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諏訪湖畔で毎年開かれる、諏訪圏工業メッセ。
長野県岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村の6市町村で構成されている諏訪圏の製造業を主とする企業が、ものづくりのメッカのSUWAブランドの敷衍を目指して、一地方圏としてはかなり熱のこもった展示イベントを開催している。
以前からマスメディアでの紹介や、知己からのお誘い、等から、行きたいなぁとは思っていたが、なにぶん76万6千パーセク(比喩的表現)の距離は、興味本位でちょっと行ってみるには遠すぎて、別の忌避できない遠征の寄り道(JR路線長で5%の増加)として、道中車窓の旅景色にも大いに期待して、行ってきた。
メッセそのものは、小さいけれども気合いのはいった展示ブースがうじゃうじゃとあって、また参観に訪れるヒトビトも大都市圏で開催される同種のイベントとは違い、コドモや女性が数多く参集していて、けっこう見応えのあるモノでした。
知己の方とも何人かお会いし、一様に「えぇー、こんなに早くきたの!昼からだと思ってたよ」と云われ、峠の釜飯も食べました。
ただ、天候不順のため楽しみにしていた車窓の景色は軒並みガスっていて、まったくもって残念でした。
ホントは諏訪に前泊して、降るような星空も愉しみたかったのですが、天候、忌避できない遠征の時間制約などから、断念していただけに、尚更でした。
会場はご覧の通り、よく映画に出てくるような廃工場を利用していたにもかかわらず、前述したように、中に入るとそんなロケーションを感じさせない、賑やかな催しでしたが、普段は薄気味悪いんじゃないかと思います。
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