日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『古着タウン、高円寺』

2014-12-31 | ファッション全般
最近、全然、洋服の話しを書いてなかった。

文化服装学院を中退した、伝説のファッションリーダー『よこやまゆうすけデヴィル』の面影は、今の僕には、ナイ!!!!・・・・・・。



別に、なんの自慢にもならないけど、当時、まだ『読者モデル』と言う言葉がなかった時に、今でいう読者モデルが、僕に『ゆうすけ君、この恰好、どう???』とか相談されていたのだ。


雑誌で言うなら『フルーツ』に載るのが最高の、読者モデル!!!みたいな時代、かな???



その学校では、

名前を出したら問題になりそうなので、本当に名前は出さないけど、今では、ファッションプロデューサー?みたいに活躍している女の子も、一緒に昼飯食べながら、洋服の話しとかしていたんです。

今の僕を知っている人から見たら、確実に虚言と感じるかも知れません。


実際、中退したクラスでも、一番、奇抜なファッションをしていたのは僕。

その頃は、奇抜な恰好さえすれば、[なんとなく新しい]と言われた豊かな時代。

だいたい、15年?位前かな???

まだ、『ギリギリ隙間産業ファッションショー』が出来た時代。



今でいう『きゃりーぱみゅぱみゅchan』みたいなのは、僕の周りに沢山いたし。

【顔が可愛い】とかそういうの抜きにしてセンスの話しね。


奇抜な格好する女の子って、だいたいブスだから。

それか、あの頃のシノラーみたいな。

近年になって、やっと『きゃりーぱみゅぱみゅ』みたいのが【許される時代】になったんです。

超、昔に、デブでブサイク、ニキビだらけの、チークもしないで、頬っぺた真っ赤にしてた田舎の娘が、今のファッション業界の『レールを敷きだした』のは、理解して欲しい。



最初に、キチガイ的な事をやるのは、いつもブサイクなんです。









僕が勝手に考える【ミクスチャーファッション】が主流となってきた時代です。

なんでも[併せちゃえよ!!!]みたいなね。



タイトなズボンを穿きながら、ボブマーリーのTシャツ着て、『俺は、タイトな感じでレゲエで行くよ』とか。

結構カラフルな感じで『俺は、ラッパーで行くよ!』みたいな感じとか。

僕が勝手にカッコいいと思ってたのは、『ロッカーは、なんでも蛇だな!!!(笑)』みたいな・・・

蛇って、金運が良くなるらしいから、『こいつら、ロックやってるくせして、金運、気にしてるのかよ!!(笑)』とか、20歳過ぎの俺は思ってたね。


奇抜な洋服と言えば、一つ例にすると『卓也エンジェル』とか着てた時代ね。

+[和]みたいの、始まりなのかな???




本当に恥ずかしい話だけど。

僕はそれに乗り込んで、ミクスチャーファッションの大海原に旅立った、海賊だったんです。



僕にとって、あの頃は『友達に金を借りてでも、洋服を買っていた』と言う、変な時代。

先に、この記事の結末を言いますけど、僕、痩せてたんですよ。


175cmで50kg位しかなかったから、とにかく、【なんでも着れた】って感じです。






洋服の学校に行く訳ですから、入学式なんて、超カッコつけたスーツ買いましたよね。

トルネードマートの皮のスーツ、上下で95000円位しましたよ。

それがフェイクレザーなのか?どうかも僕には関係なかったし、多分、周りの奴も、入学式にレザーらしきスーツで来るやつなんか、もう、恰好良過ぎて、ちゃんと見られない状態なんだと思います。

入学式の為だけに買ったんですよ。

勿論、前日、お世話になってる美容院に行きました。

しかも、男のクセして、別のネイルの店でマネキュアをガッチリ黒くして、『あ、これ・・・、あんまりテカテカしない感じにしてもらえませんか?』なんて注文したんです。


もう一回言いますけど、だいたい15年前位前っすよ???









とにかく、僕、カッコよかったんです!!!!

顔がカッコいいとかじゃなくて、『雰囲気』ですね。


そんなに、顔もカッコよくないのに、なんとなく雰囲気がカッコいいって言う、皆の憧れのポジションだったんです。


当時の新しい『着こなし』も開発しましたよ!!


