BA.5の猛威もやや峠を越した感があるこの頃ですが、オミクロン株対応のワクチン接種の動きが急です。
2022/08/30 読売新聞オンライン
”オミクロン対応の新ワクチン、9月から18歳以上に無料接種へ…開始前倒しで調整”
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220830-OYT1T50004/
によれば、
・政府は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対応した新たなワクチンについて、10月半ばを想定していた接種開始を9月中に前倒しする方向で調整に入った
※本記事より
・新ワクチンは、中国・武漢由来の従来株に対応した現行ワクチンと、オミクロン株の初期に流行した系統「BA・1」に対応する成分を組み合わせた「2価ワクチン」と呼ばれるタイプ
・米ファイザーと米モデルナはそれぞれ新ワクチンの承認申請を厚生労働省に行っており、政府は承認が行われ次第、9月中に輸入を開始し、速やかに接種体制を整える方針
・新ワクチンは現在主流の「BA・5」にも一定の効果があると期待されるため、政府はまずは、いち早く利用可能なワクチンに切り替えることを優先
ただ、
両社は今月下旬になってから、米食品医薬品局(FDA)に対し、従来株と「BA・5」に対応した2価ワクチンの緊急使用許可を申請
とも付け加えています。
・米ファイザーと米モデルナはそれぞれ新ワクチンの承認申請を厚生労働省に行っており、政府は承認が行われ次第、9月中に輸入を開始し、速やかに接種体制を整える方針
・新ワクチンは現在主流の「BA・5」にも一定の効果があると期待されるため、政府はまずは、いち早く利用可能なワクチンに切り替えることを優先
ただ、
両社は今月下旬になってから、米食品医薬品局(FDA)に対し、従来株と「BA・5」に対応した2価ワクチンの緊急使用許可を申請
とも付け加えています。
ウイルスの変異とワクチン開発、そしてそのワクチン接種の体制づくりとのスピード競争にどう勝っていくかが、日本の課題になりますね。
また、
また、
上記記事の前に公表した
8/28(日) 忽那教授
”オミクロン株対応ワクチンの接種開始まで待った方が良いのか?現時点で分かっていること”
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20220828-00312207
では、
”オミクロン株対応ワクチンの接種開始まで待った方が良いのか?現時点で分かっていること”
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20220828-00312207
では、
その効果として
との研究成果を紹介した上で、
2価ワクチンを接種した場合、
どれくらいオミクロン株に対する感染予防効果が高くなるのかは現時点では予測は困難、・・・
こうしたことも踏まえ、アメリカはBA.1対応ワクチンは見送り、BA.5に対応したオミクロン株対応ワクチンの導入を検討しているようです
とも記述しています。
また、忽那先生は、今のワクチンを選ぶかどうかについて、
・現在の高度な流行状況ではひとまず今のワクチンを接種することで感染リスクを低減させ、オミクロン株対応ワクチンのデータが揃うのを待つ、ということで良いのではないか
・特に高齢者や基礎疾患のある方は重症化予防効果を高めることが重要ですので今のワクチンで4回目の接種をすることを検討
と指摘しています。
こうしたことも踏まえ、アメリカはBA.1対応ワクチンは見送り、BA.5に対応したオミクロン株対応ワクチンの導入を検討しているようです
とも記述しています。
また、忽那先生は、今のワクチンを選ぶかどうかについて、
・現在の高度な流行状況ではひとまず今のワクチンを接種することで感染リスクを低減させ、オミクロン株対応ワクチンのデータが揃うのを待つ、ということで良いのではないか
・特に高齢者や基礎疾患のある方は重症化予防効果を高めることが重要ですので今のワクチンで4回目の接種をすることを検討
と指摘しています。
高齢者等は、今の4回目ワクチン接種を受けるとともに、
冒頭の読売の記事のようにBA.1対応の2価ワクチンの接種を早める動きについては、よく注視していくことが大切ですね。
冒頭の読売の記事のようにBA.1対応の2価ワクチンの接種を早める動きについては、よく注視していくことが大切ですね。