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Fedora 11で決着か

2009-07-23 21:08:16 | Linux
Ubuntu 9.04とVine 4.2を試してみたが,プリンタドライバをインストールできなかったりUSBデバイスを認識しなかったりして,結局Fedora 11に落ち着くことになりそうである.ハードウェアは以下のような構成である.

- PC本体: IBM Thinkpad R50 (1829-7PE)
- プリンタ: Canon BJC-465J
- スキャナ: Canon FB 636U
- 外付けHDD: IO DATA HDP-U120

このプリンタBJC-465Jを動かすためには,Linux Foundationのサイト内にあるページ
Openprinting | Linux Foundation
を経由して,Omniなるドライバをダウンロードしてインストールする必要がある.

Omniのdebパッケージはないので,これをUbuntuにインストールするためにはtar.gzパッケージを取ってきてコンパイルしなければならない.そのためには,XML Parserはじめ色々なものを予めインストールしておかないと,最初の./configureをパスできない.これらを揃えても,私の環境ではmakeの段階でエラーが出てしまい,結局インストールできなかった.rpmパッケージをダウンロードしてalienでdebに変換することも試みたが,こうしてインストールしてもプリンタは機能しなかった.もちろん,RPM系のVineやFedoraではすんなりインストールでき,プリンタも動作した.

その他のUSB機器は,Fedoraでは動作し,Vineでは動作しなかった.Ubuntuでは,当初は動作してくれたものの,プリンタドライバのインストールで四苦八苦しているうちに,USBデバイスも認識しなくなってしまった.また,PC本体のサウンドデバイスは,UbuntuとFedoraで動作したがVineでは動作しなかった.

そのような経緯で,結局のところFedoraがよいということになった.日本語を使う際に多少難があるが,これは徐々に解決したい.
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