よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

日本の財政

2011-09-11 12:37:36 | とりとめもなく

 日本国民は世界的に見ても多くの預貯金を持っていると言われている。 金持ちとは必ずしも言い切れず、先行き不安の為の蓄えとも言える。
社会保障もまだはっきり見えてこないし、団塊の世代が介護を必要となった時、今の保険制度は成り立たない。
景気のいいときは、金が集まり保険金により保養所を次々と作り、結局経営は成り立たず、維持管理費さえも捻出できず、処分し何十億、何百億と掛けた施設は、ただ同然で売り払い、多くの損失をだした。
今まで国債の発行累計は、1000兆円に届く所まで来ている。

日本預貯金額は1,500兆円だが、今、仮に借金を全て返済すれば
500兆円が残ることとなり、国民一人当たり500万円残る計算となる。
つまり、一家族4人と計算すれば2、000万円が手元に残るが、
あくまでも平均であって、大半の家庭には、この半分が残るか残らないか、微妙なところとなる。

今、日本は医療、福祉とも、決して安心出来るシステムにはなっていない。
それに加え、東日本の震災と、台風12合の被害の復興費用に多くの資金を投入しなければならない。

これを考えると、日本は決して豊かではない。
今後大きな借金を 子や孫に残す事になる。
国は、そう簡単に予算修正は出来ないだろうし、無駄な支出を
止める事すらできないほど、多くのしがらみと、癒着を持っている。

今、早急に出来る対策は、国民一人一人が、意識を持ち、
個人の支出の無駄を無くすことから始めるしかないのだろう。


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