今日は日曜日、ゆっくりとしようと思った。
12月は、僕みたいな外道マジシャンでも流石に忙しい。
そんな中で、お天道様が照らす一日の中で、嵐に備える事も必要だ。
マジシャンにとっては休日も仕事の日だったりする。
それは、僕が別にマジシャンと言う職業に誇りを持っている証にもならないし、他にも、休日に仕事をしている企業戦士サラリーマンがいるのを僕は知っている。
今の近現代の日本人に本当の休日なんてない。
毎日、誰かが疲れている。
そんな時にはエネルギーの補給が必要だ。
今日は、玉川上水駅の南口のエネオスが『セルフ化した話し』をしたい。
玉川上水駅を知らない人も知っている人も、勝手に聞けばいい。
ふと車の運転中、通りかかったいつものガソリンスタンドの雰囲気が違う。
つまらない毎日の中で起きる、ほんのつまらない日常。
ブログに書いたって、面白くもなんともない。
そんな、面白くもない事を、最初に面白くないよ?と保険をかけながら、面白く書こうと思う。
僕は今日、完全に休みにしようと思って、久しぶりにGEOに向かった。
お笑いのDVDを借りようと思って。
そして、途中で白と黒のチェッカーフラッグを一心不乱に振るエネオスの店員(若い男性)が目に飛び込んできた。
これは、数日前にも実は見たのだ。
このガソスタがセルフスタンドに変わったのは、僕も知っていた。
数日前に来た時に、また違うオジサンが『今、キャンペーンをやっています』と言い寄ってきたが、申し訳ないけど「あ、いいです・・・」と邪険にした。
いつも、邪険にされている僕の姿を、僕は自ら無視したのだ。
それと同時に、邪険にする人の気持ちも分かる。
キャンペーン内容なんか、僕に関係ない。
例え【100兆円当たります!!!!】と言われても、それは僕の日常には関係ないと思ってしまう。
【100円のお食事券が当たります】と言う話しも聞けない程、僕には余裕がない。
寂しいけれど、僕は、そうなんだ。
明日の事はワカラナイ。
明日の事はワカラナイ、なんて事は分かっているんだけれど、そんな自分は解っているし、知っている。
なんとなく、明日の自分は100兆円なんて持っていないし。
100円のお食事券で買える小さなチョコレートの甘さも知ってしまっている。
そんな、自分の世界で生きている小さな男なのだ。
そんな小さな男に、大きな母性が火を着ける。
そんな事をガソリンスタンドでやったら、爆発するぞ!!と絶叫する程の優しさだった。
そのガソリンスタンドに入る前に
「あーーーー・・・・・、あのキャンペーン、まだやっているんだ・・・・」と、ただ単純に安くガソリンを入れたい僕は、思春期の中学三年生の様なケダルイ態度で自分の車のドアを開けた。
するとそこには、まるで、そんなカッコつけているセンパイを崇めるように好きになっている、後輩の中学二年生の女子の様な姿。
彼女の部活動は勿論、僕とは違う。
僕はサッカー部の影のエース、地域では知らない人間のいない、「あの伝説のゴールキーパー」なのだ。
僕は彼女の事を知らない。
彼女は、同じ中学のバスケットボール部のマネージャー、自分は本当は演劇部にでも入りたい。
しかし彼女は入らなかった。
自分が演劇部になんか入って、その演劇部がオモシロオカシクされるのを恐れていたから。
彼女は、バスケットボール部のマネージャーでよかった。
頑張っている同級生の姿を見て、家に帰ってから、自分の想う「あの伝説のラブストーリー」を描いていたのだから。
そんな乙女の様に立ちすくむ人は、少しポッチャリしたオバサンだった。
部活で汗をかいた青春性欲少年(34歳のオジサン)に渡したものは、【ティッシュ三箱】
僕は、不可思議に思った。
先日、訪れた時には、こんな事はなかった、その時のオジサンは僕にティッシュを渡しはしなかったのだ。
