よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

日本の記憶

2011-06-12 10:08:28 | とりとめもなく

日本の”おごり”で過去には日本が外国に宣戦布告をし、中国、韓国などアジアを支配しようと兵を出し、最後には、無謀にもアメリカに宣戦布告をしハワイに奇襲攻撃を行い、その結果、原子爆弾を食らい、多くの犠牲者を出してしまった。

日本は世界の中で唯一原子爆弾の犠牲になり、多くの命を原爆により失い
多くの白血病患者を産み出し、長い間後遺症を味わってきた。
私の親戚も原子爆弾を投下された広島に住んでいたため、最後は
白血病を発症しその命を落とした。

日本は、私達は、唯一の被爆国でありながら、唯一核の怖さを体験した
国でありながら、日本国内に原発を43カ所も作り
エネルギ-不足だといいながら、何処かで利権が政治家を動かし
安全神話を作り上げ、住民の説得にお金を使い、多くの補助金を出し
原発を推進してきた。
過去に原発を推進した政治家達は、”想定外”だと言い訳をし、
国民に対して謝罪すらせず、その当時推進してきた政党でさえ、
復興に協力せず、権力闘争に明け暮れているのが現実。

核の怖さをどの国より分かっており、身をもって体験してきた過去は
一体何だったんだろう?
現実的にはまだ、人間にはコントロ-ル出来ない核。
暴走が始まれば即座に止めることが出来ない核融合反応
多くの熱エネルギ-を出し、多くの核物質を放出する
一度汚染されれば何十年も死の土地となってしまう核。

現実のこの東日本の核被害は、突き詰めれば日本の
”おごり”が産み出した不幸とも言える。
資本主義のなかの生き方を間違え
便利さを手に入れたいと言う欲望と、
それを期に権力を、富を手に入れようとした一部の
人間によって日本は動き、不幸を背負ってしまった。

太平洋戦争も始まりは、今回の原発事故と
同じ要素を持ち、危険を知りながら
欲望に向かって進んできた結果
二回も同じ核によって不幸を作り出してしまった。

核被害は人間だけではない、魚も、ミミズも鳥も・・・全ての生き物に
影響を及ぼし、多くの命を奪うことになるだろう。
生き物の中で人間だけがこの地球を汚染し
多くの命を奪い、欲望を満たすために
多くの生き物を無視しながら進んできた。

そろそろ、人間は欲望をコントロ-ルしなければ
地球の生き物を死滅させてしまう。


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