図書館のネット予約ページに入ると、「新しい本の紹介」欄にかわいい表紙の本が目につきました。
『やわらかい砂のうえ』・・・書店でもこんな感じの本をよく見かけてはいたのですが、
手に取って見るまではしていませんでした。。
「新しい本=きれいな本」ということと題名に関心を持ち予約。既に1人予約済みでした!
内容は・・
一度ぐらいは生まれ育った場所から出てみたいという気持ちで、鳥取から大阪へ。
それも何故大阪かというと、「東京は遠いし不安、大阪は鳥取から近いし手ごろな
都会」という理由だけのようでした。
いつも砂の上にいるように心もとなく、自分に自信がないという主人公のお話です。
主人公を鳥取出身にしたのはそういうことだったとは・・あまりにも単純(^^)
そのような主人公がそれぞれ、歳の差がある3人の大人の女性たちに出会うことから、
自分の思考の間違いに気付き成長していきます。
自信がないという割には、はっきりと主張するし、勘違い気味だし、
「自信がない」のではなく「自分自身が分かってないのでは」と感じました。
また、私も主人公と似た点もあります。
昔、ママ友に言われたことがあるのです。
「相手を勝手に過大評価し、自分の評価と違っていたら勝手に失望している。
それって、相手にとっても非常に迷惑だと思うよ」と。
その当時は「目から鱗」だったのですが、今もときどき・・・。
でも、裏返せば人を信じやすい・・要するに単純なのかも。
この本で年配女性の言葉に同感した台詞。
・外見に自信のない主人公がよく言ってた台詞、「自分の内面を見て欲しい」。
それに対して「なんでそんなに自分の内面を良いものと思えるのか謎」
・「他人の思惑までコントロール出来ない!」
まったくおっしゃる通りで、この助言で私も人との付合い方で気が楽になりそう!
今日も気分の良いお天気だったので徒歩で用事を済ませました(^^)
駅前にある図書館へ本を返却。そのまま、coopまでお買い物。9742歩
コスモス
オオケタデ
長い坂の向こうに海があるように見えました。