夏は暑い為 従業員レディ達が日焼けをしてはいけないと、
朝夕の散歩はもっぱら ジープに乗せ紀の川へ。
散歩の帰りに幸の湯の隣に出来た公園に立ち寄った。
芝生が植えられ 手入れの行き届いた公園。
夏休みに入った子供たちが近づいて来て、犬と遊びたいのだろうが少し引き気味、
「おっちゃん この犬かめへん?」
「フリスビー投げてもいい?」
サクラは信用ならないので、触らないように言い伝え
子供等はフリスビーを投げ大はしゃぎ!
すると、近くでこの子の親達なのだろう、3人の主婦が雑談をしており
その中の一人が
「犬をリードに繋いでくれません?」
との申し出があった。
「いいえ この犬は繋ぐ必要はないので繋ぎません!」
と 丁重にお断りした。
彼女たちに吠えたのでもなく、恐怖感を与えた訳でもないが、
どうやらその主婦は、犬は繋ぐものだと思っているらしい。
繋がなければならない犬もいるし、繋がなければならない人間も居る。
「あなたにリードを付けたほうがいいんじゃないですか?」
といってあげたかったけど、可哀想なので言葉を飲んだ。
純粋な子主達は 危険かどうか確認をし
先入観を持った大人たちは 常識を持ち出す。
こんな親に育てられた子供は何か大事なものを積み残して親になるのだろう!
本当にリードで繋がなければならない動物は人間のほうが多いい
のかもしれないのに。