http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111020-OYO1T00534.htm?from=main3
記者とのやり取りに中でおこなわれた内容に基づき、少し補足を。限られた紙面の中で表現しているので書ききれませんが、記者は次のことを前提にして(わかっていて)記事を書いています。
(1)津波の危険があれば、高いところにすぐ逃げる。
(2)浮力体を使うのは生き延びるための最終手段だ。
(3)500ccのペットボトル4本で得られる浮力は2kg。よって園児の顔(くびから上)を水上に出すことができる。
(4)浮力体を使った浮き身は練習が必要で、定期的に着衣泳の訓練を行う必要がある。
海辺の施設には、逃げ切れないときを想定して、救命胴衣が配置されるのが理想です。特に津波の最前線で、市民より先に逃げられない職の皆さんは救命胴衣を着用しなければなりません。
ただ、予算的にいつくるかわからない津波に支出が難しい場合、ランドセルや中身が詰まっているかばんに顔を水面に出すほどの浮力があることを教えてください。教育で助かる命があります。記事に取り上げられた兵庫県相生市の私立テレジア幼稚園は、教育をしている点で高く評価できます。