さてさて・プランも決まり、外観も決まった。
これから、頭の中に描いている収まりをスケッチに描き写し
NY様が望んでいる形と一致するかの作業となる。
これは二階の寝室のスケッチと外観
寝室はスキップフロア-となっており、ベッドは床から1メ-トル高く、出来れば
マットだけのベッドにしていただければとお願いしている。
ベッドフロア-から1.2メ-トル上がったところはロフトとなり
ご主人の仕事兼勉強部屋となる。
ここからが、NY様も、描く私も楽しい時間となり。
予算を考えながら、突出しないよう自分に歯止めをかけながらも
ついつい夢は膨らみ、書きすぎて後に予算で苦しむ事となるが
それを恐れて無難に収めてしまえば、面白くも何ともない家になり
予算内で収まらない時は、その方法を探し出す。
そのときの苦しみは不快なものではなく
産み出す喜びが伴う。
設計者は押しつけをしてはならない。
あくまでもお施主様の要望に添った形を選ばなければならない。
予算が有る無しに関わらず、造ってあげたいと思った事は
わくわくしながら描く。