当時に左右非対称の服とか、余裕で着こなしてましたからね。

堂本剛君より、先です。



まぁ、最先端のファション学生が周りにいましたから、『それを着る』のは普通です。

皆、『新しさに夢中』だった。

だけど、それを『自分のものにする』のは至難の技!だった訳です。










いやいや・・・・・、そんな過去の栄光を人が飽きているのにも関わらず、ずっと話すオジサンだと自覚してない訳じゃない。


もう、長々と『昔、カッコよかった自慢』はこれくらいにして、これからは、『今はオシャレしてないのにカッコいい自慢』を聞いてもらいます!!!


あ・・・でも、それをガチガチでやると最後まで読めないと思うから、一言で済ますと。

今は、テキトーな恰好しててもオシャレだな、って事です。


クソダセー指輪してても、その指輪が消えたり、いきなり出現したり、瞬間移動したり。

今の僕は、『マジック』をオシャレのアイテムとして持ち歩いていて、一般的な、オシャレ感覚とは違うから、なるべくシンプルな服装になる。



ここ数年anvilのVネックTシャツが僕の基本だし。

洋服も、いつでもマジックしやすい服装とか、ポケットの位置とか、洋服選びに見ちゃうな。


僕は【ステージ衣装】と言う、マジシャンとして『一番怪しい恰好』はしたくない。




どんなマジシャンでも必ず間違っている衣装。

お客様は、どんな状況でさえ、そんなマジックでさえ、衣装を疑う・・・。


袖なんか使わないのに、疑うし・・・。

なので僕は、なるべく【超私服】でやってる、それが良いのか悪いのか?は、その人の人柄による訳だけど。




それを、本気で考えてみると、僕は、確実に私服の方がいい。

スーツなんか絶対に着ない。

ボロボロのジーパンに、破けたシャツで充分。

それが、僕のマジックの演出だったりするから。




なんとなく、今年は『マジシャンぽく』してみたけど、やっぱり、自分が楽しくなかった・・・(笑)

まぁ、マジックをするにあたって『いつものシルエット』は助かるんだけど・・・

自分が楽しくない・・・、って感じかなぁ。


なんか【世間のマジシャンイメージに寄せた、って言う虚しさ】の様な・・・

それが愉しい現場もあるんだけど・・・



でも、基本はCHICAGOで買った古着臭いAdidasのジャージとか着てたい。








でもでも、この前、久しぶりに高円寺行って『あ、これ、カッコいいな買ってもいいかな』と思う服に袖を通そうとすると、袖を通した時点で



あ!!!

これ、着れない!!!

って思うのね・・・・・・・(T_T)



悲しい・・・(T_T)



基本的に、服はダボダボした感じで着たいけど、パリリンと着ないとダメな服もあって。

それをパツンパツンで着ちゃうと、変な笑いが起きたりして・・・。

笑いが分散するし・・・・・・・・



(ちなみに、高円寺でガチガチの古着の町って感じじゃなくなったね・・・、いつ頃からだろう???笑)



30半ばで、やっと自分なりの好きな生き方も見つけたし、また原点回帰で。


好きな洋服に囲まれる生活にでも、ちょっとだけ戻ろうかなぁ。



今、スキンヘッドだし。

これで、もっと太ってマジックやってたら、ただの『変な妖怪』だよな。


たまに、水木先生の妖怪の本とか見ると、太ってる感じの妖怪の[腹]が、俺と同じだもんな。


・・・・・・・・・・・・。



でも、月に一回は必ず行く性感マッサージのルルちゃん(中国国籍)は、僕のお腹を『オジサンのオナカ、ムチムチスベスベでキモチイイne』と言ってくれる。


だから、悩むなぁ~。


このままの体型を維持するか?

頑張って、痩せてみるか???



でも、痩せたって、どうせ、俺みたいな『詐欺師オジサン』に若い女の子がなびく訳でもないだろうし・・・。

それなら、嘘でもいいから、ルルちゃんにお腹揉まれてる方が幸せだったり・・・。


最近、ルルちゃんの予約が取れないから、イライラして過食症気味なのが、一番の悩みですかね。
コメント (2)
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