よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

作る楽しさ

2009-10-28 11:45:52 | とりとめもなく

 N邸リホ-ムも今日キッチンの搬入組立が進んでいる。12帖の部屋を改装している為毎日の食事が作れないが、キッチンが出来るまで辛抱して貰っている。
現場が事務所の近くなので、時折私が作った料理を持って行ってあげるのだが、ご高齢のため柔らかい物を中心にと考えながら作る。

昨夜は、イカ大根と大根の菜っ葉の煮付けを夜11時頃から作り始め、寝るまでに出来上がった。
料理は大好きで、従業員の昼食も毎日作っている。
弁当も買っていた時があるが、何故か飽きてくる。
味は確かに不味くはないが、やはり自分に合った味付けが一番良いのだろう。

食事の支度が面倒だと言う主婦もいるが、私は毎日楽しみながら食事を作る。
メニュ-で悩む事もない、基本的には食べたいものを作るのだが、従業員二人の好みを考えながら作る中で、
「おいしい!」と言わせてやろうと思って作る!

料理も家づくりも、基本的な考え方は同じで、食べる人を中心に考え、住む人を中心に考え、「おいしい!」、
「素敵!」と言ってくれる喜びや感謝の声が、物づくりの楽しみなのだろう。





一年目の訪問

2009-10-26 20:10:41 | とりとめもなく

雑誌の取材も兼ねて、約一年経った家を訪問した。
去年の今頃はS様ご家族が、わくわくしながら入居を待ち望んでいた。
玄関アプロ-チを家族が参加しみんなで石を敷き、コンクリ-トを打ち、一日で仕上げ、家族の手形も残した。
お子様二人は、その時よりずいぶん大きくなっていた。

冬も夏も住み心地は良いとのことで、冬の朝7時の無暖房の内外の温度差は14度の差で、朝起きても暖房はすぐには使わなくて済み、夏の冷房を考え、大きな吹き抜けLDKの茶の間に予備のク-ラ-を設置したが、使わなくてもメイン一機で十分だったそうだ。

外壁を通気工法とし、内壁側に現場吹き発砲断熱材70㎜屋根には90㎜を吹き付け断熱効率をあげた事が結果として出ていた。
この性能と、自然素材を使って出来たこの家の坪単価は、消費税を含めても42万程度で仕上がっている。
消費税を抜くと、坪単価40万円以下となる。

この金額は安いのではなく、当たり前の金額であり、経費の無駄や、建築の無駄を省いた結果とも言える。

S邸デジブック 写真集

http://hiroba.digibook.net/d/8d54c9d3b1599c19aa50f7f55b22708f/


創る側の優しさ

2009-10-26 09:02:18 | とりとめもなく

不景気とはいえ、70坪のログハウスとDKのリホ-ムの現場と、来年2月着工の物件が動いている。
しかし、現状の景気は?・・と言えば事務所設立以来初めての不景気と言える。
国は即効性のある景気対策の手を打たなければ,
ますます景気は悪化し失業率も6%を越えるだろう。
住宅建設が動けば、多くの職種が動き、景気は反映される、景気対策として過去国が進めてきたダムや高速道路なぞとは違い、幅広い職種に影響し、鉄鋼、アルミ、ガラス、家具、家電、・・と個人の購買範囲は広がる。

国費を抑える事も大事な事なのだろうが、守る事に執着すると、帰って景気はますます悪くなる場合があり、
景気が悪化すれば税収が減り、せっかく無駄を無くした予算をも上回る減収になれば、いたちごっことなり、ますます守りに徹しなければならなくなる。
今までの政治家や官僚は、国民を真ん中に置いて国政を考えて来なかったのだろう!
政治家や官僚自らを真ん中に置いて己の欲求を満たして来た結果、今の日本がある。

我々建築家と言われる中においても、同じ事が言えるのかも知れない、国造りも、物づくりも考えかたは同じで、 住む人を真ん中に置いて考えなければならない。
自分のプライドや、欲望を満たす為に物を造るのではなく、使う人の為にどうしたら喜んで使ってもらえるか、住んでもらえるかを中心に考えれば、もっと良い国や、もっと良い住まいが出来る筈。