しかし、あの時のオジサンは僕の鼓膜の片隅で、こんなキャンペーンをやっていますと言っていたし、僕は片目でオジサンの持っているチラシを見て【なんとかかんとかティッシュ三箱贈呈!】みたいに書いてあるのを思い出した。
今、目の前にいる、この中学二年生の後輩の僕より年上のオバサンは、僕を小さな愛で包み込む。
いきなり菩薩の様な笑顔で「キャンペーン中です!!」と言いながら、ティシューを三箱も渡してくれたのだ。
そのティシューを要らないと言う気持ちなんか、宇宙の中に微塵もない。
この広大に広がる宇宙の中に、微塵もない。
ティシューを受け取らない理由が、宇宙のどこにもないのだ。
そんな風に思わせる様なオバサンの笑顔。
ユーアー、マイ、サンシャイン。
眩しく、暖かい。
するとオバサン太陽は僕に問いかけた。
"お客様の住んでいる町名を教えてもらえませんか?"と、僕はふっとキャンペーンを思い出す。
そうだ、これはキャンペーンだ。
今の世の中、こんなに簡単にティシューを三箱も貰えない。
自分の住んでいる所の町名位、伝えたって構わない、その為に失うものなどないのだから。
自分の潜伏先を告げると、オバサンは自らチラシにサササと何かメモを残した。
その後には、【今後、安くなるクレジットカードのご案内】だったけれど・・・、それは申し訳ない。
僕は、クレジットカードの審判さえもらえないような人間なのだ。
自分が一番知っている。
そこは、オモシロオカシク返そうと思って・・・、渾身の力で
【イヤー、僕、恥ずかしいんですけれど、カードは無理ですね、今まで、お金と女の人との付き合い方が分からないまま生きてきたので・・・】
と、名言+笑いを狙って言い返すと。
そのオバサンはクスリともせず言った。
【人生、色々ね】と・・・・・・
それはマニュアルの中にはない、暖かさだった。
僕は、オバサンの目も見ずにそんなスベル言葉を言ったのだが、そのオバサンの言葉を聞かされて、ハッと、オバサンの顔を見てしまった。
勿論、そのオバサンを初めてみる。
知らないオバサンだ。
しかし、そのオバサンの唇には僕の好きな色の口紅がほんのりと。
それは結果論かも知れない。
そのオバサンに、続けて僕はこう言った。
「僕は、乞食みたいな生活していますから、あ、そんな事を言ったら乞食の人の失礼かもしれませんね・・・テヘヘ(笑)」と
オバサンはクスリともしない。
オバサンはこう言った、ガソリンスタンドの中で。
【人間、色々ありますよね、もしかしたらお兄さんは、大昔に、高貴なお坊さんだったのかもね】と
そして、僕がオバサンの目を見ると、ニッコリと笑った。
袈裟をバッサリと斬られた様に呆然としながらもなお、レギュラーガソリンのトリガーをひき、現代社会に銃声を響かせようとする僕に。
【優しい人なのね】と言って、そのオバサンは去っていった。
僕は
「あ!!ちょっと!ちょっと!待ってください!!僕もカードを!!」と言おうとしたけど・・・・
僕には無理な話し。
誰もが着ているそのユニフォームが、なにかの優しさの様に見えて。
そんな時に、僕のレギュラーガソリンはマンタンになって・・・。
車に戻ってキーを回した。
あのオバサンの優しさ、
僕は忘れない。
いつも通りのいつものガソリンスタンドで、非日常的な優しさを感じた。
人は、いつか優しくなれる。
いつでも優しなれると思った。
そんな僕は、オバサンから受け取ったティシューに思い切り射精しようと、GEOで熟女モノのエロDVDを借りる決意をした。
もうひとつ、なんとなく借りた素人モノの若い女優が、そのオバサンの娘だった・・・、なんて事は知らないでおきたい。
そんな男の寂しい夜にはネットリとした歌声、この曲。
古内東子で「OK・OK」
つまらない人間も生きてて大丈夫。
明日の天気は、自分で決められる。
12月は、僕みたいな外道マジシャンでも流石に忙しい。
