日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『本当に今日は、雨が降っているのか?』

2015-07-03 | 曼荼羅タイト
誰にでもコッソリ泣きたい日がある。

好きな音楽で泣くのがいい。

あの映画のワンシーンとか、言葉では例えられないその匂いでもいい、


何者でも、たまには泣く。


人間じゃなくても、なんでも、五月からポチポチ五月蠅かったハエでも小さな涙を流すんだろう。


僕ら人間は勝手にそれを見ないんだろう。

あまりにも小さな事を見ないんだろう。



でも、僕は騙されないぞ!

どうせお前だって、泣いているんだろう。



こんな風に雨が続けば、そう思う。


誰だって泣いていい、産まれた時点、自分が自分を見られるようになれば、既に自由。


嬉し泣きなら別だけど、どうも今回はそうじゃない。





結局、皆、他人の心配をよそに、優しく緩やかに曲がったステージの海に浮かんだ太陽を見て、『生きてて良かった』とか頭を白くする。


陳腐だけど、それでいい。

泣きたい理由

泣いちゃう理由


そんなものはみつからない。



人間は、言葉に出来ない事に直面したら泣く。

それは、産まれた時から、なんら変わらない。

知らぬ間に一年経ったら、同じ場所に戻って来ているらしいんで。
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