼻をすすって目頭を押さえているのがわかり私もたまらなくなりました。

そのあと神主さんが言葉の説明をしてくれました。「お姉さんはなくなって約４５年。
もう最高の位の神様になってこの家を守ってくれています。」とのことでした。

母はいつも５月２９日の命日には「もう少しおりこうで待っといてよ」といってもう残り少なくなったイチゴと小さなおむすびを作ってお墓に参ります。

私は姉のなくなった次の年に生まれました。まるで姉の生まれ変わりのように似ていたそうです。
写真は１枚か２枚しか残っていないけど目がパッチリとしてかわいい顔をしていました。私が見るとあんまり似ていないと思うけど母にはそう思えたんでしょうね。

法事の日のお料理の中に小さな紫の朝顔のお飾りが入っていてびっくりしました。
まったくそんな時期じゃないのに。姉が見たかったから入っていたのかなと思いました。

もしこれを読んで湿っぽくなってしまったらごめんなさい。

私のブログの１１月２０日の森山直太朗さんの「さくら」にまつわる「みさとさん」という女の子のように皆さんの心のどこかに姉のことを生かせていただいたらとおもって書かせてもらいました。１才２ヶ月なら誰とも遊んだことがなかったかもわかりませんね。一番上の姉とは遊んだかな?

私には同級生、下級生、後輩、友達のあわせて５人の１０代から２０代の若さで亡くなった人がいます。「忘れてはいけないもの」の花のようにのふと咲いている花や好きだった曲を聴いてふと思い出すことがあります。

なんだかいやなことがあったとき、あの人たちの分まで人生楽しまなきゃ！
と思うことにしています。

さあ。いい天気だからがんばろ。

コブクロの二人にもはじめてのお手紙書いてみようかな～。
スタッフの方に渡せるでしょうか?????

この絵はとても大好きな絵です。
いわさきちひろさんの絵です。