交渉術

2009-10-23 09:09:39 | とりとめもなく

 厚生労働省コンピュ-タ-システム維持管理費が年間1400億円が使われている、我々からする維持管理費としては天文学的数字となる。 当然扱っているコンピュ-タ-は我々のとはシステム事態が異なり、ス-パ-コンピュ-タ-と言われる大規模システムなのだろう。

長妻厚労相は、その1400億の中から200億円を切りつめたと言う。
何でそう簡単に切りつめることができるのかが問題であり、ツルの一声で200億が圧縮出来ると言うことは、検討に検討を重ねた結果でたものではなく、必要のない物を削除しただけで、200億が出たのだろう。

長妻氏がこの莫大な予算についての意見の中で、言っていた事は、「厚生労働省の職員はコンピュ-タ-のプロではない、だからプロと金額の交渉をしても、相手の言いなりになってしまう、だから慎重にその予算を吟味しなければならないだろう」・・・。

多分、各省庁も同じ事が言え、コンピュ-タ-システム一つを取り上げてみても、各省庁のシステム費用を洗い直すだけでも、何千億の無駄が出るかも知れないのだ!
我々国民がこの無駄話しを聞いても、「あぁ・・またか!」
とは思うが、あまり怒りはこみ上げて来ない。

これは、私達が反省しなければならない事であって、人事のように考えてしっていたので、今このような無駄が残っていることは確かなこと。
もし、3000万円の家を買って、その資金の1000万円が経費に消えていたらどうだろう?
怒りがこみあげ、自己資金以上のお金が建物に生かされていない事を知れば後悔するに違いないが、しかし
現実は、個人の住まいづくりにおいても、実際分からないまま、建設費の30%程度が経費として消えている事をまだ知る人は少ない。


N邸リホ-ム

2009-10-22 16:54:00 | とりとめもなく

N邸リホ-ムが着工した。昨日から既存キッチンを撤去し、壁のタイルをはがし、天井もやり直す為、少し天井が低くなるが、元々の天井が高かった為、予算節約の為にも既天井を残し、その上に下地を作った。

バブル当時の好景気の時とはいえ、340万円ものキッチンがドアの化粧版もはがれ、見るからに悲惨な状態にあった。
使い方によっても持ちは違ってくるが、それにしても「高いものは良いだろう」と言う概念は、もう捨てるべき時代にさしかかっている。

品質を見極め、良い物を手に入れる事を考えなけば、今までの考え方で物事を決めていくと、やはりそこには先に後悔がやってくるだろうし、その時になって悔やんでも遅いと言える。
「転ばぬ先の杖」今後その杖になる手段を選ぶ事により転ばない手段を考え、怪我をしない心得を身につけるべきなんだろう。

背伸びをする事もなく、自分の身の丈で、何処まで届くかを考え、周りを気にすることなく、自分らしい人生観の中から、自らを守る方法を考え”住み家”を維持していかなければならない。


予算

2009-10-18 09:33:31 | とりとめもなく

国の、来年度一般予算の概算要求がまとまった。
95兆円を越える莫大な予算、但しその中に借金返済分の22兆円が含まれている。

これは正に今までに国政の中で、高速道路を作り、ダムを造り、箱物を作り、一部には権力の誇示によって作られた無駄な公共事業もいっぱいあり、 その過去の付けが今私達への足かせとなりつつある。
過去にもっと国政において、慎重に無駄を無くす意識を持って政治に取り組んで国を治めたなら、ここまでは膨らんではいないだろうに。

95兆円はあくまで概算であり、言い値であり、この後、実行予算を組み上げた時、この95兆円が何処まで軽減されるかが、これから国会に求められる知恵であり工夫でもある。
今までの国政で、来年度国政予算概算要求と不足分国債発行何兆円とは毎年聞くことが出来、概算要求を知ることは出来たが、実際はその予算の実行予算によって「何兆円か余りました!」とは未だかつて聞いたことがない。

私達の建築業界の中には概算書は常に存在し、その概算を睨みながら建物を設計する段階で意識しながら図面を作り上げていく。
概算とはアバウトの予算であり、俗に言う”どんぶり勘定”と言っている。
どんぶり勘定の中には安全率が含まれており、20%程度の安全率は見込む。

