粘膜人間 (角川ホラー文庫)飴村 行角川グループパブリッシングこのアイテムの詳細を見る |
これも面白かったなぁ・・・
小説って、映画と違って影像がないから、ホラー小説なんて面白いのかな?って思ってましたが、僕の想像力がいいんだと思うんですけど、ちゃんと情景が頭に浮かんで面白いです。
この『粘膜人間』は、河童が出て来ちゃうくらいのファンタジー・ホラーって雰囲気。
河童のモモ太の珍体験記かな?
ラストがブツ切りで終わってしまうんですが、そのセンスは凄い!
映画にしてみてもカッコイイ終わり方だと思うな。
この先は、どっちが勝ったんだろう?
現実にナイ話しなんで、そんな事どーでもいいんですけど、その先を想像させられるので、それはこのモモ太と言う存在が、どこか憎くても憎み切れない・・・、それは愛情の一つなのでしょうか?