午後喫茶ムロを訪問。
第一の目的は預かってもらっていた豚バラブロック3㌔二枚が残っているので、一枚を残し、ベ-コンを仕込む為取りに伺った、・・・でついでに・・・(爆)
来る6月20日のイベントに向け、地下を一部改装するため、その下調べの為伺ったのだが、こう書けばムロママは憤慨するだろう・・(笑)
しかし、そこは永いおつきあい、一言反論したいであろう気持ちを察しながら、あえて書くのも面白い!
今日伺った時
「今日のブログ読んだよ」
「私は檀さんところで設計してもらったから言いたいことよく分かるけど」
「一般の人がブログ読んでも書いてることは確かに分かるんやけど
ピントこないんじゃないかなぁ」
と・・・「ふむふむなるほど!」
「一般の人は建築の内容は分からないから、せめて保証のしっかりした
メ-カ-を選ぶしか方法はないんじゃないやろか?」
確かに、ムロママのおっしゃる通りかもしれない。
過去に設計させていただいたクライアントの皆様は、みんな家造りに情熱を持ち、自分流の家を予算内で建てたいと思ってる人たちばかりでした。
現場監督が、ある日「檀さん・・檀さんところにくるお客様はみんな
色が濃い人たちですねえ!」と言われたことがある。
それは悪い意味ではなく、いい意味での表現で、
彼曰く・・・個性をしっかり持ち、自分の作りたい要望をしっかり持った人が多く、最後まで諦めない人達だと。
確かに高額な予算で家を建てるのだから、保証は勿論のこと
自分の望む家を手にするのが家を建てる目的で、「何でもいいですから
保証がついて雨露しのげたらいいです」・・・と思っている人はいない。
誰もがみんな、予算に見合った家を建てたいと望んでいる筈です。
「じゃあ誰が予算に見合った家だと判断するんですか?」
と聞かれそうですが、確かに予算に見合った家を一般のクライアントには見抜けないし、複数の見積書を見比べてもその答えは出てこない。
現場経験をし、予算を組み上げる事が出来、流通の仕組みが分かり
材料の品質やその原価をはじき出せる知識がないと、施工業者から出された見積もり書を正確にジャッジすることは出来ない。
今は保証を条件に決める必要はない、3年前から国が保証をつけることを各施工業者に義務づけ、一人親方の大工さんが直接工事を請け負ったとしても、メ-カ-と同じ保証が付き、仮にその大工さんが廃業しても、その保証は生きる仕組みになっている。
100年保証をうたい文句にしている業者も見かけるが、100年保証できる建物は作れない。
100年保証と書かれていても、結局国が定める10年保証に基づき
10年ごとに建物の調査をされ、悪いところは有償でメンテナンスし
その業者が決めた内容にならないと更新されないようになっている。