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アメリカ最後のレコード購入 (2018/8/13)

2018年08月25日 00時39分10秒 |  レコード関連
アメリカ生活も、とうとう残り二週間を切りました。日本がお盆休み中の時に我々は以前お世話になった方々にあいさつを、と思いこの週はMI州へ旅立ちました。

途中、Flourence KYのご友人の方に一日お世話になり、その間、得意のHPBへ最後の視察を行いました。


店内はこんな感じです。


こちらが上棚。一枚3ドル以上で高い。今回、このコーナーには面白い物は無かった。


下棚。こちらは投げ売りの1ドルコーナー。だが、しかし、マニア垂涎のレコードがたくさん発掘されました!!



今回確保したレコードは18枚、全て1ドル。

最初はRCAレーベル。
左はエーリヒ・ラインスドルフ指揮、ボストン響のベートヴェンの第六交響曲。
右はランドフスカのバッハ曲集。
どちらも状態はきれいです。


EMIレーベル。
どちらもカラヤン先生。
有名なロシア三人衆とのベートヴェンのトリプル・コンチェルト、右はワイセンベルクとのチャイコフスキーのピアノ協奏曲。


裏ジャケットのカラヤン先生、若い!!


左は小澤さん、右はクレンペラー指揮のモーツァルトの40&41番交響曲。


小澤さんのレコードのラベルが美しい。


黄色いレーベルのドイツ・グラモフォン。
どちらもオイゲン・ヨッフム指揮。
左はマーラーの大地の歌、右はブルックナーの第四交響曲。ここ数年、CD・レコードともブルックナーの音出しは何となく遠ざかっています。


LONDONレーベル。
左はあのベイヌム指揮でヘンデル作曲 王宮の花火と水上の音楽。
右はヴァイオリン独奏・カンポーリのメンデルスゾーンとブルッフのヴァイオリン協奏曲。
どちらも廉価版?と思われるのだが、これらの奏者のレコードを入手出来ると思わなかった。


左はアンセルメ指揮、右はイシュトヴァン・ケルテス指揮のでロッシーニのスターバト・マーテル。


裏ジャケットのケルテスの写真も素晴らしい。


宗教曲関連ということで。
左はシュッツのマタイ受難曲。右はブルーノ・ワルター指揮のモーツァルト・レクイエム。ニューヨーク・フィルなのでモノラル録音と予想。 バッハ以外のマタイ受難曲とはどんなものか、興味津々。


聞いたことのないレーベル。
左はヴァイオリンのローラ・ボベスコ、フォーレのヴァイオリン・ソナタ集。
右はアルド・パリソットのチェロ独奏、ボッケリーニとヴィヴァルディのチェロ協奏曲。このレコードはなんと未開封。最初、$7.99だったのが$2.00になり、ついに$1.00になってしまったようです。


最後に、Westminster
左はショスタコーヴィッチの第一交響曲と黄金時代、右はエリカ・モリーニのヴァイオリン独奏でブラームスのヴァイオリン協奏曲。
モリーニのレコードはモノラル録音ですが、ヴァイオリンの音が生々しく聞こえたのには驚きました。


モリーニの裏ジャケット。年代の割に状態は非常に良好。



というわけで、アメリカ最後に18枚のレコードを獲得。
レジで会計すると、とえるぶナンチャラ
と言われた。「えっ20ドルオーバー?!」と少し青ざめてカード払い後にレシートを確認したところ、12枚分しか計上されておらず、合計$11.45。
10% OFFではなく30%割引になっている。いいのかな、と思いながらもアメリカ生活5年の餞別と考え、このままの数字を使わせていただくことにしました。


おしまい。