実行予算とは、設計段階で徹底して無駄を省き、予期できなかった情報の為に持っていた安全率20%の概算費も不要にする。
一つ一つの予算項目を精査し、建築主が積み上げてきた予算を出来る限り有効に使い、無駄を無くす事が、委託された私達の使命だと思い仕事に臨む。

国政も同じ意識を持って、税金の使い方を真剣に考えて頂きたいものだ!
選ばれし者として決して”おごる”事無く、国民の代弁者とし、国民の意思を国政にに生かして頂きたいものだ。




リホ-ム

2009-10-17 18:09:36 | とりとめもなく

 日本の住まいづくりは今後立て替え思考から、リホ-ム思考に切り替えて行かなければならないだろう。
12年前和歌山で住まいづくりの現状をアンケ-ト調査したことがあり、回答者は600人で、その中で立て替え年数の平均値が16年との結果が出て驚いた事が思い出される。

その他、色んな意識が読み取る事が出来たのですが、とにかく、今までの日本は、高度成長の時代もあり、使い捨ての時代が続き、今尚その意識は変わっていないように思われる。

以前カナダにログハウスを買い付けに行ったことがあり、その時ホテルのテレビを観て驚いたのは、個人住宅の中古物件の販売広告が放映されていたのだった。

その当時の為替は、一ドル70円(カナダドル)で、販売価格を日本円で計算したが、1物件2500万円~3000万円で、
決して安くなかったが、需要はあると言う。

カナダは日本と違って使い捨ての文化は無く、住まいは自分の手で守る意識が強く、屋根を補修したり、部屋のペンキを塗り直したりメンテナンスは自らが行うのは当たり前で、メンテナンスの行き届いた住まいは、住み替える時に、その家がメンテナンスされていないと評価は落ちるとのことだった。

高く売るためにメンテナンスするのではなく、住まいを長持ちさせるための意識が高いのだろう。
我が国も、今後その意識を持たなければならず、古くなったら立て替えという考えは捨てなければ、経済的にも無駄を無くす上でも大事な事。

リホ-ム業者もここ数年で急激に増え、全くの素人がリホ-ムを請け負うケ-スもあり、予算的にもびっくりするような費用を平気で見積書に計上している。
今後、新築においても、リホ-ムにおいても、シビヤ-に金額を査定していかなければならない時代でもある。

 


今後の課題

2009-10-14 09:43:39 | とりとめもなく

国の資金の使い方もしかり、個人の資金の使い方も今後私達が真剣に考えなければならない課題かも知れない。
いつも、「お金お金」と考えるのは、ケチ臭くいが、そんな極端な話しではなく、国とか家庭とかの大枠の中で、無駄を無くす意識を個人個人が持たなくなったような気がする。

主婦は日常の生活の中において出来るだけ安い食材をと、毎日のチラシを観て、安い物が出ると手に入れようとする。
一本120円だった大根が80円で店頭に並ぶと、こんなに安くなったと驚くだろう!

金額だけで観ると、たかが40円の差額でそれを買ったからと言って大きな支出を抑えたということにはならないにしても、日々の積み重ねによって無駄を無くすことに繋がるのだが、私達は、分からない部分で大きな無駄を作り出し、小さな無駄を無くして来た事が無駄になってしまう場合がある。

それは、”分からない部分”の中にあり、勤勉な日本人にとって信じがたい事なのだが、”分からないから任せる”という意識が強く それを放棄し、自らが、分からないなりにも関わっていこうとしないのが日本人の体質なのだろうか?

細かい部分での無駄を無くす意識は、主婦には備わっているが、大きい部分での無駄が、分からないまま放棄され進められている。
考えて頂きたいのは、家を造る上に置いて、坪単価70万~80万円の家は相当良い物が出来る筈。

しかし現実はそれだけの金額を出しながら、普通の家しか手に入れていない人が多く、そこに疑問を感じていない人が多く、もう少し大きな無駄を無くす意識を持って頂きたい。

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冷え込む建築業界

2009-10-12 11:54:48 | とりとめもなく

建築業界に身を置いて30余年、今までにない不況だと感じている。 過去の好景気で記録した年間170万戸の着工件数がピ-クでその後下降し、今や80万戸まで来ているのではないだろうか?

