僕に趣味はない。
仕事にしている『手品』も、最初のうちから趣味で始めたという訳でなく。
仕事にするつもりで始めたので『趣味だった頃』と言う期間は、実際の所ナイ。
コロナの自粛期間中、飲み屋さんに寄生している僕の活動も、必然的に無くなった。
その頃、ミニ四駆や、エアガン等に、手を出してみたが、どうもハマる事は無かった。
僕の年齢は1980年生まれの41歳。
例えば、ガンダムのプラモデルにハマっても不思議ではない年齢だけれど、ソレを一体、普通に作って埃を被っている。
自己分析するに、僕は多分【趣味に時間を使う】と言う感覚が苦手なんだろうと思う。
どうせやるなら仕事にしたいと、無意識に思っているんだろう。
手品も、好きじゃなかったら仕事にしていないが【手品だけで生活をする】と言う目標があったから続けられたのだと思う。
勿論、今後も続けていくつもりだ。
けれども、41歳。
まだ、自分のパフォーマンスに衰えを感じている訳でない、むしろ『頂点』に向っている感覚すらある。
登っていく感覚があるならば、いつか降下する時があるはずだ。
想像すると、怖い。
80歳になって、今のパフォーマンスが出来るとは思えない。
このまま出来ているようなイメージもあるけれど、少し不安だ。
なので、唐突だが、居酒屋を始める事にした。
僕は、主に飲み屋さんで手品をしている。
たまに、居酒屋さんのマスターでとても恰好の良い人がいる。
なんだか見た目は怖いけど優しい、そんな人。
65歳位までは、なんとか手品師として頑張って、それからは、そんな居酒屋のマスターになろうかと思う。
僕に料理の経験はナイ。
けれど、たぶん僕は、出来る。
なぜならば、やるからだ。
やると決めたら、やる。
これから20数年、料理の修行をする。
人に教えてもらったりするのは、苦手なので独学。
職業柄、色々な飲み屋さんの料理を『見られる』ので、勉強させてもらえそうだ。
(たまに食べさせてくれるし)
今までは、居酒屋さんのメニューを『そういう目』で見てなかったけれど、これからは、そういう目で見ようと思う。
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