そんな中で、お天道様が照らす一日の中で、嵐に備える事も必要だ。
マジシャンにとっては休日も仕事の日だったりする。
それは、僕が別にマジシャンと言う職業に誇りを持っている証にもならないし、他にも、休日に仕事をしている企業戦士サラリーマンがいるのを僕は知っている。
今の近現代の日本人に本当の休日なんてない。
毎日、誰かが疲れている。
そんな時にはエネルギーの補給が必要だ。
今日は、玉川上水駅の南口のエネオスが『セルフ化した話し』をしたい。
玉川上水駅を知らない人も知っている人も、勝手に聞けばいい。
ふと車の運転中、通りかかったいつものガソリンスタンドの雰囲気が違う。
つまらない毎日の中で起きる、ほんのつまらない日常。
ブログに書いたって、面白くもなんともない。
そんな、面白くもない事を、最初に面白くないよ?と保険をかけながら、面白く書こうと思う。
僕は今日、完全に休みにしようと思って、久しぶりにGEOに向かった。
お笑いのDVDを借りようと思って。
そして、途中で白と黒のチェッカーフラッグを一心不乱に振るエネオスの店員(若い男性)が目に飛び込んできた。
これは、数日前にも実は見たのだ。
このガソスタがセルフスタンドに変わったのは、僕も知っていた。
数日前に来た時に、また違うオジサンが『今、キャンペーンをやっています』と言い寄ってきたが、申し訳ないけど「あ、いいです・・・」と邪険にした。
いつも、邪険にされている僕の姿を、僕は自ら無視したのだ。
それと同時に、邪険にする人の気持ちも分かる。
キャンペーン内容なんか、僕に関係ない。
例え【100兆円当たります!!!!】と言われても、それは僕の日常には関係ないと思ってしまう。
【100円のお食事券が当たります】と言う話しも聞けない程、僕には余裕がない。
寂しいけれど、僕は、そうなんだ。
明日の事はワカラナイ。
明日の事はワカラナイ、なんて事は分かっているんだけれど、そんな自分は解っているし、知っている。
なんとなく、明日の自分は100兆円なんて持っていないし。
100円のお食事券で買える小さなチョコレートの甘さも知ってしまっている。
そんな、自分の世界で生きている小さな男なのだ。
そんな小さな男に、大きな母性が火を着ける。
そんな事をガソリンスタンドでやったら、爆発するぞ!!と絶叫する程の優しさだった。
そのガソリンスタンドに入る前に
「あーーーー・・・・・、あのキャンペーン、まだやっているんだ・・・・」と、ただ単純に安くガソリンを入れたい僕は、思春期の中学三年生の様なケダルイ態度で自分の車のドアを開けた。
するとそこには、まるで、そんなカッコつけているセンパイを崇めるように好きになっている、後輩の中学二年生の女子の様な姿。
彼女の部活動は勿論、僕とは違う。
僕はサッカー部の影のエース、地域では知らない人間のいない、「あの伝説のゴールキーパー」なのだ。
僕は彼女の事を知らない。
彼女は、同じ中学のバスケットボール部のマネージャー、自分は本当は演劇部にでも入りたい。
しかし彼女は入らなかった。
自分が演劇部になんか入って、その演劇部がオモシロオカシクされるのを恐れていたから。
彼女は、バスケットボール部のマネージャーでよかった。
頑張っている同級生の姿を見て、家に帰ってから、自分の想う「あの伝説のラブストーリー」を描いていたのだから。
そんな乙女の様に立ちすくむ人は、少しポッチャリしたオバサンだった。
部活で汗をかいた青春性欲少年(34歳のオジサン)に渡したものは、【ティッシュ三箱】
僕は、不可思議に思った。
先日、訪れた時には、こんな事はなかった、その時のオジサンは僕にティッシュを渡しはしなかったのだ。
しかし、あの時のオジサンは僕の鼓膜の片隅で、こんなキャンペーンをやっていますと言っていたし、僕は片目でオジサンの持っているチラシを見て【なんとかかんとかティッシュ三箱贈呈!】みたいに書いてあるのを思い出した。
