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ptexlive-20091009 on fedora 11

2009-11-01 17:28:46 | Linux
久しぶりにptexliveのホームページ
FrontPage - ptexlive Wiki
を見てみたところ,新しいバージョンptexlive-20091009が出ていたので,インストールしてみることにした.OSは相変わらずFedora 11である.インストールの手順は上記ホームページ内のREADMEによる.

以前(ptexlive-20090903の頃)はptexlive.cfgの中で
EXTRA_TRUETYPE="/usr/share/fonts"
EXTRA_OPENTYPE="/usr/share/fonts"
と書いておかなければならなかったが,今回のptexlive-20091009ではその必要はない.つまり,ptexlive.cfgをいじる必要がなくなった.

なお,7font-search.shを実行している際に以下のようなことを聞かれたので,すべてyesと答えておいた.ここでnoと答えてしまうと,後の8test.shでエラーに遭遇することになる.
exec 'ln -sf "/usr/share/ghostscript/8.64/Resource/CMap" "/var/tmp/ptexlive2008/texlive-20080816-source/inst/texmf/fonts/cmap/ghostscript"' ? (yes/No) y
exec 'ln -sf "/usr/share/fonts/sazanami" "/var/tmp/ptexlive2008/texlive-20080816-source/inst/texmf/fonts/truetype/f11sazanami"' ? (yes/No) y

今回のインストールでは,ptexlive-20091009/内にあるスクリプトを順次実行していった.
$ 1check-archive.sh
$ 2extract-src.sh
$ 3make-install.sh
$ 4extract-texmf.sh
$ 5macro.sh
$ 6babel.sh
$ 7font-search.sh
$ 8test.sh
# 9realloc.sh
これは先に挙げた7font-searchでの質問に答えるためである.おそらく
$ make
# make install
としても同じであろうが,先の質問に対するデフォルトの答えはnoなので,適切なタイミングでyesと打ち込んでいかないと後々エラーになってしまうのである.

このようにして大過なくインストールは完了し,無事に使えることを確認した.
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