『君を理解できない』

僕のエゴかも知れないけど、君を理解できなかった事を謝りたい。

君は僕に理解を求めていなかったかも知れない。
常に八方美人だったから、いや、百方美人と言ってもいい。

もう気持ちを入れる事さえ出来ない僕にまで好かれようと、本当の気持ちを言わない。
本当の気持ちを言わない事が、僕にとって地獄の様に残酷だと言う事を知らないんだ。

もしかしたら言っていたのかも知れないが、僕が聞く耳を持たなかったのかもしれない
今は、なんとも言えないけど、もうどうでもいい。

君から「私も独りで悩んでいたよ」と、言われたとしても僕にはどうしようもない。
君が、僕に救ってもらう事を拒んだんだ。

想像以上に僕は頼りなかったかもしれないけど、想像以上に君は愛されていたんだよ。