弐千円札よ永遠に

Remember the 2000-yen bill!

Linuxライフを始めるにあたり

2009-07-20 22:47:52 | Linux
このたび久々にLinuxを使うことにした.自分のPCにLinuxをインストールするのは約1年ぶり,本格的に使おうとするのは約9年ぶりである.

2000年---今にして思えば二千円札が発行されたころ---私はWindows 95からWindows NT 4.0やSlackwareなどを経てPlamo Linuxに移行した.安定性が高いOSと,C言語によるプログラム作成やLaTeXによるレポート作成に適した環境が当時は望ましかったのである.Plamo Linuxなどというマイナーなディストリビューションにしたのは,当時私が所有していたマシンが少し特殊で,Red Hat Linuxをすんなりインストールできなかったことによる.

あくる年,私は社会人となったため,仕事でMicrosoft Officeを使うことが多くなった.プライベートで使うマシンもそれに引きずられる形で再びWindowsになった.就職した直後に購入したマシンには,Windows Meなる悪夢のようなOSがプリインストールされていたが,そこは試行錯誤を重ねてWindows 2000をインストールし直し動くようにした.

それから長い月日が流れて2008年になり,再びLinuxに触れてみたくなった私はVine Linuxを自分のPCにインストールしてみた.以前と比べると格段にインストール作業が楽になっていることに驚いた.OpenOffice.orgなるオフィススイートが登場し,Microsoft Officeとの互換性が高くなっていることにも驚いた.しかしながら,そのときは本格的にLinuxを楽しめるような状態ではなかったので,ほどなくしてWindows XPに戻した.

それから約一年,こんどは家のFAX機が少し怪しくなってきた.これが壊れてしまったとして,FAX機を新たに買うよりは,ラップトップPCをFAXサーバに仕立てて,リモートのWindowsマシン経由でFAXの送受信ができたらいいのではないかと考えた.どうせサーバを作るなら,またLinuxにのめり込んでみようと思ったのである.

FAXサーバを作るとなると,少し道のりは険しいかもしれない.そう思って,ディストリビューションは無難そうなubuntuにした.
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