20200408 start!

ソーシャルディスタンスを縮めるよう、交流の場をスタートしました。

長刀鉾の鉾建て

2023-07-12 | おでかけ情報
7月に入り、京都の中心部は祇園祭一色に塗りつぶされる感があります。



昨日、錦市場に買い物に行ったついでに、大丸京都店と四条烏丸の交差点に近い長刀鉾の鉾建ての様子の一部を見ることができました。
長刀鉾のミニチュアといっても、とても精巧に出来たものですが、大丸店に展示がありました。

後ろから見た姿ですが、鉾のイメージがよくわかりますね。





鉾町の会所に近づくと四角い枠組み・・やぐらが出来上がっています。



四条通の北側(右側)の遠くに見えるのは函谷鉾で、もう鉾が建っていますね。



このやぐらの中心に真木(しんぎ)と呼ばれる長刀がついた心柱?が建ちます。



綱を使ってこのやぐらを90度時計回りに回転させます。





回転は、45度を超えました。



赤丸の部分が二つの回転の支点の左側に当たっています。



やぐらの回転が進んでいることがわかりますね。



これで90度回転しました。



四条通は反対車線も含め、車も、歩道の通行も止められ、会所から真木が持ち出されます。



担ぎ手が続きます。会所も奥が深いですね。



反対側の歩道まで伸びていきます。



河原町通は歩道も含め、幅は22メートルだそうなので、真木は15メートル以上ありそうです。



スイッチバックで真木はやぐらの向こう側(右側)に担ぎ手によって運ばれます。



中央部やや左側の3本の木の真ん中の木にはほぞ穴が切ってあって、真木の最低部が組み込まれます。





そして、真木につける榊の枝束が運ばれます。





まだまだ鉾建ては続きますが、この写真での作業時間は約30分です。

大丸には、34基の鉾、山などの粽が展示されていましたが、粽は食べ物ではなく、笹の葉で作られた厄病・災難除けのお守りです。疫病退散の願いがかなえられたいですね。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