日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『交通事故目撃』

2014-10-27 | ニュースな奴に
目の前で、結構激しめな交通事故を目撃した。

深夜二時頃。

宇都宮から東京に帰る見慣れない道路で。

道路は暗い、特にコンビニなどがあるわけでもなく、光は月だけと想像してもらっていい。



対向車線からこちらに向かってくるワゴン車は、少し先で急に右に曲がり、そこにあった大きな駐車スペースで旋回して、Uターンしたかったのだと思う。


僕の少し前には同じ方向に進む軽自動車、70メートル位前方。


グルリと回って、駐車スペースから出てくるワゴン車にドンドン近付く軽自動車。


え?これ、ぶつかるぶつかる!ぶつかるよー!!と思った時には既に遅し。

バギーン!!!!!と言う、まるで、映画版トランスフォーマーでしか聞かれないような、ドデカイ金属音が僕の車内まで飛んできた。


勿論、僕はブレーキを思い切り踏んで、回避。

全ての荷物が前の席に吹っ飛んでしまった。


僕が見ていた限り、どちらもブレーキは踏んでいなかった、時速60km位でぶつかった軽自動車は、煙を出しながらも時間が止まっている。


まるで子供がミニカーを部屋に投げ捨てた様に転がったワゴン車も同様、ゴロリとして動かない。


え?なにこれ?と僕は少しだけパニック、10メートル前位で、もしかしたら人が死んでいるかもしれない・・・。

煙を出している車に恐怖を感じて、バックした。

もしかしたら、爆発するかも知れない。


そして、車から降りて近づこうとすると、軽自動車の運転席から、洋服の雰囲気からするに25歳前後の男が出てきた。

彼はワゴン車に向かって行く。


助手席からは、同じくらいの女性。

恋人だと思って間違いないと思う。

女性は、一度、彼の後ろを追いそうになるが、自分の車に戻り、携帯電話を片手に出てきた。


多分、救急車か警察に電話しているのだろう。

こんな時、Twitterに『彼氏の車で事故なうwワゴン車が目の前で横転ワロタwぁたしのエアバック爆発wwwwww』とはツイートしないはず。


とりあえず、軽自動車の二人は生きているっぽいので安心。

今度は、ワゴン車の方だ。


道路と言えば、車が通れる幅はあったけど、一応、もし、本当にワゴン車の人が死んでいるのだとしたら、僕は目撃者になっているので、『少し、ここにいた方がいいかな』と思った。


でも、そんな心配も虚しく、ワゴン車からは「いててててて・・・・」みたいな感じで、上になった助手席のドアから運転手が出てきた。

そちらの方も、同年代。

ちょっとHIPHOP系の恰好をした人。

三人のやり取りを見ていると、どちらの車内にも人が残されている様な感じではない。



道路から少し離れた民家の灯りがついた、今の音からしたら、飛び起きても仕方ない。

ゾロリとおじいちゃんが出てきた。

大きな駐車スペースにあった、プレハブ小屋みたいな所からも、作業着のオジサンが出てきた。


多分、ここまで事故発生から7分位かと思う。


僕も、降りて行って『大丈夫ですか?』と聞こうとしたけど・・・・・・



よく考えてみたら、余計なお世話だと思う。

僕なら、そう感じる。

事故ってしまってパニックになっている人に『大丈夫ですか?』とは、バカにしている様ではないか?


大丈夫な訳がない。


『大丈夫じゃないですよね?』と言うのも、オカシナ話し。


僕に出来る事、それは一切ない。

出来る事と言えば【野次馬にならない事】だと思った。


ゾロリと出てきたおじいちゃんは、どこかに電話している。

作業着のオジサンは、三人に話しかけて、まだ動きそうな軽自動車を動かすように指示を出している様子。



これは【見なかった事にしよう】、僕はそう判断した。


世の中は、自分が見えている世界だけで構築されている訳ではない。

僕が無駄に、救急車を呼ぼうとしても、「三人の誰が、ドコを、どんな風に怪我しているかも判らない」



『なんか分からないんですけど、目の前で事故が起きてまして、その事故の人が電話してきていますか?』と電話して確認するのもオカシイ。



僕は、何事もなかった様に、自分の車の中で飛び散った荷物を戻して、ゆっくりと横目に通り過ぎて行った。


15分位車を走らせていると、少し街っぽくなってきた。


その横道から、救急車の音が聞こえる、事故が起きた方向と真逆に向かっているので、もちろん別件だ。


もし、僕があの時に『無駄な通報をしていたら』・・・。

この人の対応が遅れていたかも知れない。

どんな人かは分からないけど、僕は勝手にお婆ちゃんを想像した。


いきなり倒れたお婆ちゃん。

家族が通報、命の時間は、誰も分からない。

急げ!救急車!!

お婆ちゃんを助けてあげてくれ!!



そんな事を思いながら、同時にさっきの交通事故の事も考えている。


どう考えても、暗いとはいえ、あんな見通しのいい道路で事故るのはオカシイ。

ワゴン車の男は、危険ドラッグでもやっていたんじゃないか???

軽自動車の恋人は、前を見ないでイチャイチャしながら運転していたんじゃないか???


僕の反応が少し遅かったり、もう15メートル距離を詰めていたら、僕も追突していた。

思い出すとイライラする。



そんな疲れた僕を知る由もない「救急車に乗ったお婆ちゃんが大切に育てた息子の嫁」は、お婆ちゃんにかけた多額の保険金の事を考えている。
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『ハロウィン』

2014-10-27 | 最近の出来事
先日、宇都宮で仕事をさせてもらいました。

ハロウィン。

日本に入って来てからは、悪霊を追い出すとか言う宗教的な意味は全くなく輸入されたっぽいですね。

でも、そんな事はどうでも良いと思う。

クリスマスもなんでもかんでも、お祭りが大好きな人がいれば、その分、仕事が増えるので♪


あのカボチャの正式な名前を言える人も少ないのではないかと思う。

でも、そんな事はどうでもいいと思う。



もう、仮装パーリーでいいと思う。

世間の流れに無駄な抵抗をする必要もない。


先日、僕が見たハロウィンは昼間から町の商店街のハロウィンお祭りで、ドラキュラっぽい恰好をした小学生位の女の子が「一杯300円でーす!!」と言いながら、何か飲み物を売っていた。


なんとなくその光景が微笑ましかったので、一杯飲んであげようかとも思ったけれど、そうすると、なんか【子供を使った大人の商売】に引っかかった気がするかもしれないので、止めた。

それならば、その頑張っている少女に『頑張ってね!』と言いながら千円札でもあげようかと思ったけど、それも、変なオジサンだと思われてしまいそうだから、止めた。


心の中で『頑張ってね』と思うだけにとどめた。



夜は、本番のマジックショー。

アニメの恰好をした女の子や、ベーシックなオバケスタイル、はたまた、もう原型がなんなのか解らないオジサンまで。

見ていて楽しい。

僕は、黒いジーパンに白いシャツ。



ハロウィンの仮装をする成人女性にお願いしたいのは、過度のセクシーな恰好は慎んでもらいたい。

セクシーな恰好をするのならば【トリックorマネー】と言いながら、世の男性から金銭を要求して、金額に応じたサービスを提供してもらいたい。
コメント (5)
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