人口の減少もあり、団塊の世代の影響も確かにあったが、ここ数年急激に下降していることは確かなことで、不況によっての購買力も落ち込み、建築業界のみならず、全ての企業に陰りがみえている。

そんな中で、高速道路の4車線化を進めようとする人達
や、何十年も前のデ-タ-からなるダムの必要性を主張し、相変わらず公共事業に依存をと考える地方経済。

時代の流れの中で意識を変えながら次の手段を考えなければならない時代でもある。
何かに依存する体制から、何かを作り出す体制へと変わっていかなければ新しい経済は生まれて来ないだろう。

例えば、農業一つを取ってみても、減反政策での休耕地がこの和歌山でも荒れ地としていっぱい残っている。
日本の自給率は50%を割り込みむ中、一つの政策がより悪化させる結果を生み出している。

個人レベルで、脱サラから農業に転職を望む人達も多く存在する。 このような中で、ダムや高速道路に投資する資金を相乗効果が出るよう、有効に使えば、自給率も伸び、過疎地も減り、地方にも人が集まる。

全てにおいて、一つの事に執着せず、依存せず、資金を有効に使い、後に自分たちに跳ね返ってくる資金の使いかたを考えなければ、大切な資金が一部の人の私服を肥やす事にもなりかねない。

 

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住まいづくり(良い物を手に入れる)

2009-10-11 08:53:07 | とりとめもなく

不況の中でデフレ傾向にある日本、安い物が売れる時代となり、 今や、ジ-ンズが800円台で買える時代となった。5年前近鉄で6500円だったので買うのを諦めた事がある。 私のはくGパンはおしゃれのためじゃなく、日常の作業着であり、制服でもある。

どろんこになっても気にならないズボン、簡単に洗え、破れても気にならない長持ちする物。
それにはGパン以外考えられず、とうとう持っている本数が15本にもなった。
何処に行くのもGパンとTシャツだ。

このように、100%既製品で商品化される物は、品質さえ確保できていればどの国で造られようが、実用的で強さとデザイン性を持っていればそれで私には事は足りる。 しかしブランド志向の人には800円のGパンは受け入れられないかも知れない。

この安いGパンの品質や履き心地は、1週間も履いて動いてみれば分かり、気に入らなければ800円の損失で済み、良い物であれば安くて良い物を手に入れた事になる。

しかし、多くの造られる物の中には、簡単には見抜けないものも有り、”住まい”はその最たる物で、住んでみなければ分からない。
3000万円の家であっても、ブランド名だけが光り、品質は金額に釣り合わない最悪の建物も存在する。

それは建設費に投入出来る金額の低さにあり、より安く押さえる為の品質の限界があり、
30%以上の資金が、ブランド維持の経費として使われ、建物には生かされていないからだ。
原価で組まれる建物の予算書とは大な違いがあり、資金が何処にどれだけ使われているかが分かり、品質を比べれば、同じ3000万円の家なら、格段に品質の違いが出る、それは建物そのものに投入される資金量に決定的な違いが出るからだ


既製品でも、オ-ダ-品であっても大事なことは、その商品がどれだけ”良い物”に造りあげられるかが大事な見極めの基本となる。








楽しく生きる

2009-10-10 12:29:47 | とりとめもなく

建築を志してもう35年になる。
最初は建築をやっていく価値なぞ考えもせず、好きだからこの道に入った。 構造計算事務所から設計の世界へ、設計図にも行き詰まり現場への道を辿り、技術屋の世界から販売も経験してみたくなり、営業も経験した。

営業の世界では、儲けたいと真剣に働いた。
その事もあって年収が一千万を越えた。 しかし何かしら満たされないものが 私の中には残り、「楽しく生きる」ってお金じゃないと思い年収1千万を捨てたのだった。

喜びは金で買える物じゃなく、生み出した物が価値を持ち、それが受け入れられてはじめて喜びが双方に生まれる。 決して押しつけた物には喜びは生まれず、押しつけられても喜びは感じない。

