『カメレオン芸人』

僕は毎日、色々な現場でマジックをさせてもらってます。

高級ラウンジ～大衆居酒屋まで。



高級ラウンジが良い！！とか、大衆居酒屋はイヤだ！！とか、そんな事を言うつもりはなくて。

【最終的には、その人との1対1だな】と思う。



僕は、あんまりステージマジックとかイリュージョンとかは得意ではないです。


出来ない訳じゃないし、演出の仕事もさせてもらっている、【得意ではない】と言ったら、自分に損かも知れないけれど、実際に「自分がやっても面白い」と思えないのが原因の一つだと感じる。


クロースアップ・テーブルマジックは、演じているお客様の表情や目線など、だいたい20名様位までなら、だいたい判断出来ているつもりで。

『ストップって言ってください』と言われる事さえキライな人の感覚も分かるし、頼んでないのに、横からストップ！と叫ぶ人がいる。

それは、僕は「お客様が楽しい以上、構わない」と思っている。


僕は、お客様がボケていくのが好き。

それに本気でツッコミを入れたい。

自分からボケるのはあんまり好きじゃない・・・、お客様のボケを「ボケ属性のツッコミ」で解決するのが好きかな。

僕のクロースアップの間合いに入ってもらえたら、全部、解決できると自信がある。




でも、それが、ステージマジックなどで「周りに知らない人」がいると、笑いのネタにしにくくなるし、ボケたがらない人もいる。


本当に安心している仲間内でこそ、「その人のキャラ・会社の立場があるからこそウケるボケ」があって、そこをピンポイントにツッコミたい。


だから！！

だからこそ！！

僕は、クロースアップが好きなんだ。







これからもカメレオンみたいに、現場現場で演じる内容を変えて、生き残っていく。


僕は、マジックだけで生活出来ているからプロフェッショナルだ！！！！と言い切っていだけれど、有名なマジックコメディアンのデイヴィッド・ストーンは言った。


アマチュアは色々なマジックを同じ人に披露する、プロマジシャンは同じネタを違う方達に披露する。

多分、内容は、そんな感じだったと思う。





それならば、色々な人に色々なマジックを見せている僕は、なんなんだろう？？？（笑）


ただ、キャラの迷走をしている奴なんだろうか？？？(+_+)


フラリッシュを極めたい人

コインを極めたい人

メンタリズムを極めたい人

色々なマジシャンがいる。

どんな仕事でもそうだけど、「それで生活していない人」には知り得ない、とんでもない苦労があるのだ、その人に向上心がある限り。


プロマジシャンの68％は上質な向上心を持っていると思う。







その中で僕は、薄く広く知識を拡げて、その中の隙間的な面白さを全て回収していきたい。