今、目の前にいる、この中学二年生の後輩の僕より年上のオバサンは、僕を小さな愛で包み込む。
いきなり菩薩の様な笑顔で「キャンペーン中です!!」と言いながら、ティシューを三箱も渡してくれたのだ。
そのティシューを要らないと言う気持ちなんか、宇宙の中に微塵もない。
この広大に広がる宇宙の中に、微塵もない。
ティシューを受け取らない理由が、宇宙のどこにもないのだ。
そんな風に思わせる様なオバサンの笑顔。
ユーアー、マイ、サンシャイン。
眩しく、暖かい。
するとオバサン太陽は僕に問いかけた。
"お客様の住んでいる町名を教えてもらえませんか?"と、僕はふっとキャンペーンを思い出す。
そうだ、これはキャンペーンだ。
今の世の中、こんなに簡単にティシューを三箱も貰えない。
自分の住んでいる所の町名位、伝えたって構わない、その為に失うものなどないのだから。
自分の潜伏先を告げると、オバサンは自らチラシにサササと何かメモを残した。
その後には、【今後、安くなるクレジットカードのご案内】だったけれど・・・、それは申し訳ない。
僕は、クレジットカードの審判さえもらえないような人間なのだ。
自分が一番知っている。
そこは、オモシロオカシク返そうと思って・・・、渾身の力で
【イヤー、僕、恥ずかしいんですけれど、カードは無理ですね、今まで、お金と女の人との付き合い方が分からないまま生きてきたので・・・】
と、名言+笑いを狙って言い返すと。
そのオバサンはクスリともせず言った。
【人生、色々ね】と・・・・・・
それはマニュアルの中にはない、暖かさだった。
僕は、オバサンの目も見ずにそんなスベル言葉を言ったのだが、そのオバサンの言葉を聞かされて、ハッと、オバサンの顔を見てしまった。
勿論、そのオバサンを初めてみる。
知らないオバサンだ。
しかし、そのオバサンの唇には僕の好きな色の口紅がほんのりと。
それは結果論かも知れない。
そのオバサンに、続けて僕はこう言った。
「僕は、乞食みたいな生活していますから、あ、そんな事を言ったら乞食の人の失礼かもしれませんね・・・テヘヘ(笑)」と
オバサンはクスリともしない。
オバサンはこう言った、ガソリンスタンドの中で。
【人間、色々ありますよね、もしかしたらお兄さんは、大昔に、高貴なお坊さんだったのかもね】と
そして、僕がオバサンの目を見ると、ニッコリと笑った。
袈裟をバッサリと斬られた様に呆然としながらもなお、レギュラーガソリンのトリガーをひき、現代社会に銃声を響かせようとする僕に。
【優しい人なのね】と言って、そのオバサンは去っていった。
僕は
「あ!!ちょっと!ちょっと!待ってください!!僕もカードを!!」と言おうとしたけど・・・・
僕には無理な話し。
誰もが着ているそのユニフォームが、なにかの優しさの様に見えて。
そんな時に、僕のレギュラーガソリンはマンタンになって・・・。
車に戻ってキーを回した。
あのオバサンの優しさ、
僕は忘れない。
いつも通りのいつものガソリンスタンドで、非日常的な優しさを感じた。
人は、いつか優しくなれる。
いつでも優しなれると思った。
そんな僕は、オバサンから受け取ったティシューに思い切り射精しようと、GEOで熟女モノのエロDVDを借りる決意をした。
もうひとつ、なんとなく借りた素人モノの若い女優が、そのオバサンの娘だった・・・、なんて事は知らないでおきたい。
そんな男の寂しい夜にはネットリとした歌声、この曲。
古内東子で「OK・OK」
つまらない人間も生きてて大丈夫。
明日の天気は、自分で決められる。
でも、「としました」の意味が分からないっすー!!(+o+)
本当にすいませんm(__)m
数日経って、理解に到達した…………m(__)m