よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

D邸現場

2010-06-23 07:53:08 | D邸新築工事

 外部足場が取り除かれ、外部配管工事、外部左官工事、デッキ工事が進められ建物が化粧が施され、樹木も植えられ完成する。
            

                                                                                     

平屋の建物は何年ぶりかの設計となるが、2階建てと比べ 平面的にも面白い場面を作ることが出来、私はどちらかというと平屋を設計する方が好きなのかも知れない。
今回のD邸は、平面的に余裕のある広さの中で プランが出来、平面的広がりと、立体的広がりを共有させた平屋の利点を生かすことが出来た。

今、この梅雨時期の蒸し暑い中、既存建物と新しい建物の室内気温が全く違うと おかあさんは驚いている。
既存建物が特別断熱性能が悪い訳ではなく、多分一般的な性能であることは間違いないが、今回の建物は高断熱仕様の為、既存建物との昼間の暑い温度差は当然でるだろう。

竣工後、一年間の室内温度をデジタル温度計で記録していく予定にしているが、多分驚く結果が出るだろうと期待している。



 


D邸現場

2010-06-22 08:17:15 | D邸新築工事

 現場で何回も打ち合わせを重ね、コンセントの数、照明の位置、家具の使い勝手、塗りの色なぞ細部に渡って打ち合わせをし、シュミレ-ションされ、形になっていく。
夢が形になり、その形に色が乗せられ、この写真の状態が、今後日に日に変わっていき、このころがお施主様にとっては目に見えて楽しいが味わえる時期。
下地の状態から、仕上げが出来上がれば、雰囲気は日を追う毎に変わっていく。

 

                                     

ロフトは思ったより広く感じたのだろうか、息子さんが既にこのロフトをねらっているとか!
机も作り付け、本棚も余りある収納数になり、ご主人は大満足!

居間は、珪藻土を塗る為、その色を打ち合わせるため、メ-カ-にあらかじめ選んだ色見本を何点か作ってもらったもの、設計者の主観も交え、色を決める。
D様と出会った当初、先行してハウスメ-カ-二社が交渉に入っていたが、それぞれの会社の内容や金額を見せてもらったが、内容はこの建物には及ばず、新建材とクロスが全てで、無垢板は何処にも使っておらず、当然の事ながら、ロフトすら存在しない内容でありながら、予算はこちらの提示した金額よりも高い建設費用。
ご主人曰く、ここまでになるとは思わなかったとの ありがたいお言葉を頂きました。

                    


現場

2010-06-06 07:58:52 | D邸新築工事

 一つの現場も内装 が進み形を成してきた。
毎週土曜日に仕上げ材の確認を、施主様立ち会いの元で行う。

新たに、姿を見せ始めたのは、2階ロフト。
つつじの手摺りをアクセントにした吹き抜けの中のロフト。 

 

             

昨日は、天気も良く日射しも強かったにもかかわらず、このロフトの室内温度は、丁度いい居心地。
普通一般的な作りなら、汗が噴き出し、長く居られない程の暑さになるが、
ここは、断熱を高断熱仕様にし、且つ通気工法を使っている為、
断熱も完璧。


D邸工事

2010-05-17 08:10:23 | D邸新築工事

 ク-ラ-配管

             

断熱吹きつけ工事も終わり、天井杉板も貼りあげ、こえから壁の下地工事、この部屋のク-ラ-は隠ぺい配管となり、前もって管を通す。

 

           

キッチンの天井、テ-ブルの真上に切り込んだ天窓、
斜めに切られた天井から、キッチンにも光が落ちる。

 

                   

 

モカも現場に同行、玄関先で打ち合わせが終わるのを待つ。

「終わればフリスビ-が出来るのだ!」・・・。

 


D邸 断熱工事

2010-05-15 09:42:40 | D邸新築工事

 D邸

         

 

雨が多く現場の工程も予定通り進めるのに現場監督の苦労も有っただろうが、屋根も葺き、外壁工事も進み、雨が防げる状態になり、やっと断熱工事が出来るようになった。


        

天井、壁の発砲断熱の吹きつけで、空気に触れれば100倍の厚さに発砲する。
屋根と発砲剤の間に通気口を確保し、暑い空気はその通気を通って棟の換気口から排出される。

天井は100㎜、壁は85㎜の厚さにふき、外部や内部の熱が通りにくくする。
冬は無暖房でも15℃以上と安定した室内温度が確保出来る事だろう。