双方に微妙な思いがあり、それを一致させるのは、双方が心をオ-プンにして絡みあう中に発想は生まれる。
私達は、住まいづくりのプロかも知れない。

しかし、プロだからといって決して良い住まいを造れるとは限らない。 良い住まいは物づくりの過程の中にあり
通い合う言葉の中に”楽しく生きる”物がある。

楽しく生きるとは、相手があってはじめて成立するもので、双方が満たされはじめて楽しく仕事が出来る。
「ありがとう」の中に物づくりの楽しみは含まれるのだろう。


家庭の行き着く先

2009-10-09 10:07:45 | とりとめもなく

日本の行き着く先も.  今度こそ政権主導で動かし、私達国民が穏やかに暮らせる方向に舵を切ってもらいたいものですが、家庭も国と同じく意識を変え自らが健康に気を使い、日々の出費を考え財産を守り家庭を守って行かなければならない。
日常の生活においても、守る意識を持ち無駄を無くす事を考えないと,
生活に浪費が生まれる事になってしまう。
国は予算が枯渇すれば国民から税金で吸い上げれば事は足りるが、家庭には吸い上げる所を持ち合わせていない。
ドケチの意識ではなく、無駄を無くす意識を持ち続ける事がこれからの家庭や国に必要な考え方になってくる。
豊かで有った過去の栄光は捨ててしまい、家庭からその”無駄を無くす”意識を持ち始めなければ、日本の国は穏やかになっていかない。

和歌山の紀ノ川に紀ノ川大堰が十数年前に完成したが、
我々市民レベルでは「何の役にたつんだろう?」と常々思って来た。
大阪市も利水のため340億円の資金をこの堰に予算を投じたのだが、結局時代が変わり水の供給をこの堰を使わなくても確保出来ることが分かり、大阪市はこの事業から撤退したのだが、大阪にとってはこの投資費用はドブに捨てた資金となってしまった。

この事からも言えるように、多くの公共事業がこのような目先の事だけを考え動かしてきた結果、無駄が生まれ
将来必要としない物が日本の至る所に残っているのだろう。



日本の行き着く先

2009-10-08 17:44:09 | とりとめもなく
日本の政治も変わろうとしている。悲しいかな、変わる中身はには予算が必要となってくる。
子育ての問題、高齢者の問題、・・あと4~5年もすると団塊の世代が、高齢者医療の必要が強いられる。

戦後日本を支え、ここまでの豊かな国に作り上げた人達が、第一線を退く時を迎える。
一生懸命日本を支えてきた人達が、ほっと出来る日本になっているだろうか?

今までの政治は、豊かさを良いことに、箱物を作り、それに群がる土建業者が潤い高速道路は必要なもの、必要でない物は考えず、
とにかく作るため、予算は査定されることなく、基準通りの立派な高速、こんな山奥にこんな立派な道路が何で必要なのか?・・と思える道路もどんどん造られきた。

結局、それは我々の税金を注ぎ込み、失敗しても誰に咎められる事もなく、税金は注ぎ込まれ、予算が不足すると国債を発行し、今や800兆円を越える借金を政治家が誰の許しもなく、勝手に我々に借金させた。
地方の言い分も有るだろうが、高速ありきではなく、人ありき、生活ありき、の中から優先順位を決め、効率のいい予算を使っていかなければ、日本は持たないだろう。

住まいづくり..とりとめもなく

2009-10-06 10:51:07 | とりとめもなく

ブログ に書く、一日に数十人の人達が訪れ読んでくれているのはありがたい。
このブログを通じ、住まいづくりへの想いが伝わり、少しでもいいから、”ものづくり”
の在り方を分かってもらえれば、いいと思っている。

とにかく無駄を無くすためにどう動けばいいのかを理解して頂き、自分で見極める目を持って頂きたい。
「大企業だから安心だ!」とか「みんなが買ってるから」という根拠のない流れに乗って結局高い買い物をしているのが現状なのです。

大企業が悪いのではなく、ブランドに価値を見出す者もいれば、流行を追っかけるのをステイタスにしている人もいるだろうが、それはその人の価値観であって、否定する事はないだろうが、そんな価値観をしっかり持って選択している人は少なく、殆どの人が選択肢を持たず、その流れの中に便乗し安心感を得ようとしている。

1万円の物ならそれはそれで良いかも知れないが、2000万円もする商品をあまりにも安易に決めてしまい、高い事にも気づかない人達がこの日本には大勢いる。
もう日本は豊かな国ではない。

国が国民を守れるのも限界があるだろう・・・ならば!
私達個人で、自分を守る意識を持ち始めなければならない。

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