杉林の間伐材を放置するわけにもいかないので、運搬車「剛力」君の力を借りて山小屋まで運んだ。
途中の道端には雪折れした桜が横たわって側溝を塞いでいたので片づけた。
老体の力不足を痛感しながら試行錯誤の運搬作業である。
最初は丸太の先端だけ運搬車に引っかけてバックで1キロ程の道のりを運んだが、そっくり重心を真ん中に乗せて運んだ方がバランスが取れて荷崩れもしなくなった。何事も経験である。
手動式ウインチをお借りして重い木材を運搬車の真ん中まで滑り込ませた。前進で運んだ方が速度も速い。
まだ、半部は残っている。とにかく非力なので、軽そうな材木を選んで運んだ。体力勝負。腰が痛い。
途中の道にはまだ雪が残っている。山小屋はすっぽり雪の中。