日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『粘膜人間』

2010-01-14 | 
粘膜人間 (角川ホラー文庫)
飴村 行
角川グループパブリッシング

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これも面白かったなぁ・・・
小説って、映画と違って影像がないから、ホラー小説なんて面白いのかな?って思ってましたが、僕の想像力がいいんだと思うんですけど、ちゃんと情景が頭に浮かんで面白いです。

この『粘膜人間』は、河童が出て来ちゃうくらいのファンタジー・ホラーって雰囲気。
河童のモモ太の珍体験記かな?

ラストがブツ切りで終わってしまうんですが、そのセンスは凄い!
映画にしてみてもカッコイイ終わり方だと思うな。

この先は、どっちが勝ったんだろう?

現実にナイ話しなんで、そんな事どーでもいいんですけど、その先を想像させられるので、それはこのモモ太と言う存在が、どこか憎くても憎み切れない・・・、それは愛情の一つなのでしょうか?
コメント
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