日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『女あるある』

2014-12-07 | 怪女
一昔前は、e-mailの新着受信の更新をしたけれど、今は既読のチェックの為に黄緑色の平らのボタン。




水色のボタンであの人の私生活を、少しだけ覗き見る。

知らない女と、ロウソクを吹き消している。



私の誕生日の時にも優しくしてくれたけれど

特別じゃなかったデート

何年経っても関係は並行、いつの間にか、私だけ迷走?しているの?



そんな彼からのテキトーな返答が正常。


だんだんと私も結構、面倒。


今年はそんな日々を変えたいと編んで見たよマフラーを毛糸。





寒くなってきたけど、彼のポケットの中の暖かさは、もう忘れちゃった。


いつしか、彼が携帯電話を扱う前に、ロックを解除するのが目に入ったり。

電話が鳴れば、私のキッチンに出て行ったり。



私の右隣は、たまに空く。


テーブルの上のリモコンは、私の物じゃなくていい。

あなたの見たいものが私は見たいの。







あなたが私の部屋に入って来てから、『ワタシ』の中に入って来る時間がだんたんと短くなってきているのを知っている。

だけど、私は言わないわ。


それだけで幸せ。

週に一回だけになっても、あなたが私に触れてくれるなら。




月に一度、無言で連れて行ってくれるドライブで救われるの。


220円くらいのソフトクリームが溶けるまで、一緒にいてね。
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