NY邸 基礎着工。
仮枠は打ちっぱなし用合板で、最後のモルタル塗りの手間を省く。
これを使う事で5万円の無駄を省く事に。
建物は基礎の制度により建物の善し悪しは
決まってくる。
どれだけ制度良く組み上げるかが
重要。
この基礎工事を請け負っている業者は
まず間違いはなく
支持をだす必要もなければ
手直しも殆ど無い。
仮枠の通りも良く
鉄筋も正確に配筋されている。
几帳面な性格を持ち
責任感の強い職方である事は間違いない。
NY邸 基礎着工。
仮枠は打ちっぱなし用合板で、最後のモルタル塗りの手間を省く。
これを使う事で5万円の無駄を省く事に。
建物は基礎の制度により建物の善し悪しは
決まってくる。
どれだけ制度良く組み上げるかが
重要。
この基礎工事を請け負っている業者は
まず間違いはなく
支持をだす必要もなければ
手直しも殆ど無い。
仮枠の通りも良く
鉄筋も正確に配筋されている。
几帳面な性格を持ち
責任感の強い職方である事は間違いない。
皆様が盆休みで、帰省されたり、何処かに遊びに行かれたりしている頃、私はNY邸の見積書と睨めっこ!
1700万円以内では収まるだろうとおもいきや、工務店から出された
見積もり金額は1,990万円。
別に驚きはしないが、とにかく工務店が納得出来る金額で調整しなければならない。
ク~ラ~も入れず、室内温度は連日の34度。
行き詰まる毎に汗が滲みむ。
暑さに耐えられなくなれば、日除けテントのあるデッキに、パソコンと電卓を持ち、犬たちを引き連れ移動。
甲斐あって、調整金額1640万円・・・・大成功!
(↑)二階寝室スケッチ
一階平面
二階平面
LDK ・ 吹き抜けスケッチ
玄関シュ-ズボックス 玄関ホ-ル
二階ホ-ル吹き抜け
頭の中で描いていた形をスケッチに落とした。
このスケッチに基づいて、キャド図面に入力していく。
決められて予算内で納められるかは、これからの試練となる。
今は、まだ未知数ではあるが、出来れば納めたいと思ってはいるが
震災の影響もあって、資材や建材、設備機器の価格が上昇しているが
そのうち市場も安定するだろうと期待している。
さてさて・プランも決まり、外観も決まった。
これから、頭の中に描いている収まりをスケッチに描き写し
NY様が望んでいる形と一致するかの作業となる。
これは二階の寝室のスケッチと外観
寝室はスキップフロア-となっており、ベッドは床から1メ-トル高く、出来れば
マットだけのベッドにしていただければとお願いしている。
ベッドフロア-から1.2メ-トル上がったところはロフトとなり
ご主人の仕事兼勉強部屋となる。
ここからが、NY様も、描く私も楽しい時間となり。
予算を考えながら、突出しないよう自分に歯止めをかけながらも
ついつい夢は膨らみ、書きすぎて後に予算で苦しむ事となるが
それを恐れて無難に収めてしまえば、面白くも何ともない家になり
予算内で収まらない時は、その方法を探し出す。
そのときの苦しみは不快なものではなく
産み出す喜びが伴う。
設計者は押しつけをしてはならない。
あくまでもお施主様の要望に添った形を選ばなければならない。
予算が有る無しに関わらず、造ってあげたいと思った事は
わくわくしながら描く。
ピントが合っていなく見づらい写真で申しわけない!
これは、NY邸二階の平面図、右側・・つまり東向きの寝室のイメ-ジをスケッチに落とした。
私のプランの進め方は、このようにラフで始まり、お客様の反応をみながら
プランを煮詰めていく。
キャドは最初から動かさず、どこででも鉛筆と紙があれば仕事ができる。
最初はノ-トパソコンを持って出先で仕事をしていたが、実は不便で、
手軽さはなく、手書きならお店で伝票の裏に手軽に書ける。
今回のプロジェクトは、徹底的に無駄をなくし、住まいの概念を超えた中に
感動を得るだけの良さを持った住まいを作ろうと・・NYさんの協力と理解を得て進めなければできない建物となる。
まず、過去にもドアをなくした建物は作ったが、今回はそれを超える工夫とアイデアが要求される。
この2階の寝室は、クロ-ゼットがあり、書斎があり、ベッドスペ-スがあり、
ベッドの下にも収納を作る、屋根裏は多用途に使えるので、今後何に使うかによって変わるが、広さは6畳程度の広さとなる。
新しいプロジェクトの始まりです。
目標は1500万円でどこまでできるかが今回の挑戦となる。
浄化槽、照明、ク-ラ-、デッキ、ベランダ、パ-ゴラ・・・・すべて含めて
納めたいと思っている。
あくまでも、高断熱、高気密は当たり前・・・安いから品質は妥協しない。
この金額でこの家は贅沢だ!・・・・と言えるような家をつくりましょう!
と、NYさんと目標設定。
できるかどうか、今は何とも言えないが、できないとは思っていない。
できる筈だと思っている。
必要な部屋ができればその時間仕切りをつくることにし、今必要な部屋を作る。
床、壁、屋根を丸ごと断熱し、ドアは基本的に必要なトイレ、風呂。
できるだけ自然素材を使い、優しい環境とする。
新たな挑戦が始まる、無理をせず原価から予算をくみ上げる。
徹底的に無駄をなくさないと目標には届かないだろうし、何よりもNY様の
理解と協力がなければ達成できないだろう。